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あさぎのたより

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 みなさんこんにちは。このコーナーは久々更新ですね。
 今回は前回に引き続き、屋根上にある「ベンチレーター」を弄って行きたいと思います。

 前回のお話を軽く振り返ってみましょう。

 末期の横浜線205系には「脱落防止金具」未設置のベンチレーターは現存せず、留め具ごと塗装が行われているか否か、そもそもベンチレーターが未塗装か、で3種類の分類が可能です。研究所では、3種類に独自の名前を付けて整理しています。

 ・灰色銀縁…塗装済みベンチレーター 留め具あり・留め具塗装なし
 ・灰色灰縁…塗装済みベンチレーター 留め具あり・留め具塗装あり
 ・銀色銀縁…未塗装ステンレスベンチレーター 留め具あり・留め具塗装なし

 前回は「銀色銀縁」の未塗装ベンチレーターを塗装で再現しましたが、今回はひと手間増やして「灰色銀縁」の標準的なベンチレーターを再現します。
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 横浜線205系では、2号車のみ銀色・他号車は灰色銀縁というパターンがごく一般的です。
その後、検査時に留め具の上から灰色塗装を施した車両・編成もいくつか登場しました。

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 今回研究所が使用したのは、お馴染み「タミヤ」から発売されているカラースプレー「ダークゴーストグレイ(AS-25)」です。色味の好みは個人差があると思いますが、私はこれが今のところ一番気に入っています。若干青味がかった灰色が特徴的です。

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 マスキング風景です。基本的に1両にベンチレーターは6個ありますから、1個ずつ四隅を丁寧にマスキングした後、全体をマスキングします。研究所は途中で節約の為にセロハンテープを一部用いていますが、方法はどうあれ漏れが無いようにしましょう。

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 ベンチレーターは凹凸がありますので、塗り残しが無いよう注意しながら塗装を行います。
留め具が無いベンチレーターの場合はこれで完成になりますが、ここから銀色の留め具を巻いて行かなくてはなりません。

 ここで登場するのが、最初の写真に写っていた銀色のシールです。
 これは、模型メーカー「グリーンマックス」が発売している「コルゲート板(No.82)」と呼ばれるモデラー向けのアクセサリー商品で、凹凸のある銀色のシートが135x60mmのサイズで1袋に4枚入っています。
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 本来はこのような電車を作るときに使用するのですが…… この銀色のシールを細く切ることで、留め具のパーツを容易に貼り付けることができます。

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 幅約0.25mmに切断したシールを切り分け、丁寧に巻きつけていきます。このとき、留め具が中央に寄り過ぎると見栄えが悪くなってしまうので、微調整しながら貼って行きます。
 ピンセットで巻きつけた後は、はみ出した足をカッターで切り取れば完成になります。

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 未施工の車両と比べるとご覧のとおり。鉄道模型は上から見てしまいがちですので、この差は歴然です。(今回はモハでした…… ※前回の記事参照)

 前回は加工途中の写真を撮り忘れていたので紹介できませんでしたが、今回は加工に際してのお話もすることができました。まだ銀色ベンチレーターを再現していない方も、この記事と前回の記事を読んで、是非トライしてみては如何でしょうか。

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 横浜線205系のNゲージ鉄道模型――
 現在、大手鉄道模型メーカーKATOが4ロット4編成を生産しており、横浜線205系のNゲージといえばKATOが連想されます。※過去生産した順に、カマ4編成、H21編成、H16編成、H25編成

 しかし、買って驚くことなかれ。どうも研究所のサイトと色々噛みあっていない。

 そう、所詮は大量生産品。この1/150モデルに、実車通りの特徴が全て再現されるはずがありません。タイプはタイプであると割り切るしかないのです。

 「模型鉄」と呼ばれる人たちの中には、様々なパーツを買い揃えては器用な手先で車両を改造し、完成品に大リフォームを施すことはもちろん、場合によっては1から車両を作り上げてしまう(一般にフルスクラッチと呼ばれる)工作大好きな方が多く集まっています。
 私も工作が好きな人の一人ですが、撮り鉄専門の方々からは「そんな金があるなら機材に回せ」と言われる肩身の狭い変わり者には違いないです。

 横浜線の模型に「大リフォーム」とまではいきませんが、モノ好きな人間には「ムフフ」となる小加工をしていこう、というのがここでの記事になります。

嗚呼、無塗装ベンチレーター
 今回は、表題の通りベンチレーターの違いについてです。
 研究所サイトの「編成別解説」ページや「細部研究」ページには、ベンチレーターを以下の形態に分けて車両別に整理しています。

 ・灰色銀縁…塗装済みベンチレーター 留め具あり・留め具塗装なし
 ・灰色灰縁…塗装済みベンチレーター 留め具あり・留め具塗装あり
 ・銀色銀縁…未塗装ステンレスベンチレーター 留め具あり・留め具塗装なし

 横浜線の205系の場合、脱落防止金具未設置のベンチレーターは現存せず、留め具ごと塗装が行われているか否か、そもそもベンチレーターが未塗装か、で3種類の分類が可能です。
 ステンレス製ベンチレーターを搭載している205系は全体的にも少なく、横浜線では製造時期が遅い「サハ204形100番台(の一部)」「サハ205-232」でその姿を見ることができます。
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▲未塗装ベンチレーター(サハ204-101)と塗装済みベンチレーター(モハ204-181)

 今回はH26編成を再現するにあたり、ひとまずサハ204-126とサハ205-232のベンチレーターを塗ってみようという流れです。
 サハ204形100番台の場合、床下機器の総取り換えやドアの交換など、実車に近づけるためにやらなくてはならないことが沢山あります。中でも未塗装ベンチレーターは最も手軽に再現でき、そして見栄えも非常にいいので加工のし甲斐があるというものです。
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 研究所がオススメするのは、模型業界ではお馴染みの「タミヤ」から発売されているカラースプレー「つやありシャンパンゴールド(TS-75)」です。色味の好みは個人差があると思いますが、私はこれが今のところ一番気に入っています。
 写真に写っているのがサハ204-126とサハ205-232です。H26編成のうち6両が南武線に転属するということで、E233系の営業運転開始を待たずして横浜線205系として最も早く廃車になってしまった2両です。
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 銀色ベンチレーターが目立つ撮影地を選び、震える寒さの中3時間待った末、何故か同業者が誰一人来なかった記憶が蘇ります。そして狙い通り、未塗装のベンチレーターを積んだ2両を拝むことが出来ました。

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 塗装しない車両と比べるとご覧のとおり。鉄道模型は上から見てしまいがちですので、この差は歴然です。(サハだけに)

 KATO製205系の屋根は取り外すこともできます。クーラーも外れますから、屋根だけの状態にしてマスキングして塗装するのが確実です。
 是非あなたも未塗装ベンチレーターを再現してみては如何でしょうか。

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