みさき道人 ”長崎・佐賀・天草etc.風来紀行”

■写真ブログ/長崎・佐賀ほか ●風景・史跡・古写真・巨樹・石橋・滝・山野歩き・標石・戦跡 ●江戸期の「みさき道」

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                   龍養寺のスギ   壱岐市芦辺町住吉後触

 郷ノ浦港から国道382号線により勝本方面に向かう。芦辺町住吉神社に着く手前に、国道左側に見える寺が「龍養寺」。参道上にスギの大木が立つ。
 幹囲は4.3m、樹高は20mほど。端正な姿から壱岐の名木に数えたい。

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               祥雲寺の山門(石造)   壱岐市郷ノ浦町牛方触

 郷ノ浦町の中心街から勝本方面へ国道382号線により同町北はずれの「柳田」交差点まで行き、左折して猿岩へ向かう県道59号線に入ると、まもなく右手に「祥雲寺」入口を示す石柱があるので、寺まで坂を下って行く。
 現地説明板は次のとおり。

                  市指定 有形文化財   祥雲寺の山門(石造)
 
   所在地 壱岐市郷ノ浦町牛方触904 祥雲寺  指定 昭和53年3月19日
 寺院の山門としては特異な意匠である。これがどのような考えによって設計されたのかは、伝えも資料等もなく不明であるが、明治42年(1907)に、祥雲寺5代、蓬莱広信和尚(昭和17年没)によって建てられている。当寺ではその翌年に江湖会(こうこえ 曹洞宗で四方の僧侶並びに檀信徒を集めて修行を行うこと)が催され、これを機に建立されたものといわれている。
 石工は布気(ふけ 現 勝本町百合畑触)の茶屋本初蔵(慶応元年生、大正4年没)で、初蔵44歳の年の制作である。用石は俗に布気石と呼ばれる玄武岩である。
 初蔵の作品はほかに柳田触の忠魂碑、住吉神社の石垣、水神社の石燈籠などがある。
 ところで当寺のような石燈籠の上に鯱を載く山門は島内にはなく、おそらく広信和尚の考案であったろうが、これを彫刻した初蔵は、自身の代表作をもって応え、独創性に富んだ山門を築いたのである。それは明治期における壱岐の石工の技術の高さを示す逸品を残すことともなった。
 初蔵は50歳で世を去った。惜しまれた死であったと伝えられている。
   山門の総高 4m75cm
                    平成19年5月     壱岐市教育委員会

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                     猿  岩  壱岐市郷ノ浦町新田触

 郷ノ浦港から国道382号線により勝本方面へ向かう。柳田交差点から「猿岩」への県道59号線に入り、黒崎半島の先端部まで行くと「猿岩」の展望所駐車場に着く。
 山上にも展望台と案内板があり登ってみたが、歩き損。木立が高くなり、伐ってもらわないと展望がまったくきかない。
 半島の先へ回ると「壱岐出会いの村」。観音岩は最後の写真のではないだろうか。
 七夕会壱岐観光情報HP「壱岐ファイル」自然環境編による説明は次のとおり。

 猿    岩  場所 ● 郷ノ浦町新田触  アクセス ● 郷ノ浦港から車で20分

 黒崎半島の先端にある高さ45mの海蝕崖の玄武岩。そっぽを向いた猿にそっくりで、気紛れな自然の造形に驚かされる。壱岐島誕生の神話によると、「壱岐の国は生き島である。神様が海の中でこの島をお産みになったとき、流されてしまわないようにと八本の柱を立てて繋いだ。その柱は折れ残り、今も岩となって折柱といわれている」とある。その八本の柱のひとつが猿岩である。駐車場脇には郷ノ浦町のアンテナショップ「お猿のかご屋」がある。

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                     黒崎砲台跡  壱岐市郷ノ浦町新田触

 郷ノ浦港から国道382号線により勝本方面へ向かう。柳田交差点から「猿岩」への県道59号線に入る。猿岩展望所駐車場に着くすぐ手前に地下要塞「黒崎砲台跡」の入口があり、砲台の穴を上から覗くには猿岩展望所売店横から少し上がる。
 七夕会壱岐観光情報HP「壱岐ファイル」歴史文化編による説明は次のとおり。

 黒崎砲台跡  場所 ● 郷ノ浦町新田触  アクセス ● 郷ノ浦港から車で20分

 猿岩の展望所から1分。昭和3年8月から6年かけて完成。口径41cmのカノン砲二門の砲台で、砲身の長さ18.83m、弾丸の重さ1t、最大射程距離約35km、同じ規模の砲台が韓国釜山と対馬にあったが、ここは一発も実弾を発射することがなかった。巨大な地下要塞であるが、猿岩展望所の売店裏の山道を少し登ると、砲台の巨大な穴を地上からも見ることができる。

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               爾自神社の東風石と石燈籠  壱岐市郷ノ浦町有安触

 郷ノ浦港から国道382号線により勝本方面へ向かう。柳田交差点から「猿岩」への県道59号線に入る。沼津中学校まで来ると、角に「鬼屋窪古墳」の案内標識があり、左折してこの道を行く。
 同古墳までの途中に「爾自神社」の案内標識があり、左の坂道を上がって行くと神社に着く。本殿後ろに割れた東風石が祀られ、石燈籠とともに町指定有形民俗文化財である。
 七夕会壱岐観光情報HP「壱岐ファイル」神社仏閣編による説明は次のとおり。

 爾自神社  場所 ● 郷ノ浦町有安触  アクセス ● 郷ノ浦港から車で20分

 爾自神社の本殿裏に祀られている高さ2.7m、玄武岩の「東風石」。神功皇后が三韓出兵のとき出航の順風を祈ったところ、この石が二つに割れ、そこからさわやかな東風が吹き出したという故事による。さらに江戸時代、平戸藩は朝鮮通信使の接待を勝本浦でおこなった。しかし風待ちで逗留が続くと藩の財政が逼迫するので、必死でこの東風石に順風を祈願したという。東風石前に寄進された石灯篭は「寛文十一」(1671)と刻まれ、お伊勢参りの道中安全祈願と成就の献納だという。

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