みさき道人 ”長崎・佐賀・天草etc.風来紀行”

■写真ブログ/長崎・佐賀ほか ●風景・史跡・古写真・巨樹・石橋・滝・山野歩き・標石・戦跡 ●江戸期の「みさき道」

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      長崎の幕末・明治期古写真考 目録番号:6202 A.J.ボードイン他4名 ほか

 HP「長崎大学附属図書館 幕末・明治期日本古写真メタデータ・データベース」などに収録している長崎の古写真について、撮影場所などタイトルや説明文に疑問があるものを、現地へ出かけて調査するようにしている。順不同。

 目録番号:6202 A.J.ボードイン他4名

 目録番号:6290 ボードイン兄弟と甥のロイトル

 目録番号:6291 D.ファン・ポールスブルック公使

 目録番号:6292 出島スタジオのコロエス

 目録番号:6296 出島で撮影された英国軍人
  〔画像解説〕
  イギリスの海軍将校です。椅子の形状から撮影場所は出島です。ボードイン博士が撮影したようです。腰にサーベルをつけ、机上には双眼鏡が置かれています。
 
  ■ 確認結果

 いずれも〔撮影地域:未詳〕となっているが、撮影場所は「出島スタジオ」や庭園。〔撮影地域:長崎〕になると思われる。
 スタジオの造り、テーブル、椅子が同じ物のように見える。

 なお、目録番号:6296「出島で撮影された英国軍人」は、慶應義塾大学 高橋信一教授HP「教育の原点を考える」2008年12月の記事 ”朝日新聞社刊「写真集 甦る幕末」の再評価”が、この作品を次のとおり取り上げている。

 No.197 
   197 ボクサー英国レイホーク艦長
 この写真はキューパー提督の写真ではない。写真No.250の合成写真を参照すれば、レイホース艦長のボクサー提督であることが分かる。

 掲載を略したが、目録番号:6679「戸塚文海(前列右)他2名」にも、同じテーブルが写っている。

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             「陸軍輸送港域標」から見た開戦1年前の伊万里湾

 次は、同標石を調査されている佐世保市の高橋輝吉氏から送られてきた資料。
 「陸軍軍事基地輸送港域伊万里臨時派出所」の概要は、宮地滋氏稿が伊万里市郷土研究会「烏ん枕」第71号平成15年11月1日発行に詳しく掲載されているが、高橋氏の標石調査に関係した部分のみ抜粋する。
 写真は、伊万里市大川内町の青螺山頂(標高620m)にある「陸軍輸送港域第二区標」。

         高橋輝吉氏稿  「陸軍輸送港域標」から見た開戦1年前の伊万里湾

 伊万里湾が佐世保軍港より外れて何10年。昭和15年、開戦1年前、陸軍の波が起こった(前々から所望していたのか)。新兵科 陸軍輸送部隊「暁部隊」。川南造船04艇造りも伊万里にあった。伊万里市郷土研究会「烏ん枕」第71号参照。
 伊万里湾一帯の土地の証しとして、陸軍省は用地標石100本を建てた。現在、残っているのは、佐賀県側=15本(内1本は「特」所)、長崎県側=10本。

 此の内、第二区の第1号は海の中。第一区の第1号は、星鹿の山の中に有り。星鹿には陸軍兵舎有り。黒島にも兵舎有り。星鹿では古老の話しだと、4年生上の生徒は中位の石、煉瓦は高等科、近くの大人は多くの資材を運んだそうです。
 城山には海軍の「聴音機」対潜水艦用。石を運んだ道にも「海」石が有り、第16〜133号。多くの石で城山を取り巻いているのかなー。

 展望台より見えるのは、元寇の島か、向島の7号か、逃の浦の防塁か、血田の陸軍省か(第一区の2号)。青島の岩礁地帯に、島の話しでコンクリートの「柱」有り。若しやと思い行ってみた。双眼鏡で見ると、岸より130mの所。
  陸軍省  第一号(第二区)  陸軍輸送港域第二区標  昭和十五年六月十日

  (資 料) 宮地 滋氏稿 「陸軍軍事基地輸送港域 伊万里臨時派出所について」
    伊万里市郷土研究会会誌 “烏ん枕(からすんまくら)” 第71号 平成15年11月 

  ◎標識と高橋氏                      26〜27頁
 陸軍輸送港域には第一区と第二区の要塞地として標識(石)が設置されている事は前記しているが、現在この標識を探し求められている佐世保市の高橋輝吉氏である。
 戦時中、軍事物資の積出港は全国で、宇品と伊万里の二ヶ所が陸軍輸送港に指定された。伊万里港域を示す標識が第一区四十九平方キロ・第二区は二百十平方キロの区域に約百本の区域標識が建てられている。
 高橋氏は次兄が陸軍船舶工兵として戦死をされている経緯もあるが、文献を求める一方、供養の一環として戦後の記録のない状態で探し求められていた。高橋氏は八年前から伊万里方面に出向き腰岳や大川内の青螺山等の伊万里湾が見える尾根を探し平成十五年七月現在で一三本(高橋氏の最近の話では24、25本)と敷地標識も数本が確認されているし、自身も同行したが、簡単に探し出す事は非常に難しい骨の折れる探物である。
 今後何本の標識が見付けられるかが期待として大きいのは、丁度此の時期に郷土の地区史を残す為資料を集めていた最中に高橋氏と巡り逢ったので参考になった事は事実で有難い事であった。輸送港基地は当地区であり、地元の年配の方に聞き取る以外に方法はないと思っていたからである。

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