みさき道人 ”長崎・佐賀・天草etc.風来紀行”

■写真ブログ/長崎・佐賀ほか ●風景・史跡・古写真・巨樹・石橋・滝・山野歩き・標石・戦跡 ●江戸期の「みさき道」

長崎県の石橋

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           三川内山の早川小学校跡に残る小さなアーチ石橋  佐世保市塩浸町

 平成20年4月12日、佐世保市三川内山の石橋を訪ねた。陶芸の里「三川内皿山」はJR三河内駅手前、国道35号線三川内山入口交差点から右折し、奥の谷間へ入る。
 三川内山の石橋は、「三川内山」バス終点児童公園下の川に残り、すぐ手前の路地から右へ下る。陶石色の見事なアーチ石橋である。

 これと別に私が見かけた小さな石橋は、国道から皿山へ行く中間くらいの所。市立三川内山保育所とバス停がある。この手前右方の3軒の民家へ車道からコンクリート舗装道が下って上がっている。道が小川を跨いでいるので、皿山の帰りに寄って調べてみた。
 写真のとおり可愛いアーチ石橋が残っていた。上にコンクリートが塗られている。左面から見えるが、右面からは拡幅されて確認できない。幅2m、長さ1mほどの小橋。
 礎石や石の組み方からアーチ石橋としてカウントできないかも知れないが、石橋があった報告をしてみたい。

 橋の道は、上の2軒の邸宅の登り口。事情を手前の林田宅へ聞いてみた。この高台は今は家と庭畑となっているが、実は三川内小学校発祥之地「早川小学校跡」である。
 昭和49年2月、創立100周年を記念し山口造園代表取締役山口廣夫氏が寄贈した記念碑があり、早川小学校がここにあったのは、「自 明治十二年三月 至 明治十九年九月」と刻んでいた。左への道奥木立には祠が祀られていた。

 どうやら石橋は、早川小学校創立時に造られた学校正門口の橋のようであり、小さいながら地元三川内山の貴重な歴史を残した橋ではないだろうか。
 なお、最後の2枚の写真は、バス終点の「三川内山案内」と、すぐ近くこれまで紹介されている「三川内山の石橋」。

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       長与インター入口近くでアーチ石橋が見つかる  西彼杵郡長与町高田郷

 西彼杵郡長与町高田郷にも、まだ知られていないアーチ石橋が残っていた。これも「《トピックスで読む》長崎の歴史」の著者江越先生の話から。
 先日、勤め先の大瀬戸歴史民俗資料館を訪ねたとき、長崎市三ツ山町に残っていた「小谷橋」(先項)と一緒に、この長与町の橋のことも聞いていたのだが、私は今、中尾城公園に移築されている「百合野橋」のことと思って、よく聞いてなかった。

 百合野団地入口で現在、JR線路をまたぐ橋が「百合野橋」となっている。もともとアーチ石橋であった橋は、団地へ入って「百合野団地第一」バス停右下にある小さな橋である。
 話の様子が違うので昨夜、先生へ再び確かめた。先生も実際見られたのでなく、この橋は大宮町の道津さんから聞いた話。道津さんが近くをよく歩くので見つけられていたのである。
 幸い道津さんは、私のかつての職場の先輩。電話して場所を確かめ、本日(3月19日)調べに行った。

 場所は、道の尾を通って長与へ行くJR長崎本線沿いの県道33号線。川平有料道路長与インター入口のすぐ手前左側にクリーニング店「洗濯工房」がある。この店裏とJR線路との間に小さな川が東の山手から流れている。
 壊れかけた石橋が、店裏のコンクリート壁にへばりつくように残っている。線路側は水害により上石が流されているようだが、骨組みはしっかりしていて、アーチの形を完全に残している。

 脚立で橋まで降りる。上流側の中央切石に「明治四十四年二月築造」と刻んでいた。橋名がもしやとして下流側へ回ったが何もなかった。長さ5m、幅員4mくらいの橋。
 店の家人に聞くと、昔は橋の高さで脇に旧家があり、県道が通っていた。今の県道が高くかさ上げして造られたため、敷地を高く上げて現在の店を作っているそうである。
 うまい具合に列車が通った。壊れかけているが、いつまでも残ってもらいたい市近郊のアーチ石橋である。

 なお、最後の写真2枚は、中尾城公園文化ホール下へ移築されている「百合野橋」と、「百合野団地第一」バス停下の現在の橋。

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                  川棚町に残るアーチ石橋  東彼杵郡川棚町

 東彼杵郡川棚町に残るアーチ石橋は、3橋である。九州のマッターホルンと呼ばれる虚空蔵岳のいずれも登山口。石木ダム建設計画があり、2橋は水没する可能性がある。
 HP「長崎県の石橋を訪ねて」による説明は次のとおり。

 写真  1  第   7 番  勘 蔵(かんぞう)橋   川棚川の支流、岩屋川の権現下流の野面のアーチ橋(虚空蔵山岩屋コースへ)
  大正初期            長さ 6.0m  幅員 3.0m
  佐賀塩田の八天神社で御神橋の写真を撮っていたら、参拝者の方が、「俺のところにもアーチ橋があるぞ、自然石で小さいけど良い橋だ。見に来い」と場所を教えてくれた。
  岩屋権現の下手に確かにその橋はあった。美しい橋だ。石木ダムが建設されれば水没してしまう。
  周囲の景観ともマッチして、下流の川原橋も良い橋だが、この橋は野趣さえ感じられる。折角、石木まで来たのなら、この橋も是非見てもらいたい。
  〜川棚町教育委員会の谷口氏に橋名を教えていただいた。

 写真  2  第  96 番  川 原(こうばる)橋(上石木眼鏡橋)  川棚町岩屋郷
  大正6(1917)年       長さ 9.3m  幅員 3.4m(現況は拡幅されている)
  虚空蔵山登山ルートの別れ道手前の県道に架かる。
  明治27年に木橋が架けられ大正6年に現在のアーチ橋が架けられた。設計は辻蔵一氏、石工は松本修蔵・堀川金之十氏。(川棚町史から)
  〜川棚町教育委員会の谷口氏に橋名を教えていただいた。

  波佐見の帰りに立ち寄ったら、こんな看板が立っていた。石造アーチ橋を文化遺産と呼んでいただけるのは嬉しいが、石木ダム建設問題が、ここまで拗れていて、今後のことを考えると単純には喜べない。

 写真  3  第 101 番  山 川(やまご)橋   川棚町木場郷
  年代は不詳           長さ 5.4m  幅員 約2.4m
  西肥バス上木場バス停の先、右側、木場川に架かる。
  〜川棚町教育委員会の谷口氏に橋名と場所をメールで教えていただいた。

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                 東彼杵町に残るアーチ石橋  東彼杵郡東彼杵町

 東彼杵郡東彼杵町に残るアーチ石橋は、3橋である。玉簾橋は龍頭泉のある千綿渓谷の最初の滝、玉簾滝すぐ先。花房橋はJR千綿駅先の駄地郷交差点から右折し、花房温泉へ行く道の途中にある。大音琴橋は東彼杵の町中を過ぎ川棚近く、大音琴バス停から右折し谷間の農村公園手前に架かる。
 HP「長崎県の石橋を訪ねて」による説明は次のとおり。

 写真  1  第 124 番  玉 簾 橋     東彼杵町千綿渓谷(竜頭泉)
  昭和33年以前        長さ 19.5m  幅員 4.9m
  径間13.5mの石橋が渓谷に架かる。
  景勝の地、千綿渓谷の玉簾(たますだれ)の瀧の、すぐ上流に架かる橋。竜頭泉や侃美術館に行く途中にある。足をとめて欲しい。
  この道は旧千綿村の村道であったが、竜頭泉の観光客の増大から昭和33年12月に県道となり幅員4.0〜8.0mの範囲で拡幅工事が着手された。県道になった時点では橋があったとのことで架橋年は現時点で不明。
  【ガイド】国道34号線千綿宿郷から竜頭泉への案内板に沿って県道を上る。渓谷を横断する大きな橋はここだけ。

 写真  2  第 151 番  花 房 橋     東彼杵町瀬戸郷(千綿川支流)
  不明だが明治末期〜昭和初期と思える。 長さ 10.0m  幅員 約5.0m
  新しく温泉が出た花房温泉の奥の町道に架かる。
  国道34号線から千綿渓谷線に入り、高速の高架の先から右折。昭和橋を渡って道なりに登る。牧本建設(花房温泉)の先になる。
  〜県の河川課川内係長の情報で彼杵町歴史民族資料館の方から教えていただいた。

 写真  3  第 125 番  大 音 琴 橋   東彼杵町大音琴郷
  年代は不明          長さ 9.0m 幅員 4.1m
  町道大音琴1号線に架かる。
  橋の隣は、大音琴農村公園。この日は近くの方がゲートボールで楽しまれていた。ご老人達も「子供の頃から有った」とだけで、架橋年はご存知なかった。
  役場の土木課に伺ったら、橋梁台帳に載って入るが、やはり架橋年は不明。
  【ガイド】国道205号線の農協の大音琴支所から入る。大音琴農村公園手前。

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             波佐見町に残るアーチ石橋(3)  東彼杵郡波佐見町

 東彼杵郡波佐見町に残るアーチ石橋は、15橋である。ただし、飛瀬の水路橋は石造アーチ橋としてカウントしない。5橋ずつで3項に分けた。
 なお、写真13の湯無田陶山神社入口のレンガ橋は、現在、中尾宅の入口となり、切石には「伊東橋」と刻まれていた。
 波佐見金山跡は http://blogs.yahoo.co.jp/misakimichi/34953760.html を参照
 HP「長崎県の石橋を訪ねて」による説明は次のとおり。

 写真 11  第 156 番  松ノ木川内橋      波佐見町村木郷(不動佐川)
  明治末期〜昭和初期      長さ  4.0m  幅員 2.4m(現在は拡幅)
  旧村木分校裏手。不動佐橋の下流にあたる。拡幅されていて通っただけでは判りにくい。
  〜県の河川課川内係長の情報で波佐見町文化財保護係の坂本氏から教えていただいた。

 写真 12  第  92 番  中尾山レンガ橋(仮称)  波佐見町中尾郷 中尾山入口
  大正時代(推定)        長さ 約4.0m  幅員 約3.5m
  中尾山の窯元から降りてくると左手に見える。
  陶芸の里らしく、窯で使われたものらしい赤レンガのブロックで組んだアーチ橋。要の石だけは切石が使われてアクセントになっている。
  〜波佐見町教育委員会社会教育課山口係長から教えていただいた。

 写真 13  第  93 番  湯無田陶山神社入口のレンガ橋(仮称) 波佐見町湯無田郷
  大正時代(推定)        長さ 約4.0m  幅員 約4.5m(拡幅)
  湯無田郷から中尾に向かう旧道の陶山神社の前になる。
  陶芸の里らしく、窯で使われたものらしい赤レンガのブロックで組んだアーチ橋。要の石だけは切石が使われてアクセントになっている。中尾山入口の橋と共通の特徴が見られる。
  〜波佐見町教育委員会社会教育課山口係長から教えていただいた。
  (註 要石に「伊東橋」と刻まれていたため、HPでは仮称から橋名が変更された)

 写真 14  第  94 番  中尾山陶源橋(いわんした橋) 波佐見町中尾郷
  大正時代(推定)        長さ 約5.0m  幅員 約4.5m(拡幅)
  ひらがなの橋名を見た時は桃源郷かと思いました。
  中尾山の奥に向かって、左側が橋面を拡張してあり、左側がアーチ自体を拡幅している。左の上流側から覗いたたら、アーチの1/3程が拡幅しているのが判る。
  もともとは岩下(いわんした)橋であったが、開発事業でネーミング募集をして現在の橋名になったとの事。
  〜波佐見町教育委員会社会教育課山口係長から教えていただいた。

 写真 15  第 175 番  中川内の橋(川内川上流部の橋) 波佐見町川内郷中川内橋から支流に入る
  明治期から昭和初期      長さ 7.5m  幅員 2.9m 
  川内川上流に架かる中川内橋を渡って上流の右手に入る支流に架かる。
  1986年に波佐見町が調査した資料を基に、再度現地を歩いて出会えた橋。4年前には消失してしまったと早合点していたのだが、諦めきれずに捜し歩いた。
  蔓などで橋の姿が見えないが、現地で確認した姿はすばらしい。周辺の景観に溶け込んだ良い石橋だ。こんな石橋がもっと眠っているのではと思えば彷徨い歩くのも楽しい。

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