「らりるれろ」通信 Remark On The MGS

考察系です。ゲームとちょこっと映画です。よろしくお願いいたします<m(__)m>。

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お知らせ


「らりるれろ」通信 Remark On The MGS を訪れてくださった皆様、
ありがとうございます。
miskatonic_mgs_bの友人Jです。

2017年10月3日 miskatonic_mgs_b が永眠いたしました。

9月29日に緊急入院し、あっという間の5日間でした。
乳がんが肺に転移してしまっておりました。
あまり苦しまなかったものの、
残された時間があまりに短く、
皆様にご挨拶をする暇もありませんでした。
Wi-Fiに加入して病室にPCを持ち込み、書き込みなどするつもりでしたが、
かないませんでした。


他にもいろいろな創作活動やオンライン活動をやっていた彼女ですが、
中でもこのブログは彼女にとって一番大切なものだったと思います。
友人の私にも、いつも交流しているみなさんの話をしていました。
私がブログ自体は拝見していない方々の家族構成や好みまで知ることができるほどでした。
記事を書くと、真っ先に私に見せてくれました。
聡明でサービス精神にあふれた彼女にはこのブログがとても合っていたのだと思います。


最近はオンラインゲームの実況にはまっていましたが、そのことも記事にするつもりだったかもしれません。
最後に一緒に見たのは8月22日・歌舞伎座での「野田版・桜の森満開の下」。
イヤホンガイドで野田秀樹の解説を聞いていたので、その記事も構想していたかもしれません。

「トランスフォーマー・最後の騎士王」は楽しみにしていましたが、体調不良のため見に行くことはかないませんでした。


「野田版・桜の下の満開の下」。
隣に和服マダムが、1幕半分くらい寝ていて、途中でポツリ「きつい」。
そして幕間に「わけが解らない」と宣う(笑)。そして、その隣の旦那様ららしき人とともに2幕は席に戻ってはこなかった(笑)。
ギャグみたいだなと思ったw 
(Twitterより)


そうやって途中で帰る人もいる反面、カーテンコール、スタンディングオベイションもある。
野田秀樹のテリトリーではあまり見ない光景。
歌舞伎座カオスでちょっと笑うw 
(Twitterより)


七之助は最後の辺りはかなりきれいだったが、今回の野田版はマナコ(猿弥)が目立ちすぎてバランスが悪い。
つまり耳男(勘九郎)があまり目立ってない訳だけど、2幕は頑張っていたが、勘九郎ならではの個性は感じにくかったな。
まぁ、耳男は作者である野田秀樹が演じたのが最強だろうけど。 
(Twitterより)


歌舞伎役者は感情を付加する芝居、をあまりやりつけてないんだろうな、と思える感じで、勘九郎がそこを付加できればよかった。
最期の方は、故・勘三郎を思い起こさせる感じで、勘九郎はちょっと役者としては生真面目で堅い印象があったのだけど、結構しなやかな感じも行けるんだなって思った。 
(Twitterより)


イヤフォン・ガイドで「よく考えるとよくわからない芝居」と言われる、と、野田本人が語ってたのが笑えるw
この芝居は国譲りの神話とか結構内包しているので、今思うと、のちの「エッグ」なんかと共通する題材でもあるね。 
(Twitterより)


「贋作・桜の森〜」とあんまり変わってないと見ている時は思ったが、帰って「贋作・桜の森〜」を見返すと、結構違うんだなと思った。
見ている間は「野田版・桜の森〜」の方が平易にしているとは思ったんだけど、かなり削ってシンプルな感じにしているね。
 (Twitterより)



ゲームと映画とスポーツ観戦とおいしい食事と大きな犬が大好きな人でした。
楽しむことがとても上手な人でした。


このブログを見に来てくださった皆様にmiskatonic_mgs_bに代わり御礼申し上げます。
今までありがとうございました。

このまま、できる限り残しておきたいと思いますので、時々訪れて過去の記事を偲んでやってください。




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    最後に撮った写真です。新しい歌舞伎座。

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とりあえず、かなり前にゲーム編も記事を書いたんですが、
今回は、今年の初めに発表されたIGNが選んだTOP10を参照します。
一番怖い、って話になった時は、趣味なんかでチョイスが変わってくるとは思いますがwww



1. Silent Hill 2
2. Amnesia: The Dark Descent
3. P.T.
4. バイオハザード HD REMASTER
5. エターナルダークネス 〜招かれた13人〜
6. 零 紅い蝶
7. DayZ
8. Outlast
9. Enemy Zero
10. Dead Space


以上がIGNのチョイス。
文字に色がついているのが日本産タイトル。
やはり、ホラーになると、日本産のゲームは強いですね。半分が日本産ゲームwww
では以下解説www





9位 エネミー・ゼロ。

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                      1996年にしてはグラフィックもかなりきれい。



これは個人的に怖いと云うより難しいゲームと云う印象。
1996年、セガサターンで発売。
何故難しいか?と云うと、敵が全く見えないゲームだからwww
音で敵の位置を判別するのだけど、敵に囲まれると、いったいどこから来ている敵が一番近いのか????
を判別するのが至難の業wwww
右、左、前、後ろで、音が違うのだけど、それが混ざる上、
近い敵の音は聞こえる速度(間隔)が速くなる。
ピンピンポンパンピピピ!ポポポン!ぐあーーーーー!(一番近いモンスターの声)と、訳が分からなくなるw
かなり集中していないと死ぬのは必然w 
敵を倒すチャンスは一度しかないため、やり直しはきかない。よって緊張感はかなりなもの。
設定は映画「エイリアン」ライク。宇宙船の中で、エイリアンと格闘する系。
セーブ回数にも上限があるため、考えてセーブしないと手詰まりになると云うのも
難易度を上げている一因。
セガサターンでしか発売されていないため、
今、高スペックのハードでリメイクすればかなり面白いと思う。
が、メインクリエイターが故人なので、権利関係が難しいんじゃないかな?
しかし、それくらい、ゲーム性は独特で特異。当時のゲームでは画期的。
今でも類似ゲームはないんじゃないかな?
でも、個人的には怖くはなかったかなw
音楽がマイケル・ナイマンだったりと、変なところでマニアックw
クリアすること自体が難しいゲームですが、一応クリアはしましたw




6位 零 紅い蝶

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カメラで写真を撮ることで霊を撃退する「零」シリーズ第2弾(通算としては3作目)。2003年発売。
これは過去記事に書いてあるので、トラックバック先を参照してください。
和風ティストのホラーゲーム。
ちなみにシリーズ最新作は、Wii Uで2015年に発売された零 濡鴉ノ巫女」





4.位 バイオハザード HD REMASTER

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はい、云わずと知れた、この手のゲームのエポックである「バイオハザード」第1作目のリメイク。
初代「バイオハザード」は初代プレイステーションで1996年発売。
このソフトは2002年にゲームキューブで発売になったリメイク版を、
2014年にPS3/XBOX360でリマスターして発売したもの。
ちなみに、翌年2015年には次世代機であるPS4クラスのハードでもリマスターされて発売されています。
1996年の初代版とどう違うかと云うと、
グラフィックが強化され、ゲーム性を一部見直しています。
シナリオも見直されており、キャラが増えるなど、ストーリー面も強化。
これは結構怖いです。
初代は難しいって感想が強いんですが、それはグラフィックがしょぼいってせいもあるwww

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                             昔のはこんなんよw
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血まで四角だしw



リメイクはグラフィックが強化されている上、無駄に怖い演出がwwww
長い階段を下りていくのが単純に怖かったり、
変な声がカギのかかった扉の向こうから聞こえたり( ;∀;)。



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                     同じシーンを並べてみましたw下がリマスター。


追加されたリサ・トレヴァーのエピソードは怖いけれど悲しい。アンブレラ社の非人間性にぞっとする。
初代を手掛けた三上真司ディレクターが久々にディレクションした作品で、
「やっぱりバイオは三上さんだな」と思わせられる作品。
ちなみに現在は三上氏はカプコンを退社しているので、今後「バイオ」に関係することは、
残念ながらないと思われ。
そう云えば、本作には、敵が見えないと云う「インビジブル・モード」と云うのがある。
これは「エネミー・ゼロ」と違って、敵の出現位置を憶えればなんとかなるが、
「エネミー・ゼロ」よりスペックのいいハードであるため、「エネミー・ゼロ」よりも当たり前だが細かいw
これだけ見ていても「エネミー・ゼロ」を高スペックハードでリメイクできれば
やはり面白くなったと思うw

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                        ちなみのこれはバイオ6のグラwww

                     バイオハザードの歴史を振り返る動画w


もう少し詳しい歴史。少し時間が長めw





3.位 P.T.

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メタルギアシリーズ小島秀夫監督と、映画監督のギレルモ・デル・トロが組んだホラーゲーム。
2014年の夏に、いきなり予告もなしに体験版が無料配信された。
実は、小島監督の所属するコナミの代表作の一つであるホラーゲーム「サイレントヒル」シリーズ
新作であったことが体験版をクリアすると解るようになっている。
ちなみにタイトルの「P.T」とは「Playable Teaser」と云う意味である。
しかし、この企画は翌年、小島監督がコナミを退社したことにより頓挫する。
よって、体験版しか存在しない(現在は配信されていない)。
内容は、同じ家の廊下でループを繰り返すと云う感じ。
この家でいったい何があったのか?
ラジオが父親が家族を惨殺した事件を告げている。
たぶんだけど、内容は、何故父親が家族を殺したのか?って話だったんじゃないかな?
「悪魔の棲む家」(1979)的な感じにしたかったんじゃないかとw
敵が出てくるわけでもないし、謎のループが繰り返される内容は、
きわめて映画的であるし、悪夢的でもある。
完成していたら面白かっただろうと思うと、とても残念。



1位 Silent Hill 2

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「サイレントヒル」のシリーズは海外にファンが多い。
最近は特に海外のデベロッパーのみが新作を作っているので、国内で作ってほしい気がする。
外人が作ると、やはり大味になるからwwww
個人的にこのシリーズは怖いって云うよりキモイって感じなのですけどw
世界観は独特。
映画化された1作目「サイレントヒル」(2006)はゲームの世界観をうまく再現していると思う。
ちなみにこのゲームは、映画にもなったキング「ミスト」を元ネタにしている。







残りの5作品については海外産のゲーム。
5位の「エターナルダークネス 〜招かれた13人〜」以外は実は日本では正式に発売されていない。
理由はその残虐性から。日本は規制が厳しいからね。
とは云え、普通に入手して普通にプレイできる。
ただ、ローカライズされていないため、ストーリーを知りたい場合は英語力必須。





人によって、怖いゲームはチョイスが違うとは上にも書いたけれど、
他に「デメント」(2005)とか選ばれるケースも多いね。
戦えないと云うか、逃げるしかない、と云うゲーム性は地味に怖いw
「SIREN」もかなり怖いけどねw
これは、過去記事参照してくださいw
最近だと私はまだ未プレイなんだけど「バイオハザード7」(2017)が結構怖いらしい。

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なんかすでにいや〜〜〜〜な感じが(*ノωノ)。。。。。



一人称(アイソレートビューVR対応なので、VRでプレイするとかなり怖いとのことw
プレイ動画見ていると映画「テキサス・チェーンソー」のシリーズライクw
Co-opプレイは友達とプレイする分にはおもしろいが、
やはリ怖さを体験するならシングルプレイが最適w
最近はスマホで出来るホラーゲームのもそれなりにあるし、どれが怖いかはやはり人によるかな。





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◆夏なので@2017🎵




暑いとまじめな映画よりホラーなどを見たくなります(笑)wwww
と云うことでホラー🎵





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「死霊館 エンフィールド事件」(2016)。THE CONJURING 2
監督 ジェームズ・ワン
出演
ヴェラ・ファーミガ       ロレイン・ウォーレン
パトリック・ウィルソン     エド・ウォーレン
フランシス・オコナー     ペギー・ホジソン
マディソン・ウルフ       ジャネット・ホジソン
サイモン・マクバーニー    モーリス
フランカ・ポテンテ        アニタ
ローレン・エスポジート    マーガレット・ホジソン
パトリック・マコーリー     ジョニー・ホジソン
ベンジャミン・ヘイ       ビリー・ホジソン 
マリア・ドイル・ケネディ    
サイモン・デラニー 
ボブ・アドリアン         
スティーヴ・コールター  
スターリング・ジェリンズ
ジョセフ・ビシャラ 
シャノン・クック
声の出演: ロビン・アトキン・ダウンズ





前作の「死霊館」(2013)が面白かったので続編も鑑賞。
基本的に、主役の心霊研究家ウォーレン夫妻が実在の人物なので、
前作ともども実話ベース。
今作では心霊現象史上有名な、「エンフィールド事件」が題材。
1970年代の事件なので、結構いろいろレトロな雰囲気。
主演のロレイン(ヴェラ・ファーミガ)もクラシカルな感じが似合う人だし、
1970年代のオカルトブームなんかも意識されている作品かも。
内容は今時珍しい正統派オカルト。
エンフィールドの古い家に住むシングルマザーのペギー・ホジソン(フランシス・オコナー)と、
その4人の子供たちに降りかかる怪異。
次女のジャネット(マディソン・ウルフ)が老人の霊に憑りつかれる。
果たして、彼女は本当に霊に憑りつかれているのか?
懐疑的な調査スタッフもいる中で、家族は追い詰められていく。
脅し系と云うよりは本格オカルトなので、割とじわじわ来る感じ。
そこそこ脅しもありますが、行きすぎてないし、「ああ、そう来るんだ」って、
なかなか面白い展開を見せます。
ホジソン家は怪異があるからって、経済的な問題で引っ越せないし、
近所のお友達一家はいい人w
ホジソン家の人たちを面倒みよく支援する。
実際のエンフィールド事件は特に現象の原因とか結論の出ている事件ではないようですが、
この映画では独自解釈で原因を探り出します。
どこまで実際にウォーレン夫妻が体験したものかは不明ですが、
オカルトが好きならかなり楽しめる作品じゃないかと思いますw
ヴェラ・ファーミガと夫役のパトリック・ウィルソンもいい感じですw





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「貞子vs伽椰子」(2016)。
監督    白石晃士
出演
山本美月   倉橋有里       玉城ティナ   高木鈴花
佐津川愛美   上野夏美       松島正芳   高木透
 堂免一るこ   法柳          菊地麻衣    珠緒
 おぞねせいこ   松井美津子    中野英樹    松井忠則
 清瀬やえこ    小林恵子       佐藤みゆき  橘茜
 三浦透子     森田想      中尾壮位    酒井天満    永嶋美佐子   松井晶
 七海エリー    貞子
 遠藤留奈     伽椰子
 芝本麟太郎    俊雄
 田中美里     高木史子
 甲本雅裕     森繁新一
 安藤政信     常盤経蔵




お笑いかと思いきや、結構アイデアは面白いですよ。
毒を持って毒を制す、と云う感じ。
貞子の呪いを伽椰子をぶつけることで相殺すると云う流れw
99分と時間もコンパクト。
前半は、なんか出演者の演技もかなり。。。。。で「大根すぎないか?w」って
感じなんですが、
中半、常盤経蔵(安藤政信)と盲目の少女・珠緒(菊地麻衣)の霊能者コンビが
現れてからは結構面白くなるw
この二人はキャラが結構立っているので、
二人を主役にしたTVシリーズなんかを作っても面白いと思うけどw
前半の説明とかコンパクトで、結構サクサク進むので見やすいです。
ただ、貞子の呪いで死ぬ人が、人前で死んじゃうのが、若干違和感だったかな。
解りやすいけどねw
それなりにおもしろいんですが、
問題はこれ決着ついてなくないか?って事かなw
割と評判がよかったようなので、次回作もあるかもねwww
役者は、主演の山本美月と玉城ティナは演技も……だしw
まぁ、誰でもいいよねwww的なキャススティングw
前述の安藤政信らが出てきて、映画が締まる感じw
結構アイデアの勝利な作品。
「貞子3D」シリーズなんかよりははるかに面白いですよw










◆獄門島@2016NHK版。





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「獄門島」2016年HNK版。(2016)。
脚本 - 喜安浩平
演出 - 吉田照幸 
金田一耕助(きんだいち こうすけ) - 私立探偵   長谷川博己
磯川常次郎(いそかわ つねじろう) - 岡山県警察部の警部   小市慢太郎
清水(しみず) - 獄門島駐在巡査   山中崇
鬼頭嘉右衛門(きとう かえもん) - 本鬼頭家先代、故人  瑳川哲朗
鬼頭与三松(きとう よさまつ) - 本鬼頭家当主、精神病を患い座敷牢にいる  山崎銀之丞
お小夜(おさよ) - 与三松の妾、女役者、故人  中西美帆
鬼頭千万太(きとう ちまた) - 与三松の息子   石田法嗣
鬼頭月代(きとう つきよ) - 与三松の長女、お小夜の娘で千万太の腹違いの妹   堀田真由
鬼頭雪枝(きとう ゆきえ) - 与三松の次女、お小夜の娘で千万太の腹違いの妹   秋月成美
鬼頭花子(きとう はなこ) - 与三松の三女、お小夜の娘で千万太の腹違いの妹   吉田まどか
鬼頭一(きとう ひとし) - 千万太のいとこ、本鬼頭分家   萩原宏樹
鬼頭早苗(きとう さなえ) - 一の妹、本鬼頭分家    仲里依紗
お勝(おかつ) - 嘉右衛門の妾
鬼頭儀兵衛(きとう ぎへえ) - 分鬼頭当主    古田新太
鬼頭志保(きとう しほ) - 儀兵衛の妻           山田真歩
鵜飼章三(うかい しょうぞう) - 分鬼頭居候、復員軍人   柳俊太郎
荒木真喜平(あらき まきへい) - 獄門島村長     菅原大吉
了然(りょうねん) - 千光寺和尚     奥田瑛二
了沢(りょうたく) - 千光寺典座       岡山天音
村瀬幸庵(むらせ こうあん) - 漢方医      綾田俊樹
竹蔵(たけぞう) - 潮つくり         谷田歩
清公(せいこう) - 床屋



終戦から1年経った昭和21年9月下旬。金田一耕助は、瀬戸内海に浮かぶ、獄門島へと船で向かっていた。

「おれが帰らんと、妹が殺される…」

戦友・鬼頭千万太(きとう ちまた)は、このなぞの言葉を残して
日本を目前に、復員船の中で飢えと衰弱のためマラリアで息絶えた。
千万太の死を知らせるため、金田一は獄門島へと船で向かっていたのだ。
金田一は千万太の実家・鬼頭家で世話になる(実際は千光寺に逗留。)
獄門島は、その禍々しい名前とは相反して何事もないような静かな島だったが、
千万太の言葉通り、彼の3人の妹の一人である花子が特異な死に様で発見される。






お久しぶりです。
とりあえず、書こうとずっと思っていた「獄門島」の記事から。
「獄門島」で評価の高い映像化作品は、なんと云っても1977年度市川崑監督版の映画でしょう。
確かにお金もかかっているし、いわゆる第3次横溝ブームまっただ中で、
勢いもありますし、オールスターキャストで派手です。
しかし、実は原作準拠の観点から云うと、かなり改変されています。
原作の「獄門島」はオールタイムベストミステリーとされることも多い作品です。
もちろん昔の作品ですから古い点もありますが、内容が古びないのが、評価されているんだと思います。
もっとも、何故この作品がオールタイムベストミステリーなのかピンとこない人もいるみたいですがw
で、今回の私の評価は、いかに原作の本質に準拠しているか?と云うことになります。
別に改変は問題視してません。原作の本質が壊されていない限りはw





と云うことで、NHK版「獄門島」
主演の金田一耕助は長谷川博巳
たぶん、この作品で一番改変されているのは金田一のキャラクター。
原作の金田一は、病んだ部分もあるとは思いますが(笑)ここまで病んではいないかとw
最後まで見ると、この作品の中で一番イカレテいるのは金田一だなって思いましたw
有名作なのでネタバレで行きますが、了然和尚(奥田瑛二)を原作ではあんなにムチ打たないし(笑)、
戦争のトラウマもあそこまでひどくもない(笑)。
この作品では、キャラがどうこう云うより、了然和尚たちがどうして殺人を犯してしまったのか?
と云う点の説得力が問題で、そう云う意味では、あまり良い出来の作品とは言えないかな。
あと、これは友達に言われて気が付いたんですけど、
この作品はどうして「獄門島」というタイトルなのか?と云う部分も描かれてなかったなぁ。
これは、前述の市川版の映画でも特に言及されていません。
市川版は、最後に親子のお涙頂戴ものにしてしまって( ;∀;)←これは映画のオリジナル要素。
原作の本質をある意味台無しにしてしまっているしね。
どこか最後に救いを持たせたかったのかもしれないけれど、それだと内容が変わってしまうしね。
と云うことで、あまり原作の良さ?を出せてはいない作品かな。
実は床屋さん(そもそも本作では床屋さんは出ていないしw)とか
その他数人の本来は島の人間でないキャラが、地味に重要な作品なのだ。
逆に面白いと思ったのは、映画版はどうしても猟奇性が突出しているんですけど、
ミステリーの部分を丁寧に強調していた点は「へー」って思いました。
でも、その割には了然和尚が鬼頭の3姉妹の一人、花子(吉田まどか)の死体を暗闇に紛れて背負っていた、
と云うエピソードがまるで効いていない。そこがびみょうーー。。。。
その辺は和尚さんたちがなぜ殺人を?と云う部分に関わってきているので、
土台がいまいちなので仕方ないのかも。
物理的な原作準拠点はけっこうあります。
「<き>ちがいじゃが仕方ない」の問題のセリフはそのまま。
復員詐欺もきちんと描写。
座敷牢もやばいかな?と思ったけど、一応出ている。
そして、従来は端折られがちな鬼頭儀兵衛(古田新太)も出ている。
総合的に形としては、割と準拠点が多い。そもそも市川版と違って、
犯人を改変していると云うこともなかった(笑)。
だが、金田一を不安定で病んだキャラクターにしてしまったことで、
島の持つ特異性と、人間の狂気が描写しきれなかったかな。
戦争を強調しすぎたことで、戦争の狂気みたいな感じになっちゃって、
戦争が人間の狂気の根本的な原因ではないだろうw
金田一がいきなり狂ったように「無駄無駄無駄!!!!!!」って
和尚さんを責めたりするのでは、全く意味がないwwwww
ここは「いきなりジョジョかよ!」って突っ込みたくなった(笑)。

           「無駄無駄無駄無駄!!!」のシーン。「ざまあみろ」とはなんとひどい(-_-;)。


ちなみに和尚さんは、金田一に事実を知らされての憤死なのだがw
憤死するほどの衝撃!に説得力がなかったのは、作品の本質を、
今一つ製作者が理解していないせいだろうにゃ。
原作では、金田一さんは、このドラマとは逆に、和尚さんに結構同情的なんだけどね。
この作品の面白いところは、本来起こらなくてよかった殺人が、
偶発的な事項によって起こってしまった点。
同じようなテーマ性を内包している後に描かれた「犬神家の一族」の方が少しラストに救いがあるかも。
ただ、家族の話にしてしまっているので、テーマの広がり自体は「獄門島」より
スケール感が小さくはなっている。
ただ、「獄門島」はこのスケール感の大きさ故に、解りにくいという側面もあるかも。





役者は、まず、主演の金田一耕助役、長谷川博己。
悪くはないんだけど(金田一にしてはでかいけどw)この人って、
演技バリエーションが少なすぎる。
どの役を見ても演技方向がいつも同じw
演技的な安定感はあるが、驚くような事もない。可もなく不可もなく。
脚本レベルで見ると、今回の金田一は結構自己中で嫌な部分があるやつだと思うけど(笑)、
長谷川博己が演じる事で、そう云う部分が薄まっているように見える。
長谷川博己の演技は、多面的に見せようとしているのは解るんだけど、
各々が振幅がなさ過ぎて解りにくい(笑)。
私は、歴代金田一の「誰々が良い」と云うのは特にない人なんだけど、
この金田一なら佐々木蔵之介(この人もでかいけどw)がよかったんじゃないかな、って思ったw
さて、本作のヒロイン早苗さんだけど、仲里依紗
うーん、この人ハーフなんだよね。ハーフが悪いわけじゃないけど、
顔の骨格がやはり外人なんだなーーー。
こう云う時代の作品は、そう云う部分が気になるんだよねーー。
時代色も出なくなるし、個人的にはミスキャストだと思ったなぁ。
市川版の大原麗子は今思うとかなりナイスなキャスティングだよね。
まぁ、時代的に横溝作品のヒロイン演じられる人もあんまりいないだろうけどね。
個人的には檀れいがもう少し若ければねぇ、とか思ったなぁ。
宝塚出身の人、ってのはいい選択肢だと思うけどw
そう云えば、フジテレビのTVシリーズ(1990年版)の早苗役は、宝塚出身の遥くららだった。
TBSのTVシリーズ(連ドラの方)の「犬神家の一族」のヒロインは、
当時まだ宝塚に在団中だった四季乃花恵
お嬢さんっぽいヒロインの場合、宝塚出身者と云うのはありな選択だと思われw
逆にうまいと思ったのは磯川警部役・小市慢太郎と分鬼頭の儀兵衛役・ 古田新太
まぁ、どっちも元々うまい人たちだけどw
小市慢太郎は、すごく普通の、その辺にいそうな(いやいないけどw)警部と云う感じが地味にうまい。
古田新太の儀兵衛は、妻であるお志保(山田真歩)を愛しているんだけれど、
自分の無力感を痛感している夫で、それでいて、男らしい部分と云うか、
没落したとは云え、網元の威厳らしさも持ち合わせている感じがうまかった。
妻の行動をすべて解っていて、それを無力感から許している夫ではないのがうまいなーと思った。
これもある意味男の甲斐性だな、と思ったw
1シーンしか出番ないので、やはりここまでの演技はさすが!と云うしかないですw
従来この役は、妻の志保に比べると、話の進行上は、さほどは重要ではないので、
端折られることも多いんですが、こう云う感じもありかな、と思いました。
蛇足ですが、このドラマの最後の電報を見ると、次回(あるとすると)は「悪魔が来たりて笛を吹く」で、
電報の主が等々力警部なので、警部の配置は原作準拠ですね。


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                        最後に出てくる電報。等々力さんから帰京の要請。



東京は等々力さんですね。
しかし、「悪魔が来たりて笛を吹く」は重要な部分で肉体欠損あるけどねw
NHKチャレンジャーだなぁw
話を戻しますが、お志保の山田真歩も微妙かなー。
お小夜の中西美帆もいまいちなのでどっちもどっちな感じw
どっちの役も難しいけどねーー。
市川版のお志保は太地喜和子で、このドラマとは解釈が全く違うので比べられないけれど、
色気貫禄ともに今の女優さんにはこの役は難しいのかもね。
お小夜も市川版は草笛光子で、「どんだけ魔性の女なんだお小夜!」って思ったw
市川版はお小夜と与三松夫婦と与三松の父親の鬼頭嘉右衛門の確執をきちんと描いているので、
この辺は脚本レベルの不備もあるよなぁ。
市川版は、「娘道成寺」を絵的に印象的に見せているところは比較するとGOOD。
このドラマは、なんか志保も鵜飼(柳俊太郎)も金田一も悲しい方向性になっていて、
脚色として統一性があると云えば聞こえは良いけれど、群像劇としての面白みはないかな。
そこは残念かな。
NHKは続ける気満々なので(笑)次回があるなら、脚本レベルでもう少し考えてはほしいかな。
時系列的には、「獄門島」→「悪魔が来たりて笛を吹く」→「八つ墓村」→「犬神家の一族」
なので、満を持して「犬神家の一族」となる可能性が高いかな。
少なくとも、この4作品はやってほしいw
なんだかんだ云って「悪魔の手毬唄」「三つ首塔」も見たいけどねw
あ、了然和尚の奥田瑛二も何をやっても奥田瑛二な印象w
了然以外の犯人もなんだか、脚本レベルでいてもいなくてもいい感じなので、
この辺りももう少しちゃんと描写した方がよかったですね。
脚色は個人的にいまいちなんですけど、つまらないわけではないので、
次回作に期待と云うところでしょうか。
ロケはけっこうしてるのに、服装にあまりこだわってないので、
時代ものだから細部にはこだわってほしいかな。
民放の2時間ドラマより、余程予算はある感じだしね。
受信料と税金だけどw
金田一の彷徨感とあてどなさは現代的ではあるんだけど、
それだと、長谷川博己はちょっと安定感ありすぎて微妙かな、って思いましたw




この話は「人間って悲しいね」て話にしちゃうとなんだか違うんじゃ。。。。って感じになるし、
有名な作品は、戦後のすぐの事件が多いので、
戦争の狂気って描かれ方をしても微妙だけど、
長谷川金田一で続けるなら、この点が今後の作品の問題点になるかも。
あとヒロインの人選ね。
「悪魔が来たりて〜」は華族のお嬢様なので、その辺もどうするかだけど、
椿秋子のキャストもかなり難しそう。
等々力さんもシリーズが続けば、準レギュラーになるのでキャストは注目。
舞台系の人がキャスティングされそうだけどw
ともかくNHKの続報を待とう!です♪


      おまけw

     すごい凝った動画w
     「横溝正史シリーズII」1978年)の主題歌・「あざみの如く棘あれば」茶木みやこにのせて
     横溝正史シリーズのOP風に編集してある。
     テロップなども独自に作成。なかなかすごい!




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「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」(2016)。
監督ギャレス・エドワーズ
出演
フェリシティ・ジョーンズ  ジン・アーソ  
ディエゴ・ルナ       キャシアン・アンドー
 ベン・メンデルソーン   オーソン・クレニック
 ドニー・イェン        チアルート・イムウェ
 マッツ・ミケルセン     ゲイリン・アーソ
 アラン・テュディック     K-2SO
  チアン・ウェン       ベイズ・マルバス
 リズ・アーメッド        ボーディー・ルック
 フォレスト・ウィテカー    ソウ・ゲレラ
 ジミー・スミッツ        ベイル・オーガナ
  ジュネヴィーヴ・オライリー   モン・モスマ
 アリスター・ペトリ
  ベン・ダニエルズ  
 ヴァリーン・ケイン       ライラ・アーソ
 ジョナサン・アリス
  イアン・マッケルヒニー
  ファレス・ファレス
   シャロン・ダンカン=ブルースター
  ダンカン・パウ         メルシー
 アンガス・ライト
   ガイ・ヘンリー         モフ・ターキン
 イングヴィルド・デイラ     レイア・オーガナ
 ドリュー・ヘンリー
   アンガス・マッキネス
  ワーウィック・デイヴィス
  アンソニー・ダニエルズ       C-3PO
ジェームズ・アール・ジョーンズ    ダース・ベイダー





ジン・アーソ(フェリシティ・ジョーンズ)は幼いころ、帝国軍に母親を殺され、
科学者の父を連れ去られてしまう。
父親は究極の殺りく兵器「デス・スター」の開発者だった。
長じてジンは父のメッセージを受け取ろうとする同盟軍に利用されようとするが、
彼らが接触しようとしているソウ・ゲレラ(フォレスト・ウィテカー)に対するわだかまりが彼女にはあった。
ゲレラはジンの育ての親だったのだ。
しかし、ジンは好むと好まざるとにかかわらず、戦いに巻き込まれていく。







今回は、まったく予備知識なしで挑みました。

A long time ago,in a galaxy
far,far away....

スター・ウォーズと云えば、おとぎ話的な全体骨格も持っています。
ファンの方は、このシリーズに、リアリティや現実とのリンクも求めていない人も多いでしょう。
でも、それは、本作の監督ギャレス・エドワーズの資質とは全く違う方向性です。
ギャレス監督は、特に戦闘シーンにおいて、現実を映画に落とし込むことが大変うまい監督だからです。
そのせいか?
まず、定番の


A long time ago,in a galaxy
far,far away....


いつもの例のビジュアルとして出てこない。
私は「あれ?」と思いました。
何か違うな。と思わされる感じです。
正直、前半がたるい、と云う感想もわかります。
しかし、この映画で、こう云う話によくありがちな、定番的なエピソードをテンポよく並べたところで、
おとぎ話になるだけで、後半、本作のようなカタルシスは得られないでしょう。
この映画を見ると、「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」(2015)のJ・J・エイブラムスが、
いかに秀才肌の監督かわかりますね。
秀才肌が悪いわけではないのですが、エイブラムスは、ソツなく、スタジオの要望通りの
映画を、それなりに面白く作れる才覚があります。
それで職人肌っぽくないところがエイブラムスの特徴だと思うのですが、
それで、どうなるかと云うと、個性はあまりなくなります。
しかし、個性が強ければいいと云うものでもありません(笑)。
なぜならば、今やスター・ウォーズはディズニーブランドの全年齢映画の宿命を背負っているからです。
本作が、全年齢でなければ、私の趣味的にはもっと面白い作品になったかもしれませんが(笑)、
しかし、ディズニーの宿命を背負った映画で、それは許されないでしょう。
今年になってかなり撮り直したと云うのはそう云うことでしょう。
つまり、ファイナルカット権をギャレスは持ってなかったと云うことですね。
しかし、ギャレスのセンスがなければ、この映画は成立しなかったと思うし、
撮り直しを援けたトニー・ギルロイが全編を担当していたら、
もっとおとぎ話的な映画になっていたと思います。
そう云う意味では、ある意味奇跡的な映画ですね。
できれば、ギャレスの思う通りの「ローグ・ワン」をディレクターズ・カットで発売してほしいですw





と、前置きが長くなりましたが、
本作は、絶望と希望の物語です。
でも、もうひとつ、主要キャラクターが自分を取り戻す物語でもあります。
主役のジン(フェリシティ・ジョーンズ)とキャシアン(ディエゴ・ルナ)は、
その生い立ちから、幼いころから戦士として戦うことを要求されてきました。
けれど、ジンは育ての親へのこだわり、実の親への思慕、そこから抜け出せないでいました。
一方、キャシアンも、自分で望んだ戦いとは云え、長ずるに従って、
己の手を、ダーティーワークで汚すことに、わだかまりを感じています。
スター・ウォーズは基本的に親と子の物語りです。
ジンにとってはわかりやすく、育ての親と実の親、
キャシアンにとって、同盟軍の命令は親と同等です。
彼らは、自分の意志と関係なく、どこか漠然と自分の人生を生きてない人たちです。
それがもっと顕著なのは、元帝国のパイロット・ボーディー(リズ・アーメット)でしょう。
彼は物理的に自分の意志を奪われています。
しかし、最後に、彼は本来の目的を取り戻します。
この作品が、最後感動的なのは、
ローグ・ワンの最初で最後のミッションが、


自分の意志で戦わなければ勝てない。そこにこそ希望がある。


と云う思想に貫かれているからです。

戦わない者には絶望しかない。

ローグ・ワンの面々が、初めて自分の意志で挑んだ戦いが、
それが、あのような、誰も生還できない結末を迎えても、
彼らは自分を取り戻した。
それは自分の意志で戦ったからであり、誰もが後悔などしなかったでしょう。
なぜなら、それこそが絶望の果ての希望を象徴しているからです。
そして、物語は
「STAR WARS EPISODE IV A NEW HOPE」に引き継がれる。
何てうまく繋いだんだ!
最後泣く人がいるのもわかります。
圧倒的なデス・スターの破壊力、ダース・ベイダーのダークサイド、
希望だけの物語はただのおとぎ話にしかすぎません。
そして、絶望を表現する力があってこそ、希望が際立つ。
そう云う意味で、ギャレス・エドワーズは監督として適任であったと思います。
彼の戦闘シーンは、どこか、現実の戦闘を彷彿とさせられます。
ジェダでの市街戦は、どこか中東で今起こっている事態を思い起こさせるし、
惑星スカリフでの戦いは、12月と云うこともあって、「おいおいパール・ハーバーかよ!」
って思ったりもしましたが、アメリカ人の感覚からすると、あれはベトナム戦争でしょうね。
実際、ギャレスははじめは「地獄の黙示録」(1979)みたいな映画を撮りたかったらしいし。
ギャレスの持つ、リアリズムと荒廃感はうまく映画に作用しています。
映像もうまいんだよね、前半、割と近視眼的なアングルが多いのですが、
後半は一転して、ロングで見せるショットを多用、
映像としても緩急が効いています。
脚本も、べらべらべらべらしゃべらないところもいい。
俳優に力があるから、そんな喋りも必要ないしね。
ただ、前半は、ちょっとあちこち行きすぎと云うか(笑)世界観を出したいと云うのもあるんだろうけど、
若干、散漫な部分もありましたね。
前半は、私もちょいたるいなーーと思っていたせいか?
とにかく、前半はモフ・ターキン(ピーター・カッシング)が気になってしょうがなかったw
ちなみに、ピーター・カッシングは既に故人。
なのに出番もセリフもは多いわびっくり!wwww
「あれ?ピーター・カッシングって生きてたっけ?????」と思ったほどwwww
「いや死んでるよね、特殊メイクには見えないけど、これCG???」?????
「なんか身体は若いんだよな、顔だけCGなのか????」
と思って帰って調べたら、やはり顔だけCGみたいです。
演技そのものはガイ・ヘンリーと云う役者がやっていて、顔だけCGで作り直しているみたいです。
しかし、いくらCGで何でもできるとは云え、
秒間レート24を10分くらいは出てるよね?ターキン総統、
これをCGに描くのはすごい大変だったと思うよ。1分で144コマだからね。
最後のあの方は、ちょっとだからね。いや、ILMの技術おそるべし!
許可は取ってあると思うけど、存命中の俳優にこれを使う場合は、
肖像権の問題が発生するため、故人の役者の方に多く使用される技術かな。





キャラ的にはみんないいよね。
特に特筆すべきエピソードがないからジン役のフェリシティ・ジョーンズは
レイ役のデイジー・リドリーとの差別化が大変だったと思うけど、うまかったですね。
キャシアン役のディエゴ・ルナもさらっとした演技で現代的。
この役もどんなにでも暑苦しくできるだろうけど(笑)さらりとしているので個人的には好み。
割と設定的には、定番的なキャラが多いが、多いのに、定番的なエピソードがないので、
解りにくいと思う人が多いのも解るんだけどね。
でも、そんなことやったら、作品が古臭くなるだけだと思うがw
ジンの父親役のマッツ・ミケルセンもいい抑えだし、
やはりキャラ的には盲目のチアルート・イムウェを演じたドニー・イェンがかっこよかった。
ギャレスは映画を作る前に「座頭市」黒澤の映画をかなり見たみたいで、
このキャラはいかにも座頭市的、相棒のベイズ・マルバス役チアン・ウェンとのコンビは黒澤的ですね。
R2D2C3POの逆オマージュになってる感じ。
そうそう、本作のドロイド・K-2SO(アラン・テュディック)もよかったですね。
重めな話の中で、浮かない程度にユーモアがあって、ドロイドの場合、
自分の意志なのか、プログラムなのか、判然としないところが、実は話に厚みを与えていると思う。
しかし、今思い返しても、ダース・モールって何だったのか?(笑)。
チアルートの方がぜんぜんかっこいいよ!(笑)。
ソウ・ゲレラのフォレスト・ウィテカーは、なんとなくこの世界とミスマッチ感があるんですけど、
却ってそれがよかったかも。
ソウ・ゲレラってチェ・ゲバラのパロですか?って突っ込みたくはなるw
ボーディー・ルックのりズ・アーメッドはうまかったですね。
すぐ死ぬ役なのかと思ったけどw案外重要なキャラでしたw
オーソン・クレニック役ベン・メンデルソーンもこう云うベタな悪役の方が今だと難しいので、
うまい人なんだと思う。
結構出番多いよねwこの人w
他は、シリーズに出てきている細かいキャラが出ていたり、
後半は特に、エピソード4、5.6に対するオマージュが満載。
映像がすごいから、デス・スターがいかに怖い兵器か今の方が解りやすいね。
音楽も使い方がうまかった。
有名な曲を多用しないで、一転突破的な使用法はセンスを感じさせる。
盛りあがるからって、いっぱい使えばいいってもんでもないしね。
突っ込みどころとしては、そのレバーべたすぎないか????www
ってのと、ギャレス・エドワーズは結構ゲーマーなんだなってところかなw
デス・スターの設計図がある装置が、某ゲームのグラフィックにクリソツなんですけどwww



つまらないって人の意見も解るんですけど、
個人的には面白かったですよ♪




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