みさき道人 ”長崎・佐賀・天草etc.風来紀行”

■写真ブログ/長崎・佐賀ほか ●風景・史跡・古写真・巨樹・石橋・滝・山野歩き・標石・戦跡 ●江戸期の「みさき道」

九州(熊 本 県)

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                       峠の岩清水  宇城市小川町東海東

 熊本県HPの地域発 ふるさとの自然と文化による説明は、次のとおり。甲佐町から県道105号により宇城市小川町へ出た。小川町に入ったすぐ下りにあった難所 峠の白石野越「峠の石清水」。

      峠の石清水

所在地  宇城市小川町東海東
利用案内 駐車場 約15台分  トイレ あり
解説   
   隠れた名水「峠の岩清水」
こんなところにあります・・

 小川町の東端に、美里町へ通じる標高300mの白石野越と呼ばれる峠があります。小川町の中心部からおよそ9Km、かつては長崎や鹿児島、遠くは異国とも交易があった港町として栄えた小川町と、矢部や五家庄などの九州の中央部とを往来する物資の重要な要衝となっていた峠です。その峠からおよそ500m下った小川町舞鴫(もうしぎ)地区蕨野(わらびの)に、「峠の岩清水」があります。標高265m、県道105号線の急カーブ脇にあり、花崗岩質の大きな岩盤の裂け目からこんこんと湧き出す清らかな水は、古くから地元では「出水さん」と呼ばれ、枯れることなくここを通る旅人ののどを潤わせてきました。昭和30年に発足した舞鴫地区住民でつくる「蕨野岩清水保存会」が、平成6年度に地下に浸透していた分をコンクリートで固定するなど周辺を整備しました。現在の湧水量は日量40t程度で、湧水を溜桝(ためます)にため、3本の水道管に流す工夫がしてあります。

「峠の岩清水」とは

 峠一帯から出る水のうち、谷を一つ隔てた場所は石灰岩地帯で比較的水質が悪い硬水しか出ませんが、この「峠の岩清水」とその近くを流れる舞鴫川の水は軟水の水質です。これは、両者の水源や水脈が異なっているからで、近くをボーリングしても硬質の水しか出なかったそうです。「峠の岩清水」の場合は、断層によってできた岩盤の裂け目を流れてきており、、石灰岩地帯を通らずにわき出ているようです。中央構造線の近くで、断層も多くあるため、水源や水脈は特定できないようです。年間を通して水温は15度、お茶やコーヒーに用いると大変まろやかでおいしくなるとか、炊飯用にすればご飯がおいしくなるといった評判から、飲料用として地元住民は無論のこと、遠く県外からもポリタンクを持って清水を汲みに来る人が後を絶ちません。平成9年度には、「肥後の水資源愛護賞」を受け、毎月1日と15日は「水の愛護日」として保存会が清掃活動を行っています。駐車場も整備され、すぐ横には休憩所「峠の茶屋」や、公衆トイレを完備しています。

美観・見どころ

 「峠の岩清水」に至るまでの蕨野の道沿いには、高く積み上げられた石垣や棚田があちこちに見られ、平成6年度には県農村景観コンクールで「美しき村賞」を受賞しました。この蕨野を含む舞鴫地区は80戸ほどの戸数ですが、住民活動が大変盛んなところで住民の手植えによる道路脇のヒガンバナは総延長5Kmにも及びます。真っ赤な花がさす9月には、清水を汲みに来る人影も一段とふえます。また、舞鴫地区には文殊菩薩を祭る文殊三名堂の一つ「舞鴫文殊堂」があり、西の太宰府として合格祈願に参拝する人も大変多い場所です。さらに、舞鴫地区を4Km程くだり、県道32号線を右折するとすぐに塔福寺が見えます。室町時代の元寇で活躍した竹崎季長の菩提寺であり「蒙古襲来絵詞」(もうこらいしゅうえことば)の模写が展示されています。

参考文献
 『熊本の街道と峠』 熊本日日新聞社 1980
 小川町史編纂委員会 『小川町史』 小川町 1979

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                       和田内の刎  甲佐町田口 緑川

 サイト「近世以前の土木・産業遺産」熊本県リストによるデータは、次のとおり。県道38号を南東に辺場交差点まで行き、緑川の田口橋を渡る。このあたりが甲佐町田口の和田内で、堤防道路を下流側へ1.5km進む。
 写真の竹林や木立のところに「和田内の刎」の石積み跡が残るが、今はブッシュ化して確認できない。この場所には以前に畑があり、地元の識者に現地案内してもらい私はやっとわかった。遠景の山並みも対比。

      和田内の刎 わたうち
(上益城)甲佐町 緑川 石水制 江戸期? 町教委 放置保存→ブッシュ化 4 C

 「和田内の刎」資料は次を参照。

・甲佐町教育委員会「緑川治水・利水関連遺跡」写真 (10年前位?)
・東海大学「緑川絵図の地理学的考察」 110頁  www.dobm.u-tokai.ac.jp/kiyou/ronbun2013/10_suzuki.pdf

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                     沈み塘(しずみども)  甲佐町・美里町 緑川

 サイト「近世以前の土木・産業遺産」熊本県リストによるデータは、次のとおり。甲佐小学校角から県道105号により緑川の「中甲橋」まで行く。橋の中央が甲佐町・美里町境。中央橋脚の下は中州状となっており、古い石積みが見える。これが「沈み塘(しずみども)」跡と、甲佐町教育委員会に聞いた。
 やや上流に見える石積みは、国土交通省河川工事事務所の近年の工事らしい。 

      沈み塘 しずみども
(上益城)甲佐町・美里町 緑川(中甲橋)下の中洲 石導流堤 (カマボコ型) 長160m, 幅最大25m 戦国末期〜江戸初期 町教委/大本照憲 下流側に自然堆積砂州が延びている 加藤清正の可能性/右岸側の轡塘と一体的に機能していたと推測される 2 B

      沈み塘 しずみども
(上益城)美里町・甲佐町 緑川、津留川合流点下流側 石導流堤 (カマボコ型) 長160m, 最大幅25m 戦国末期〜江戸初期 甲佐町教育委員会/大本照憲 下流側に自然堆積砂州が延びている 加藤清正の可能性/緑川、津留川の合流部移動に伴う流水処理。右岸側の轡塘と一体的に機能していたと推測される 2 B

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                      甲佐の轡塘(くつわども)  甲佐町仁田子

 サイト「近世以前の土木・産業遺産」熊本県リストによるデータは、次のとおり。甲佐小学校角から県道105号により緑川の「中甲橋」手前まで行き、堤防道路を下流側へ戻る。右手にやがて仁田子集落があり、斜めの並木道が見える。これが昔の堤防らしい。
 現在の堤防道路と昔の堤防並木道の間は、一段低い三角形の原となっており、ここが「甲佐の轡塘」と言われる越流堤と遊水地とそれを囲む本堤があった跡と、甲佐町教育委員会に聞いた。排水部は現在の状態に改修されているのではないか。 

      甲佐の轡塘 こうさ、くつわども
(上益城)甲佐町 緑川 土堤防(霞堤) 天正16(1588)以降 大本照憲 機能は終えているが、排水部は残る 加藤清正/河道内遊水による合流点処理(緑川と津留川の合流地点下流部)=越流堤と遊水地とそれを囲む本堤の組み合わせ 3 B

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                     麻生原のキンモクセイ  甲佐町麻生原

 熊本県観光サイト「なごみ紀行 くまもと」による説明は、次のとおり。国道443号有安交差点から西に安津橋を渡る。緑川沿いの町道に入り、麻生原堰を見ながらマミコゥロードの大橋近くなると、左手に上がる案内標識がある。坂を登り麻生原集落内の観音堂横にこの木はある。駐車広場のタブの木?も大きかった。

      麻生原のキンモクセイ

所在地 上益城郡甲佐町麻生原664
施設説明
 このキンモクセイは、麻生原居屋敷観音の境内にうっそうと茂った大樹で、昭和9年12月、国より天然記念物に指定されました。樹高18m、目通りの周り約3mの大きさで、地上より約4mのところで3支幹にわかれています。その北側の枝が最も多く、枝張りは東北に9m、西方と南方に約8m、北方は11mに達しています。毎年秋の彼岸頃に2回花を咲かせます。花は黄色で香気が強く、花期には対岸の糸田まで香が漂います。開花時期は9月下旬〜10月下旬です。


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