みさき道人 ”長崎・佐賀・天草etc.風来紀行”

■写真ブログ/長崎・佐賀ほか ●風景・史跡・古写真・巨樹・石橋・滝・山野歩き・標石・戦跡 ●江戸期の「みさき道」

長崎の巨樹・名木 (壱岐・対馬)

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

                  壱岐安国寺のスギ  壱岐市芦辺町深江栄触

 足利尊氏・直義兄弟が、暦応元年(1338)頃から約10ヵ年にわたり、平和を祈願し、元弘以来の戦死者の菩提をとむらうため、全国六十六国二島に一寺一塔をつくった。壱岐安国寺はその1つである。
 安国寺は、芦辺町の南にあり芦辺港から県道23号線により行く。印通寺港からなら原の辻遺跡を通り、同県道により行く。

 境内に樹齢1000年とも言われ、形が美しく今も樹勢が良い大スギがあり、県の天然記念物に指定されている。
 長崎県HP「長崎県の文化財」による説明は次のとおり。

                   壱岐安国寺のスギ  県指定天然記念物

  指定年月日 昭和43年12月23日  所在地 壱岐郡芦辺町深江栄触464
  所有者 安国寺
 指定のスギは壱岐で名高い安国寺の本堂の前に高くそびえているもので、目通り幹の回り6m余り、根回り10m、樹高25mほどあり、樹形はスギの特徴をよく現して、まことに端正でスマートである。このスギの樹上、高いところに、オオバヤドリギが寄生している。
 スギはスギ科の常緑針葉樹で、日本特産。中国のほか、ヨーロッパやアメリカにも日本から早く渡っていった。日本の樹木のうち最も高く生長し、世界の樹木のうちでも長命のものとして名高い。

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

イメージ 7

                椿山神社のイヌマキ  壱岐市芦辺町箱崎中山触

 芦辺港から右方の県道23号線へ出て左折。国分方面へ少し向かうと、すぐ左手にあるのが「鏡山神社」である。
 イヌマキは社殿前の広場左側に立ち、神社周りの林にもイヌマキの大木が数本あった。
 芦辺町「芦辺町史」昭和50年刊、第9章芦辺町の文化財972〜973頁による説明は次のとおり。町の未指定文化財。

               椿山神社のイヌマキ  箱崎中山触  鏡山神社所有

 暖かい地方の山村に自生している常緑高木で、枝は広がり老木ではしばしば下に垂れている。樹皮は灰白色で、浅い縦裂ができ薄片となって落ちる。葉はへんぺいな線形又は皮針形で、先端は鋭くとがり全緑で皮質表面は深緑色、裏面は淡緑色であり中央の葉脈が隆起している。雌雄別株で5月に開花する。マキは材として、床柱など建築器具用として広く利用されている。
 鏡山神社のマキは雄株で、樹形はあまりよくないが、樹齢においても大きさにおいても壱岐のマキの中では最大のものである。
  目通り  3.60m

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

                  龍蔵寺のイチョウ  壱岐市芦辺町諸吉触

 芦辺港から左方へ芦辺大橋を渡り、県道23号線により郷ノ浦方面へ向かう。大橋の先の2つのトンネルを抜け、しばらく行くと右手にある寺が「龍蔵寺」である。
 イチョウは、本堂左横の建物の裏手となる墓地内に立つ。
 観音堂の前にはイブキもある。地上1mのところから4つの大枝に分れている。またこの木はビャクシン(イブキと同種)の大木で、直立した木の上に針状の葉のみもつイブキである。木の姿勢もよく樹相mも美しいらしい。
 芦辺町「芦辺町史」昭和50年刊、第9章芦辺町の文化財969〜970頁による説明は次のとおり。町の未指定文化財。

              龍蔵寺のイチョウ  壱岐市芦辺町諸吉触  龍蔵寺所有

 イチョウは、落葉性の大高木。…このイチョウは龍蔵寺の墓地の一角に高くそびえ、木は相整って堂々と立ち、無傷で素直に生育してきたことがうかがえる。またこのイチョウは雌株で樹上高いところから、大木およそ30個余りのイチョウ特有の乳柱の垂下するのがみられ、秋には種子(ギンナン)をつける。
  目通り幹囲 5.40m

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

                 勝本のハイビャクシン群落  壱岐市勝本町東触

 郷ノ浦港から国道382号線により勝本町へ行く。勝本町の中心から勝本港へ出て右方へ進み、串山半島の峠を越して串山海水浴場に向かう。
 天ケ原海岸へ出た所に「壱岐の土台石」の断崖がそびえ、辰の島の指定地と一帯をなした串山半島の「勝本のハイビャクシン群落」がある。
 長崎県HP「長崎県の文化財」による説明は次のとおり。

                 勝本のハイビャクシン群落  県指定天然記念物

  指定年月日 昭和26年7月3日  所在地 壱岐郡勝本町東触  管理責任者 勝本町
 ハイビャクシン(裸子植物、ヒノキ科)は海岸の崖地や砂地に生ずる。その分布は朝鮮半島南部の数個所のほかは、対馬上島の北部と東部の海岸、壱岐北部の辰の島、若宮島、名鳥島、串山半島、上五島の美良島、ほかに福岡県と佐賀県に1個所ずつ生育するだけである。全分布はほとんどは長崎県内にある。
 天然記念物の指定地は、上記の辰の島(国指定、別記)のほか、名鳥島、串山半島の自生地をふくむ。風当たりが強くて他の植物が生じ難い崖地に、一面に広がって群落をなし、あるいは砂浜の上部にハマゴウと混生して広がっている。通常はスギの葉のような針葉だけであるが、まれにヒノキの葉のような鱗葉をまじえるものもある。幹は地面をはい、全長10m以上に達することもある。他県ではほとんど見ることができない植物である。

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

イメージ 7

イメージ 8

イメージ 9

                壱岐報恩寺のモクセイ  壱岐市勝本町本宮東触

 郷ノ浦港から国道382号線により勝本町へ向かう。勝本町へ入って亀石交差点から左折、湯ノ本を通る県道231号線を「浦海漁港」入口までかなり北上する。ここに「報恩寺」への案内標識があり、標識の道を行くと寺へ着く。
 国道382号線からなら、歴史公園「壱岐風土記の丘」の先から左折。途中はまっすぐ道を進むと、県道231号線に出合う前に報恩寺へ着けないことはないが、標識がなくわかりにくい。
 長崎県HP「長崎県の文化財」による説明は次のとおり。

                  壱岐報恩寺のモクセイ  県指定天然記念物

  指定年月日 昭和35年11月24日  所在地 壱岐市勝本町本宮東触1170
  所有者 報恩寺
 モクセイは中国原産のモクセイ科の代表樹で、鑑賞用のため広く庭に植えられる。葉は堅く、先のとがった長円形で長さ数cm。秋になると葉のつけねに小さい花が密集してよい香りを放つ。花は深く裂けた四弁花である。
 花の色の純白のものをギンモクセイ、赤黄色のものをキンモクセイ、淡黄色のものをウスギモクセイとして区別する。報恩寺のはウスギモクセイである。樹の高さ9.30m、幹の回り1.75mもあって、モクセイとしては珍しい巨樹である。

 なお、勝本町「勝本町史(上巻)」昭和60年刊、第八編文化財679〜670頁によると以下のとおり。
 また、同19頁「△勝本町の名木巨樹(壱岐の植物・品川鉄摩・1983年)」には、「報恩寺のクロマツ」もあげているが、これはどの木か。石塚の上に小さなマツしか見あたらなかった。

 …本幹は地上3.5mの高さから、3本の大きい幹枝に分かれ、樹高約9.4m、目通り幹囲1.75m、根囲り2.75mをかぞえ、モクセイとしては珍しい巨樹であり、ウスギモクセイとしては全国で最大のものである。
 昭和53年9月15日、壱岐島を直撃した台風18号のため倒壊したが、翌16日復元作業を完了した。その折に、石塚の上に根付いていることが判明した。現在、樹勢は旺盛である。


.
みさき/michito
みさき/michito
男性 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

過去の記事一覧

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

数量限定!イオンおまとめ企画
「無料お試しクーポン」か
「値引きクーポン」が必ず当たる!
CMで話題のふるさと納税サイトさとふる
毎日お礼品ランキング更新中!
2019年のふるさと納税は≪12/31まで≫

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事