みさき道人 ”長崎・佐賀・天草etc.風来紀行”

■写真ブログ/長崎・佐賀ほか ●風景・史跡・古写真・巨樹・石橋・滝・山野歩き・標石・戦跡 ●江戸期の「みさき道」

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                   水神社の連理樹  南島原市布津町乙

 南島原市布津町坂下にある水神社。国道251号線が深江から布津へ入り大崎鼻に曲がって上がる手前に布津新田の橋がある。信号からすぐ右折し、そのまま高台へ上がって行き、飯野小学校や妙法寺を過ぎる。寺の先の集落に四つ角になる道があり、左へ入ってそのままずっと進むと水神社の鳥居へ出る。

 ここは鳥居だけで、社と連理樹は道を回り込んだ先にある。湧水が山手から流れ、社名のとおり水量多い小川が音をたてて側を流れている。飯野のアーチ石橋の上流となる。
 シラカシ・クスノキが根元の繋がった連理となり、これが祀られている。
 Otoji.K氏HP「長崎県の名木」リストの中の説明は次のとおり。

                     布津町坂下・水神社の連理樹

 二本の木の根元が絡み合って結びついているのを連理樹と言う。平成3年、町の天然記念物に指定された。右がシラカシで左がクスノキ。クスノキは樹皮が鱗状になっている。
 案内板によると、鱗状のクスノキは龍(火)、シラカシは防火林(水)の象徴であり、またクスノキは陽(男性)で、シラカシは陰(女性)を象徴するとある。互いに助け合ってという意味だろうか? それとも、表面上は異なるが、その根では癒合しているということか?

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                  布津町に残るアーチ石橋  南島原市布津町丙

 南島原市布津町に残るアーチ石橋は、飯野の眼鏡橋(新川橋)1橋である。嘉永6(1853)年架。公道上の石橋としては島原半島で最古といわれ、町指定文化財である。
 HP「長崎県の石橋を訪ねて」による説明は次のとおり。

 なお、最後の写真は眼鏡橋上流にある水神社。丸桁石橋には縁石に盃状穴が彫られ、再生・豊饒信仰をうかがわせる大変珍しい民俗文化財となっている。
 
 写真 1  第 37 番  飯野の眼鏡橋(新川橋)  南高来郡布津町坂下名 新川
 嘉永6(1853)年 石工 平治兵衛 山石  長さ 7.9m 幅員 2.9m
 公道上の石橋としては島原半島で最古といわれる。殿様道
 欄干の石の大きな隙間や親柱との臍継ぎ手の抜け、また枠石の陥没など危険な兆候も散見される。町指定の文化財であるので何とか補修が出来ないものであろうか。

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                 島原市に残るアーチ石橋  島原市湊新地町ほか

 島原市に残るアーチ石橋は、4橋である。ただし、2006.9.15付島原新聞に記事があった島原市前浜町国道251号線に架かっていた(二軒茶屋バス停横)北川橋は、現在行われている国道の拡幅工事によって埋没されかけていた。
 歩道側のすき間からかろうじて見えた石組みを写すことができた貴重な写真。以前の写真は次HPから。HP「長崎県の石橋を訪ねて」による説明は次のとおり。

 写真  1  第  38 番  新 地 橋    島原市湊新地 内海
  明治3(1870)年  長さ 9.8m  幅員 5.6m
  広馬場の交差点から新地への入口に架かる橋。
  明治に入っての内港に開かれた湊新地の入口に架かる橋。新しい時代になって開かれたこの街に、夕闇迫る頃から人出で賑わったのではないだろうか。橋の袂には猿田彦神が祀られている。塞の神ともいえる。
  欄干の石張りなどが新しいのは昭和24年に改修されたもの。石組の配色がモダンで美しい。

 写真  2  第  41 番  津町の眼鏡橋と理性院のレンガアーチ橋 島原市津町シロミズ川
  明治初期        長さ16.6m  幅員 4.0m
  島鉄の南島原駅を降りて右に歩いていくと内港の奥に見える。
  新地橋に行くつもりが、先に眼鏡橋に目が行ってしまった。内港に架かる二つの橋。島原市内には他にアーチ橋は?

  石造アーチ橋ではないのだが、近くにある弁天山理性院(大師堂)に行ってみよう。「からゆきさん」の施餓鬼供養の玉垣が並ぶ天如院の脇にレンガアーチ橋が架かる。
 スパン1.9m、橋高1.7m。橋面はコンクリートというよりセメント仕上げ。

 写真  3  第 176 番  北 川 橋 島原市前浜町国道251号線に架かる(二軒茶屋バス停横)
  昭和初期といわれる。  長さ 7.5m  幅員 4.6m 
  国道の拡幅工事が迫っている。この橋がどうなるのか確認しなくては。
  友人からの石橋情報を貰う。なんと国道251号線に現役の石造アーチ橋が有るという。友人からのメールには末尾に転載したローカル誌の記事が添付されてあった。
  現地に確認に来て見ると、一部内部に亀裂は見られるものの、スパン3.6m基礎の立ち上がり0.6mに拱矢1.8m拱矢比2.0の堂々とした石橋であった。

 写真  4  第  69 番  天神さんの橋   島原市三会大平原 ハタナカ川
  弘化3(1846)年頃 長さ 3.5m  幅員約1.8m ジゲ石
  諌早からはR251で島原市内に入って三会の先で右側にある天満神社の参道前に架かる。
  河川改修工事で基部はコンクリート護岸の中に入ってしまってます。枠石もしっかりしている。この状態で相等の期間は大丈夫。でも美しいアーチの姿は半減してしまって、ちょっと残念です。
  久しぶりに訪ねてきたら拱環石に、なにやら番号が振ってある。教育委員会の調査の後か?まさか移築の準備ではないだろうかと心配。


            2006/09/15:島原新聞 「こんなところに石橋が!」

 「まさか、こんなところにあるはずもない」と、誰しもが見過ごしてきた大通り国道251号に、今も現役として活躍している石橋がある。場所は島原市前浜町の、通称「二軒茶屋」と呼ばれているバス停のすぐ近く。北川を跨(また)ぐ「北川橋」として架けられたもので、石橋としてはそんなに古くはない、「昭和初期のもの」らしい。
 もちろん近くの住民はそれと気付いていたかもしれないが、民家は国道下に4,5軒あるばかり。「ここに石橋があるよ」と市に教えてくれることもなかったらしく、島原市の石橋リストにはこれまで一度も記載されることはなかった。

 市教育委員会社会教育課によると、現在ある市内の石橋は、広馬場町と湊新地町をつなぐ「新地橋」と、白水川に架かる津町の「眼鏡橋」。あと、小さいもので三会大手原町の天満宮参道の「天神さん橋」の3個のみ。
 1981年に県立有馬商業高校郷土部が調査した『島原半島の石橋』には、安徳町新地の水無川堤防(赤道)にかかる眼鏡橋も記載されているが、これはこのたびの普賢岳噴火災害に伴う水無川改修工事で消滅。旧有明町の湯江川上流、川内地区にも石橋「みづわけ橋」があったものの、同じく普賢岳災害の際、大量の流木が詰まって付近の住家に被害をもたらしたため、撤去された。

 そうした数々の災害にもめげず、しかもあの噴火災害時にも土砂を積んだ大型トラックが日に何十回も往来した国道251号にあって、人知れず縁の下の力持ちとして道を確保していたこの石橋。昭和32年の水害を機にバイパスの新北川が浚渫敷設されたこともあって、水量を十分に掃ける状態にあることが幸いしたらしい。
 いま、隣接する新北川橋の方は国道拡張にともなう改修工事が行なわれており、恐らくは近々のうちに石橋の北川橋工事も着工されることになる。その運命は前例同様、破壊の公算が大きいが、しかし何とか保存できないものか。

 近年、北門から三会に至る国道沿いには大きな店舗が立ち並び、田園風景だった昔の風情が失われつつある。かつてここは島原城の北門を起点とする北目往還(おうかん)の道筋。殿様一行が参勤交代で上京する際には、杉谷村の「お目見え者」が一同この場所に座し、行列を見送ったという記録もある。
 しかも「二軒茶屋」という名のゆかしい地名があり、北川とは別に熊野神社の湧水から引いた水路も流れている。付近にあった水車の動力として利用されたもので、今なお一帯の田畑を潤す水源として活用されている。石橋そのものも、写真で見るように水辺の懐かしい憩いの雰囲気を保っている。

 市社会教育課では、「文化財保護審議委員会にはかってみたい」と話しているが、石橋の文化財的価値の有無だけでなく、歴史的由緒、水路を含めての産業的遺産、町づくりといった総合的視点で検討してもらいたいものである。

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