「らりるれろ」通信 Remark On The MGS

考察系です。ゲームとちょこっと映画です。よろしくお願いいたします<m(__)m>。

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ある程度は、MGS及びK島監督関連の内容も入れていく予定。
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◆夏なので@2017🎵




暑いとまじめな映画よりホラーなどを見たくなります(笑)wwww
と云うことでホラー🎵





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「死霊館 エンフィールド事件」(2016)。THE CONJURING 2
監督 ジェームズ・ワン
出演
ヴェラ・ファーミガ       ロレイン・ウォーレン
パトリック・ウィルソン     エド・ウォーレン
フランシス・オコナー     ペギー・ホジソン
マディソン・ウルフ       ジャネット・ホジソン
サイモン・マクバーニー    モーリス
フランカ・ポテンテ        アニタ
ローレン・エスポジート    マーガレット・ホジソン
パトリック・マコーリー     ジョニー・ホジソン
ベンジャミン・ヘイ       ビリー・ホジソン 
マリア・ドイル・ケネディ    
サイモン・デラニー 
ボブ・アドリアン         
スティーヴ・コールター  
スターリング・ジェリンズ
ジョセフ・ビシャラ 
シャノン・クック
声の出演: ロビン・アトキン・ダウンズ





前作の「死霊館」(2013)が面白かったので続編も鑑賞。
基本的に、主役の心霊研究家ウォーレン夫妻が実在の人物なので、
前作ともども実話ベース。
今作では心霊現象史上有名な、「エンフィールド事件」が題材。
1970年代の事件なので、結構いろいろレトロな雰囲気。
主演のロレイン(ヴェラ・ファーミガ)もクラシカルな感じが似合う人だし、
1970年代のオカルトブームなんかも意識されている作品かも。
内容は今時珍しい正統派オカルト。
エンフィールドの古い家に住むシングルマザーのペギー・ホジソン(フランシス・オコナー)と、
その4人の子供たちに降りかかる怪異。
次女のジャネット(マディソン・ウルフ)が老人の霊に憑りつかれる。
果たして、彼女は本当に霊に憑りつかれているのか?
懐疑的な調査スタッフもいる中で、家族は追い詰められていく。
脅し系と云うよりは本格オカルトなので、割とじわじわ来る感じ。
そこそこ脅しもありますが、行きすぎてないし、「ああ、そう来るんだ」って、
なかなか面白い展開を見せます。
ホジソン家は怪異があるからって、経済的な問題で引っ越せないし、
近所のお友達一家はいい人w
ホジソン家の人たちを面倒みよく支援する。
実際のエンフィールド事件は特に現象の原因とか結論の出ている事件ではないようですが、
この映画では独自解釈で原因を探り出します。
どこまで実際にウォーレン夫妻が体験したものかは不明ですが、
オカルトが好きならかなり楽しめる作品じゃないかと思いますw
ヴェラ・ファーミガと夫役のパトリック・ウィルソンもいい感じですw





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「貞子vs伽椰子」(2016)。
監督    白石晃士
出演
山本美月   倉橋有里       玉城ティナ   高木鈴花
佐津川愛美   上野夏美       松島正芳   高木透
 堂免一るこ   法柳          菊地麻衣    珠緒
 おぞねせいこ   松井美津子    中野英樹    松井忠則
 清瀬やえこ    小林恵子       佐藤みゆき  橘茜
 三浦透子     森田想      中尾壮位    酒井天満    永嶋美佐子   松井晶
 七海エリー    貞子
 遠藤留奈     伽椰子
 芝本麟太郎    俊雄
 田中美里     高木史子
 甲本雅裕     森繁新一
 安藤政信     常盤経蔵




お笑いかと思いきや、結構アイデアは面白いですよ。
毒を持って毒を制す、と云う感じ。
貞子の呪いを伽椰子をぶつけることで相殺すると云う流れw
99分と時間もコンパクト。
前半は、なんか出演者の演技もかなり。。。。。で「大根すぎないか?w」って
感じなんですが、
中半、常盤経蔵(安藤政信)と盲目の少女・珠緒(菊地麻衣)の霊能者コンビが
現れてからは結構面白くなるw
この二人はキャラが結構立っているので、
二人を主役にしたTVシリーズなんかを作っても面白いと思うけどw
前半の説明とかコンパクトで、結構サクサク進むので見やすいです。
ただ、貞子の呪いで死ぬ人が、人前で死んじゃうのが、若干違和感だったかな。
解りやすいけどねw
それなりにおもしろいんですが、
問題はこれ決着ついてなくないか?って事かなw
割と評判がよかったようなので、次回作もあるかもねwww
役者は、主演の山本美月と玉城ティナは演技も……だしw
まぁ、誰でもいいよねwww的なキャススティングw
前述の安藤政信らが出てきて、映画が締まる感じw
結構アイデアの勝利な作品。
「貞子3D」シリーズなんかよりははるかに面白いですよw










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◆獄門島@2016NHK版。





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「獄門島」2016年HNK版。(2016)。
脚本 - 喜安浩平
演出 - 吉田照幸 
金田一耕助(きんだいち こうすけ) - 私立探偵   長谷川博己
磯川常次郎(いそかわ つねじろう) - 岡山県警察部の警部   小市慢太郎
清水(しみず) - 獄門島駐在巡査   山中崇
鬼頭嘉右衛門(きとう かえもん) - 本鬼頭家先代、故人  瑳川哲朗
鬼頭与三松(きとう よさまつ) - 本鬼頭家当主、精神病を患い座敷牢にいる  山崎銀之丞
お小夜(おさよ) - 与三松の妾、女役者、故人  中西美帆
鬼頭千万太(きとう ちまた) - 与三松の息子   石田法嗣
鬼頭月代(きとう つきよ) - 与三松の長女、お小夜の娘で千万太の腹違いの妹   堀田真由
鬼頭雪枝(きとう ゆきえ) - 与三松の次女、お小夜の娘で千万太の腹違いの妹   秋月成美
鬼頭花子(きとう はなこ) - 与三松の三女、お小夜の娘で千万太の腹違いの妹   吉田まどか
鬼頭一(きとう ひとし) - 千万太のいとこ、本鬼頭分家   萩原宏樹
鬼頭早苗(きとう さなえ) - 一の妹、本鬼頭分家    仲里依紗
お勝(おかつ) - 嘉右衛門の妾
鬼頭儀兵衛(きとう ぎへえ) - 分鬼頭当主    古田新太
鬼頭志保(きとう しほ) - 儀兵衛の妻           山田真歩
鵜飼章三(うかい しょうぞう) - 分鬼頭居候、復員軍人   柳俊太郎
荒木真喜平(あらき まきへい) - 獄門島村長     菅原大吉
了然(りょうねん) - 千光寺和尚     奥田瑛二
了沢(りょうたく) - 千光寺典座       岡山天音
村瀬幸庵(むらせ こうあん) - 漢方医      綾田俊樹
竹蔵(たけぞう) - 潮つくり         谷田歩
清公(せいこう) - 床屋



終戦から1年経った昭和21年9月下旬。金田一耕助は、瀬戸内海に浮かぶ、獄門島へと船で向かっていた。

「おれが帰らんと、妹が殺される…」

戦友・鬼頭千万太(きとう ちまた)は、このなぞの言葉を残して
日本を目前に、復員船の中で飢えと衰弱のためマラリアで息絶えた。
千万太の死を知らせるため、金田一は獄門島へと船で向かっていたのだ。
金田一は千万太の実家・鬼頭家で世話になる(実際は千光寺に逗留。)
獄門島は、その禍々しい名前とは相反して何事もないような静かな島だったが、
千万太の言葉通り、彼の3人の妹の一人である花子が特異な死に様で発見される。






お久しぶりです。
とりあえず、書こうとずっと思っていた「獄門島」の記事から。
「獄門島」で評価の高い映像化作品は、なんと云っても1977年度市川崑監督版の映画でしょう。
確かにお金もかかっているし、いわゆる第3次横溝ブームまっただ中で、
勢いもありますし、オールスターキャストで派手です。
しかし、実は原作準拠の観点から云うと、かなり改変されています。
原作の「獄門島」はオールタイムベストミステリーとされることも多い作品です。
もちろん昔の作品ですから古い点もありますが、内容が古びないのが、評価されているんだと思います。
もっとも、何故この作品がオールタイムベストミステリーなのかピンとこない人もいるみたいですがw
で、今回の私の評価は、いかに原作の本質に準拠しているか?と云うことになります。
別に改変は問題視してません。原作の本質が壊されていない限りはw





と云うことで、NHK版「獄門島」
主演の金田一耕助は長谷川博巳
たぶん、この作品で一番改変されているのは金田一のキャラクター。
原作の金田一は、病んだ部分もあるとは思いますが(笑)ここまで病んではいないかとw
最後まで見ると、この作品の中で一番イカレテいるのは金田一だなって思いましたw
有名作なのでネタバレで行きますが、了然和尚(奥田瑛二)を原作ではあんなにムチ打たないし(笑)、
戦争のトラウマもあそこまでひどくもない(笑)。
この作品では、キャラがどうこう云うより、了然和尚たちがどうして殺人を犯してしまったのか?
と云う点の説得力が問題で、そう云う意味では、あまり良い出来の作品とは言えないかな。
あと、これは友達に言われて気が付いたんですけど、
この作品はどうして「獄門島」というタイトルなのか?と云う部分も描かれてなかったなぁ。
これは、前述の市川版の映画でも特に言及されていません。
市川版は、最後に親子のお涙頂戴ものにしてしまって( ;∀;)←これは映画のオリジナル要素。
原作の本質をある意味台無しにしてしまっているしね。
どこか最後に救いを持たせたかったのかもしれないけれど、それだと内容が変わってしまうしね。
と云うことで、あまり原作の良さ?を出せてはいない作品かな。
実は床屋さん(そもそも本作では床屋さんは出ていないしw)とか
その他数人の本来は島の人間でないキャラが、地味に重要な作品なのだ。
逆に面白いと思ったのは、映画版はどうしても猟奇性が突出しているんですけど、
ミステリーの部分を丁寧に強調していた点は「へー」って思いました。
でも、その割には了然和尚が鬼頭の3姉妹の一人、花子(吉田まどか)の死体を暗闇に紛れて背負っていた、
と云うエピソードがまるで効いていない。そこがびみょうーー。。。。
その辺は和尚さんたちがなぜ殺人を?と云う部分に関わってきているので、
土台がいまいちなので仕方ないのかも。
物理的な原作準拠点はけっこうあります。
「<き>ちがいじゃが仕方ない」の問題のセリフはそのまま。
復員詐欺もきちんと描写。
座敷牢もやばいかな?と思ったけど、一応出ている。
そして、従来は端折られがちな鬼頭儀兵衛(古田新太)も出ている。
総合的に形としては、割と準拠点が多い。そもそも市川版と違って、
犯人を改変していると云うこともなかった(笑)。
だが、金田一を不安定で病んだキャラクターにしてしまったことで、
島の持つ特異性と、人間の狂気が描写しきれなかったかな。
戦争を強調しすぎたことで、戦争の狂気みたいな感じになっちゃって、
戦争が人間の狂気の根本的な原因ではないだろうw
金田一がいきなり狂ったように「無駄無駄無駄!!!!!!」って
和尚さんを責めたりするのでは、全く意味がないwwwww
ここは「いきなりジョジョかよ!」って突っ込みたくなった(笑)。

           「無駄無駄無駄無駄!!!」のシーン。「ざまあみろ」とはなんとひどい(-_-;)。


ちなみに和尚さんは、金田一に事実を知らされての憤死なのだがw
憤死するほどの衝撃!に説得力がなかったのは、作品の本質を、
今一つ製作者が理解していないせいだろうにゃ。
原作では、金田一さんは、このドラマとは逆に、和尚さんに結構同情的なんだけどね。
この作品の面白いところは、本来起こらなくてよかった殺人が、
偶発的な事項によって起こってしまった点。
同じようなテーマ性を内包している後に描かれた「犬神家の一族」の方が少しラストに救いがあるかも。
ただ、家族の話にしてしまっているので、テーマの広がり自体は「獄門島」より
スケール感が小さくはなっている。
ただ、「獄門島」はこのスケール感の大きさ故に、解りにくいという側面もあるかも。





役者は、まず、主演の金田一耕助役、長谷川博己。
悪くはないんだけど(金田一にしてはでかいけどw)この人って、
演技バリエーションが少なすぎる。
どの役を見ても演技方向がいつも同じw
演技的な安定感はあるが、驚くような事もない。可もなく不可もなく。
脚本レベルで見ると、今回の金田一は結構自己中で嫌な部分があるやつだと思うけど(笑)、
長谷川博己が演じる事で、そう云う部分が薄まっているように見える。
長谷川博己の演技は、多面的に見せようとしているのは解るんだけど、
各々が振幅がなさ過ぎて解りにくい(笑)。
私は、歴代金田一の「誰々が良い」と云うのは特にない人なんだけど、
この金田一なら佐々木蔵之介(この人もでかいけどw)がよかったんじゃないかな、って思ったw
さて、本作のヒロイン早苗さんだけど、仲里依紗
うーん、この人ハーフなんだよね。ハーフが悪いわけじゃないけど、
顔の骨格がやはり外人なんだなーーー。
こう云う時代の作品は、そう云う部分が気になるんだよねーー。
時代色も出なくなるし、個人的にはミスキャストだと思ったなぁ。
市川版の大原麗子は今思うとかなりナイスなキャスティングだよね。
まぁ、時代的に横溝作品のヒロイン演じられる人もあんまりいないだろうけどね。
個人的には檀れいがもう少し若ければねぇ、とか思ったなぁ。
宝塚出身の人、ってのはいい選択肢だと思うけどw
そう云えば、フジテレビのTVシリーズ(1990年版)の早苗役は、宝塚出身の遥くららだった。
TBSのTVシリーズ(連ドラの方)の「犬神家の一族」のヒロインは、
当時まだ宝塚に在団中だった四季乃花恵
お嬢さんっぽいヒロインの場合、宝塚出身者と云うのはありな選択だと思われw
逆にうまいと思ったのは磯川警部役・小市慢太郎と分鬼頭の儀兵衛役・ 古田新太
まぁ、どっちも元々うまい人たちだけどw
小市慢太郎は、すごく普通の、その辺にいそうな(いやいないけどw)警部と云う感じが地味にうまい。
古田新太の儀兵衛は、妻であるお志保(山田真歩)を愛しているんだけれど、
自分の無力感を痛感している夫で、それでいて、男らしい部分と云うか、
没落したとは云え、網元の威厳らしさも持ち合わせている感じがうまかった。
妻の行動をすべて解っていて、それを無力感から許している夫ではないのがうまいなーと思った。
これもある意味男の甲斐性だな、と思ったw
1シーンしか出番ないので、やはりここまでの演技はさすが!と云うしかないですw
従来この役は、妻の志保に比べると、話の進行上は、さほどは重要ではないので、
端折られることも多いんですが、こう云う感じもありかな、と思いました。
蛇足ですが、このドラマの最後の電報を見ると、次回(あるとすると)は「悪魔が来たりて笛を吹く」で、
電報の主が等々力警部なので、警部の配置は原作準拠ですね。


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                        最後に出てくる電報。等々力さんから帰京の要請。



東京は等々力さんですね。
しかし、「悪魔が来たりて笛を吹く」は重要な部分で肉体欠損あるけどねw
NHKチャレンジャーだなぁw
話を戻しますが、お志保の山田真歩も微妙かなー。
お小夜の中西美帆もいまいちなのでどっちもどっちな感じw
どっちの役も難しいけどねーー。
市川版のお志保は太地喜和子で、このドラマとは解釈が全く違うので比べられないけれど、
色気貫禄ともに今の女優さんにはこの役は難しいのかもね。
お小夜も市川版は草笛光子で、「どんだけ魔性の女なんだお小夜!」って思ったw
市川版はお小夜と与三松夫婦と与三松の父親の鬼頭嘉右衛門の確執をきちんと描いているので、
この辺は脚本レベルの不備もあるよなぁ。
市川版は、「娘道成寺」を絵的に印象的に見せているところは比較するとGOOD。
このドラマは、なんか志保も鵜飼(柳俊太郎)も金田一も悲しい方向性になっていて、
脚色として統一性があると云えば聞こえは良いけれど、群像劇としての面白みはないかな。
そこは残念かな。
NHKは続ける気満々なので(笑)次回があるなら、脚本レベルでもう少し考えてはほしいかな。
時系列的には、「獄門島」→「悪魔が来たりて笛を吹く」→「八つ墓村」→「犬神家の一族」
なので、満を持して「犬神家の一族」となる可能性が高いかな。
少なくとも、この4作品はやってほしいw
なんだかんだ云って「悪魔の手毬唄」「三つ首塔」も見たいけどねw
あ、了然和尚の奥田瑛二も何をやっても奥田瑛二な印象w
了然以外の犯人もなんだか、脚本レベルでいてもいなくてもいい感じなので、
この辺りももう少しちゃんと描写した方がよかったですね。
脚色は個人的にいまいちなんですけど、つまらないわけではないので、
次回作に期待と云うところでしょうか。
ロケはけっこうしてるのに、服装にあまりこだわってないので、
時代ものだから細部にはこだわってほしいかな。
民放の2時間ドラマより、余程予算はある感じだしね。
受信料と税金だけどw
金田一の彷徨感とあてどなさは現代的ではあるんだけど、
それだと、長谷川博己はちょっと安定感ありすぎて微妙かな、って思いましたw




この話は「人間って悲しいね」て話にしちゃうとなんだか違うんじゃ。。。。って感じになるし、
有名な作品は、戦後のすぐの事件が多いので、
戦争の狂気って描かれ方をしても微妙だけど、
長谷川金田一で続けるなら、この点が今後の作品の問題点になるかも。
あとヒロインの人選ね。
「悪魔が来たりて〜」は華族のお嬢様なので、その辺もどうするかだけど、
椿秋子のキャストもかなり難しそう。
等々力さんもシリーズが続けば、準レギュラーになるのでキャストは注目。
舞台系の人がキャスティングされそうだけどw
ともかくNHKの続報を待とう!です♪


      おまけw

     すごい凝った動画w
     「横溝正史シリーズII」1978年)の主題歌・「あざみの如く棘あれば」茶木みやこにのせて
     横溝正史シリーズのOP風に編集してある。
     テロップなども独自に作成。なかなかすごい!




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「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」(2016)。
監督ギャレス・エドワーズ
出演
フェリシティ・ジョーンズ  ジン・アーソ  
ディエゴ・ルナ       キャシアン・アンドー
 ベン・メンデルソーン   オーソン・クレニック
 ドニー・イェン        チアルート・イムウェ
 マッツ・ミケルセン     ゲイリン・アーソ
 アラン・テュディック     K-2SO
  チアン・ウェン       ベイズ・マルバス
 リズ・アーメッド        ボーディー・ルック
 フォレスト・ウィテカー    ソウ・ゲレラ
 ジミー・スミッツ        ベイル・オーガナ
  ジュネヴィーヴ・オライリー   モン・モスマ
 アリスター・ペトリ
  ベン・ダニエルズ  
 ヴァリーン・ケイン       ライラ・アーソ
 ジョナサン・アリス
  イアン・マッケルヒニー
  ファレス・ファレス
   シャロン・ダンカン=ブルースター
  ダンカン・パウ         メルシー
 アンガス・ライト
   ガイ・ヘンリー         モフ・ターキン
 イングヴィルド・デイラ     レイア・オーガナ
 ドリュー・ヘンリー
   アンガス・マッキネス
  ワーウィック・デイヴィス
  アンソニー・ダニエルズ       C-3PO
ジェームズ・アール・ジョーンズ    ダース・ベイダー





ジン・アーソ(フェリシティ・ジョーンズ)は幼いころ、帝国軍に母親を殺され、
科学者の父を連れ去られてしまう。
父親は究極の殺りく兵器「デス・スター」の開発者だった。
長じてジンは父のメッセージを受け取ろうとする同盟軍に利用されようとするが、
彼らが接触しようとしているソウ・ゲレラ(フォレスト・ウィテカー)に対するわだかまりが彼女にはあった。
ゲレラはジンの育ての親だったのだ。
しかし、ジンは好むと好まざるとにかかわらず、戦いに巻き込まれていく。







今回は、まったく予備知識なしで挑みました。

A long time ago,in a galaxy
far,far away....

スター・ウォーズと云えば、おとぎ話的な全体骨格も持っています。
ファンの方は、このシリーズに、リアリティや現実とのリンクも求めていない人も多いでしょう。
でも、それは、本作の監督ギャレス・エドワーズの資質とは全く違う方向性です。
ギャレス監督は、特に戦闘シーンにおいて、現実を映画に落とし込むことが大変うまい監督だからです。
そのせいか?
まず、定番の


A long time ago,in a galaxy
far,far away....


いつもの例のビジュアルとして出てこない。
私は「あれ?」と思いました。
何か違うな。と思わされる感じです。
正直、前半がたるい、と云う感想もわかります。
しかし、この映画で、こう云う話によくありがちな、定番的なエピソードをテンポよく並べたところで、
おとぎ話になるだけで、後半、本作のようなカタルシスは得られないでしょう。
この映画を見ると、「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」(2015)のJ・J・エイブラムスが、
いかに秀才肌の監督かわかりますね。
秀才肌が悪いわけではないのですが、エイブラムスは、ソツなく、スタジオの要望通りの
映画を、それなりに面白く作れる才覚があります。
それで職人肌っぽくないところがエイブラムスの特徴だと思うのですが、
それで、どうなるかと云うと、個性はあまりなくなります。
しかし、個性が強ければいいと云うものでもありません(笑)。
なぜならば、今やスター・ウォーズはディズニーブランドの全年齢映画の宿命を背負っているからです。
本作が、全年齢でなければ、私の趣味的にはもっと面白い作品になったかもしれませんが(笑)、
しかし、ディズニーの宿命を背負った映画で、それは許されないでしょう。
今年になってかなり撮り直したと云うのはそう云うことでしょう。
つまり、ファイナルカット権をギャレスは持ってなかったと云うことですね。
しかし、ギャレスのセンスがなければ、この映画は成立しなかったと思うし、
撮り直しを援けたトニー・ギルロイが全編を担当していたら、
もっとおとぎ話的な映画になっていたと思います。
そう云う意味では、ある意味奇跡的な映画ですね。
できれば、ギャレスの思う通りの「ローグ・ワン」をディレクターズ・カットで発売してほしいですw





と、前置きが長くなりましたが、
本作は、絶望と希望の物語です。
でも、もうひとつ、主要キャラクターが自分を取り戻す物語でもあります。
主役のジン(フェリシティ・ジョーンズ)とキャシアン(ディエゴ・ルナ)は、
その生い立ちから、幼いころから戦士として戦うことを要求されてきました。
けれど、ジンは育ての親へのこだわり、実の親への思慕、そこから抜け出せないでいました。
一方、キャシアンも、自分で望んだ戦いとは云え、長ずるに従って、
己の手を、ダーティーワークで汚すことに、わだかまりを感じています。
スター・ウォーズは基本的に親と子の物語りです。
ジンにとってはわかりやすく、育ての親と実の親、
キャシアンにとって、同盟軍の命令は親と同等です。
彼らは、自分の意志と関係なく、どこか漠然と自分の人生を生きてない人たちです。
それがもっと顕著なのは、元帝国のパイロット・ボーディー(リズ・アーメット)でしょう。
彼は物理的に自分の意志を奪われています。
しかし、最後に、彼は本来の目的を取り戻します。
この作品が、最後感動的なのは、
ローグ・ワンの最初で最後のミッションが、


自分の意志で戦わなければ勝てない。そこにこそ希望がある。


と云う思想に貫かれているからです。

戦わない者には絶望しかない。

ローグ・ワンの面々が、初めて自分の意志で挑んだ戦いが、
それが、あのような、誰も生還できない結末を迎えても、
彼らは自分を取り戻した。
それは自分の意志で戦ったからであり、誰もが後悔などしなかったでしょう。
なぜなら、それこそが絶望の果ての希望を象徴しているからです。
そして、物語は
「STAR WARS EPISODE IV A NEW HOPE」に引き継がれる。
何てうまく繋いだんだ!
最後泣く人がいるのもわかります。
圧倒的なデス・スターの破壊力、ダース・ベイダーのダークサイド、
希望だけの物語はただのおとぎ話にしかすぎません。
そして、絶望を表現する力があってこそ、希望が際立つ。
そう云う意味で、ギャレス・エドワーズは監督として適任であったと思います。
彼の戦闘シーンは、どこか、現実の戦闘を彷彿とさせられます。
ジェダでの市街戦は、どこか中東で今起こっている事態を思い起こさせるし、
惑星スカリフでの戦いは、12月と云うこともあって、「おいおいパール・ハーバーかよ!」
って思ったりもしましたが、アメリカ人の感覚からすると、あれはベトナム戦争でしょうね。
実際、ギャレスははじめは「地獄の黙示録」(1979)みたいな映画を撮りたかったらしいし。
ギャレスの持つ、リアリズムと荒廃感はうまく映画に作用しています。
映像もうまいんだよね、前半、割と近視眼的なアングルが多いのですが、
後半は一転して、ロングで見せるショットを多用、
映像としても緩急が効いています。
脚本も、べらべらべらべらしゃべらないところもいい。
俳優に力があるから、そんな喋りも必要ないしね。
ただ、前半は、ちょっとあちこち行きすぎと云うか(笑)世界観を出したいと云うのもあるんだろうけど、
若干、散漫な部分もありましたね。
前半は、私もちょいたるいなーーと思っていたせいか?
とにかく、前半はモフ・ターキン(ピーター・カッシング)が気になってしょうがなかったw
ちなみに、ピーター・カッシングは既に故人。
なのに出番もセリフもは多いわびっくり!wwww
「あれ?ピーター・カッシングって生きてたっけ?????」と思ったほどwwww
「いや死んでるよね、特殊メイクには見えないけど、これCG???」?????
「なんか身体は若いんだよな、顔だけCGなのか????」
と思って帰って調べたら、やはり顔だけCGみたいです。
演技そのものはガイ・ヘンリーと云う役者がやっていて、顔だけCGで作り直しているみたいです。
しかし、いくらCGで何でもできるとは云え、
秒間レート24を10分くらいは出てるよね?ターキン総統、
これをCGに描くのはすごい大変だったと思うよ。1分で144コマだからね。
最後のあの方は、ちょっとだからね。いや、ILMの技術おそるべし!
許可は取ってあると思うけど、存命中の俳優にこれを使う場合は、
肖像権の問題が発生するため、故人の役者の方に多く使用される技術かな。





キャラ的にはみんないいよね。
特に特筆すべきエピソードがないからジン役のフェリシティ・ジョーンズは
レイ役のデイジー・リドリーとの差別化が大変だったと思うけど、うまかったですね。
キャシアン役のディエゴ・ルナもさらっとした演技で現代的。
この役もどんなにでも暑苦しくできるだろうけど(笑)さらりとしているので個人的には好み。
割と設定的には、定番的なキャラが多いが、多いのに、定番的なエピソードがないので、
解りにくいと思う人が多いのも解るんだけどね。
でも、そんなことやったら、作品が古臭くなるだけだと思うがw
ジンの父親役のマッツ・ミケルセンもいい抑えだし、
やはりキャラ的には盲目のチアルート・イムウェを演じたドニー・イェンがかっこよかった。
ギャレスは映画を作る前に「座頭市」黒澤の映画をかなり見たみたいで、
このキャラはいかにも座頭市的、相棒のベイズ・マルバス役チアン・ウェンとのコンビは黒澤的ですね。
R2D2C3POの逆オマージュになってる感じ。
そうそう、本作のドロイド・K-2SO(アラン・テュディック)もよかったですね。
重めな話の中で、浮かない程度にユーモアがあって、ドロイドの場合、
自分の意志なのか、プログラムなのか、判然としないところが、実は話に厚みを与えていると思う。
しかし、今思い返しても、ダース・モールって何だったのか?(笑)。
チアルートの方がぜんぜんかっこいいよ!(笑)。
ソウ・ゲレラのフォレスト・ウィテカーは、なんとなくこの世界とミスマッチ感があるんですけど、
却ってそれがよかったかも。
ソウ・ゲレラってチェ・ゲバラのパロですか?って突っ込みたくはなるw
ボーディー・ルックのりズ・アーメッドはうまかったですね。
すぐ死ぬ役なのかと思ったけどw案外重要なキャラでしたw
オーソン・クレニック役ベン・メンデルソーンもこう云うベタな悪役の方が今だと難しいので、
うまい人なんだと思う。
結構出番多いよねwこの人w
他は、シリーズに出てきている細かいキャラが出ていたり、
後半は特に、エピソード4、5.6に対するオマージュが満載。
映像がすごいから、デス・スターがいかに怖い兵器か今の方が解りやすいね。
音楽も使い方がうまかった。
有名な曲を多用しないで、一転突破的な使用法はセンスを感じさせる。
盛りあがるからって、いっぱい使えばいいってもんでもないしね。
突っ込みどころとしては、そのレバーべたすぎないか????www
ってのと、ギャレス・エドワーズは結構ゲーマーなんだなってところかなw
デス・スターの設計図がある装置が、某ゲームのグラフィックにクリソツなんですけどwww



つまらないって人の意見も解るんですけど、
個人的には面白かったですよ♪




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「八つ墓村」(2004)。
脚本 - 佐藤嗣麻子
演出・監督 - 星護


金田一耕助- 稲垣吾郎
横溝正史 - 小日向文世
橘署長 - 塩見三省
井川辰弥 / 亀井陽一 - 藤原竜也
森美也子 - 若村麻由美
田治見要蔵 / 久弥 - 吹越満
里村慎太郎 - 永澤俊矢
田治見小梅 - 泉晶子
田治見小竹 - 江波杏子
田治見春代 - りょう
お島 - 東佳代子
荒井修平 - 入江雅人
井川鶴子 - 中山忍
井川丑松 - 守田比呂也
長英 - 大門伍朗
濃茶の尼 - 絵沢萌子
梅幸尼 - 島かおり
久野恒実 - 浅野和之
諏訪(弁護士) - 笹野高史




昭和23年。天涯孤独の青年、井川辰弥(藤原竜也)は、
父方の親戚が妾の息子である自分を探していることを知る。
父の家系の田治見家の相続人として、辰弥は莫大な財産の相続人だと云う。
田治見家のある八つ墓村に向かう辰弥ではあったが、
既に目の前で、辰弥も迎えに来た母方の祖父が毒殺されていた。
そして、八つ墓村には過去の因縁と、辰弥の父・要蔵(吹越満)の忌まわしい事件の記憶があった。







えーと、とあるミステリー映画の記事を書き始めたのですけど、
風邪でダウンしてしまい。。。。むむむ。。。。。な感じになってしまいました。
と云うわけで、なぜか「八つ墓村」
これは、年末SMAPの解散のあたり、再放送の企画の一作品で、ずいぶん、久しぶりに再放送がありました。
NHK「獄門島」も見ましたので、プチ横溝特集!になるかもw
ジャンルとして、ミステリーは特に好きも嫌いでもないのですけど、横溝正史は割と好きですね。
今となっては、ある意味、オーソリティなところもありますね。
2本の映画を過去に記事にしているので、興味のある方はそちらの方も参照してください。



で、この2004年フジテレビ版「八つ墓村」は、割と原作ファンにも評判がいいみたいですね。
比較的、原作準拠点が多いと云うのが理由でしょうか。
もっとも、上記の映画と違うのは、
犯人である森美也子(若村真由美)の末路を原作通り描写した点でしょう。
正直、映画に関しては、話変わっちゃっているので(笑)原作準拠もへったくれもないですがw
しかーし!比較的、準拠点が多いからと云って、このフジドラマ版でも、
本作の実質的ヒロイン・里村典子は端折られてます!
どんだけ、端折られやすいんだ!里村典子!wwww
一応、1996度版の映画には出ているんですけど、いてもいなくてもいい感じだし、
数あるTVドラマでも、ほぼ端折られていると云う薄幸なキャラwwww
きちんと、辰弥と典子の話は描いた方がいいと思うんだけど、
「八つ墓村」は登場人物も多く、複雑なので、事件を描いていると、
2時間程度の映画やドラマでは、他に余裕がなくなると云うのは
解るんですけど、1978年の所謂第3次横溝ブーム期に作られた全5回のTVドラマでさえ、
冷遇されていると云う有様w
この、1978年のドラマは、犯人も動機も改変されているため、里村典子の出番なし!
と云うように、実は「八つ墓村」の映像化作品には、決定打と呼べる物がない。
その中でも、このフジテレビ版は、比較的、よくまとまっている感じはする。
まず、キャストがいい。
金田一の稲垣吾郎はとりあえず、置いておいて(笑)。
実質的な主人公・井川辰弥役に藤原竜也(寺田姓ではないのは、尺の問題で母親の再婚エピがカットの為)。
田治見要蔵 / 久弥 に吹越満
出番はすくないが、諏訪(弁護士) に笹野高史
横溝正史役に小日向文世
久野恒実役に浅野和之
と、この5人だけで、演劇畑出身の実力派俳優を配している。
森美也子役の若村麻由美も、元々は、無名塾の出身だし、時代的な雰囲気が出せる点で○。
女優として、特筆すべきは、辰弥の腹違いの姉・春代にりょうを配置した点だろう。
今この人くらい、横溝の世界で違和感ない人も珍しいと思うw
エキセントリックな、それでいて、レトロな感じも受ける、この人の容貌は、
出身がモデルだけに、着物の着こなしもきれい。
惜しむらくは、辰弥に思いをよせる演技が唐突な感じがしたかな。
田治見小竹役の江波杏子も超不気味wwww
この辺は、演出も凝ってるせいもありますね。
見直すと、ドラマにしては、かなり予算がかかっている感じがします。
八つ墓村の田治見家の外観は、2本の映画と同じ、岡山の広兼邸でロケされています。
鍾乳洞もロケとセットを併用していて、なかなか撮影も凝っています。
逆に、キャストの不満点は、濃茶の尼が案外、インパクトないところかなwwww
これは、1996度版の映画の白石加代子がやったらインパクトが強いせいだと思うんですがwwww
ちなみに、この、濃茶の尼ってキャラは、たたりじゃ〜」って流行語を生んだ人ねw
あと、里村慎太郎(永澤俊矢)もな〜。
脚本の都合で、出番もセリフもかなり少ないんだけど、美也子さんの犯行の動機な人なわけだし、
もう少し、脚本レベルで配慮があってもよかったかもね。
いてもいなくてもどうでもよくね?的な感じだしw
演出面では、たった2カットで、美也子とその夫、慎太郎の3人の関係を説明したところとかは
かなりうまかったと思います。
村人たちが、群集心理で辰弥を追いつめる感じなんかは、
むしろ市川崑の映画より説得力があったと思うし、オリジナルな設定も、
うまく話をまとめるのには役立っているとは思います。
突っ込みっどころとしては、金田一さん結構何もしてなくない?wwww
ってところと、ちょっと作中で、人死にすぎてないか?????ってところかなw
因縁話も含めると、全部で136人!!!!!
最後の落盤事故でかなりな大惨事だしwwww
それで、辰弥は財宝見つけてウハウハってwwww
なんか妙なwwww
まーこの原作は、主人公が辰弥だし、金田一さんは本当に何もしていないので(笑)仕方ないか、
って気もするw
そうそう、このフジのシリーズは、刑事としては、塩見三省演じる橘署長がレギュラーとして出演しています。
ミステリーとしては、やはりクリスティなどの、古典の影響が見て取れるのが、
今見ると面白いかな、って思いました。
なんだかんだ云って、ドラマの割にはうまく雰囲気作ってあると思います。
しかし、稲垣のこのシリーズは5作品あるのに、
全部未DVD化だそう。
SMAPファン的にも、横溝ファン的にも、かなりニーズあると思うんですけどね。
しかし、2004年のドラマなので、みんな若!!!!って感じではありましたw
NHKの「獄門島」はなかなか独創的ではあったねw
この辺はまたの機会に。







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この四角が消えないんだがwなぜ?www 怪異なのか????!!!!!( ゚Д゚)!!!!




しかし、10月も終わりなのに、夏日ってどうなん?
と云う事で、夏の名残の〜な2本w
と云うかハロウィン🎃だしねw



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「ストレンジャー・コール」(2006)。



何気なくTVで始まったのでサスペンスぽいし、見るかな、と気軽な気持ちで鑑賞。
お話は、


ある夜、裕福な医者夫妻の子供のベビーシッターをする事になった女子高生ジル(カミーラ・ベル)。
医者夫妻は食事に出かけ、広い屋敷には幼い二人の子供とジルのみ。
そんなところに、見知らぬ男から奇妙な電話がかかってくる。
初めはいたずら電話かと思ったジルだったが、男はまるでジルの行動を監視しているかのような……。


と云う感じ。
あれ?これ「夕暮れにベルが鳴る」(1979)とお話が一緒な気がするんだけど?
でも、よくある話と云えばそうなんだよね〜と思いつつも気になってw
途中で調べたら、この映画「夕暮れにベルが鳴る」のリメイクなんですね。
原題はどちらも同じ。
「WHEN A STRANGER CALLS」。
邦題のみが違うようです。
ちなみに、この映画、紛らわしい事にw類似タイトルが複数あります。
「夕闇にベルが鳴る」(2006)と「暗闇にベルが鳴る」(1974)。
「夕暮れに〜」と「夕闇に〜」は、同じ都市伝説をモチーフにしているので、ほぼ設定的な内容は一緒。
「暗闇に〜」も、不審な電話と云うシチュエーションは同じなので、こう云う類似タイトルになっているのでしょう。
ただ、70年代と違って、今は携帯ありますからね、
いくら隔絶されている場所でも、外部への連絡も容易ですよね。
その辺も本作はうまくアレンジされていて、割とサクッと見られるサスペンスでした。
オリジナルの時代には、この手の話は今以上に不気味だっただろうし、
比べると、オリジナルの方が、緊迫感はあるかな〜。
この手の犯罪、サイコキラーや、サイコサスペンスがポピュラーな現代ならではの
リメイク映画の軽さは、考えようによっては怖いような気もしますけどね。
役者は主演のカミーラ・ベルは割と健康的なお色気な感じw
セクシー係は友達役のケイティ・キャシディの方かな。殺されちゃうけどw
あ、今調べたら「暗闇に〜」もリメイクあるんですね。
「ファイナル・デッドコール 暗闇にベルが鳴る」<未>(2006)。
ケイティ・キャシディがこちらでは主演。
なんか、違うシリーズと間違って借りる人いそうなタイトルですがw
この系も、邦題、紛らわしすぎるwwww
で、話も戻しますが「ストレンジャー・コール」は、犯人役の声がランス・ヘンリクセンだったり、
特別出演的に、ジルの父親役としてクラーク・グレッグが出ていたりするのが、
ちょいマニアックかなw
なんか舞台となるお家が、と云うか、医者夫婦の趣味なんだろうけど、
置物とか庭が変に和風な感じが、アメリカ人からするとちょっと怖かったりするのかな?w







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「残穢【ざんえ】 -住んではいけない部屋-」(2015)

原作は小野不由美の小説。原作既読で鑑賞。


作家の私(映画では一応、小松由美子と云う役名が設定されてはいるが映画の中には出てはこない。)
が、「怖い話」を自身の著書のあとがきで募集したところ、
「岡谷マンション」の204号室に住む女子大生・久保(橋本愛)から
「今住んでいる部屋で奇妙な音がする」という手紙を受け取る。
手紙を受け取った私(竹内結子)は、
前にも同じマンションの住人から似たような手紙を受け取っており、興味もを持つ。
このマンションの特定の部屋でこの怪異は起こっているのかと思いきや、
同じような現象は、久保の住む部屋だけでなく、複数の部屋で起こっている。
その怪異に、特に影響を受け、引っ越した住人がいる一方で、
マンション全体では、影響のない部屋や影響のない家族も複数いる。
怪異があるのなら、原因があるのでは?
と、久保は行動を起こすが、不動産屋に聞いても、新聞を調べても、
過去にこのマンションで、自殺や殺人事件がにあったと云う事実はない。
しかし、明らかにマンションに入居してからおかしくなった住人や
久保と同じく「畳を掃くような音」を聞いた住人もいるし、子供が奇妙に一点を見つめる、
と証言する住人も出てくる。
私は、マンション自体ではなく、この土地に何らかの問題があるのではないか?
と、久保と一緒に調べ始める。



お話はこんな感じ。
正直、原作はセミドキュメンタリー的な形式で、小説ならでは、の怖さもあるし、
地味な感じだし、で、映画には向かないのでは?と思ってましたが、割とうまく映画化されてました。
なかなかジャパニーズ・ホラー的で、独特ですね。
地味だからこそ、じわじわ来る系、とでも云いますか、
派手な脅しはないんですけれど、誰にでも起こりそうなと云うか、
そこまで調べないよね、家買う時や、部屋を選ぶ時、って感じです。
最終的には九州のとある家に辿り着くんですけど、怪談や怪異の伝搬の仕方、ってのも、
考えると興味深いかも。
どんどん調べていく過程が、けっこううまくできていると云うか、
リアリティがあるのが面白い点かな。
脅し系が好きだとつまらない、って評価になるかも、な、映画ですけど、
うまく小説を視覚化して、複雑な因果関係を解りやすくしたところは映画ならではかな。
役者は特にどうこうはないんですけど(笑)、
原作ではホラー作家の平山夢明が実名で登場しているんですけど、
映画では平岡芳明と変名で佐々木蔵之介が演じています。
この佐々木蔵之介に「いわゆるやばい話」って言われるとなかなかやばそうで(笑)、
うまいな〜って感じですw
主人公の私の夫役を滝藤賢一が演じているんですけど、意外にこの役が効いてました。
主人公の私もちょうど、家を建てようとしていて、それがどうこうはないんですけど、
そう云う地味なエピソードの挿入バランスがいい感じでした。
福岡県出身で心霊マニアの会社員(なんじゃそりゃw)の役を坂口健太郎が演じているのは、
ただの色添えでしょうw この役も原作では実在の作家・福澤徹三です。
原作は、何度も云いますがw 地味なので、映画の終盤、ちょっと脅し的なオリジナル要素があるんですけど、
映画で見せる場合に、なくてもいいんですけど、これは付け足すのは仕方ないかな、と云う感じがしました。
むしろ、うまいのは、EDクレジットの時に見せる「絵」のエピソードかな。
ここは、原作と少し違うので、原作読んでいる人も「そう来るんか」って思えるところかと思います。
淡々としていますが、107分で、長さ的にもちょうどいいかな、な感じでした。
原作も、怖い人はすごく怖い、って思うみたいですが、
怖くない人は、ぴんとこない、って思うみたいです。
ホラーに脅しを期待している人には向きませんが、じわじわ系が好きなら面白く見られると思いますw




しかし、ハロウィン渋谷の混雑凄いねw
最近、東京はクリスマスよりハロウィンが盛り上がるみたいですよ♪









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