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04.08 恋カケ聖地巡礼

 3月某日、すごろくで東海道本線を移動する機会があったため、終点の神戸で表題の聖地巡礼を行いました。ちなみに、「恋カケ」はUs:trackが2015年に発売した美少女ゲーム『恋×シンアイ彼女』のことです。

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 今回は学生時代最後の旅行ということで、切符に"仕込み"を行いました。

東京 → 神戸
 通常、このような乗車券は特定特区市内制度という制度によって自動的に「東京都区内→神戸市内」というように変換され、特定区間内での途中下車が不可能になります。しかし、規則の但書きにある裏技を使って、いわゆる「単駅指定」を行っています。

 さらに、「下車印を集めるスペースが欲しい」という目的で、経路数を増やしてサイズの大きい切符になるようにしており、先述の「裏技」のみでは85mm券で済むはずのものを、改札機に通せない120mm券としています。
 こうして某駅のバックアップのもと、東海道本線すごろくの旅にふさわしい(?)「東京→神戸」の乗車券が完成。協力していただいた駅の方々本当にありがとうございます。参加者の多くが「青春18切符」を持ち寄る中、ひとりだけ変な切符で参加することになりました。
 ……実は、経路等の都合で有楽町−田町間、大阪−元町間は下車できないという本末転倒な切符ではあります。

 すごろくの主なルールは次の通りです。
・東海道本線の全170駅を対象に実施し、チームで最終目的地の神戸駅到着時間を競う。
・基本的に2d6で進める。
・任意の駅で3d6とすることができる権利が5回与えられている。
・次に掲げる駅が着駅となるとき、3d6の権利が1回ずつ追加される。
 小田原(神奈川県)/静岡(静岡県)/豊橋(愛知県)/岐阜(岐阜県)/米原(滋賀県)/
 京都(京都府)/新大阪(大阪府)/JR総持寺(新規開業記念)
・品川駅が着駅となるとき、1d6で経由線を選択しなければならない。
 1d6の結果が偶数の場合は品鶴線経由/奇数の場合は品鶴線を経由しない
・大垣駅が着駅となるとき、1d6で赤坂支線を往復するか否か決定しなければならない。
 1d6の結果が3以下の場合は大垣−美濃赤坂間を往復する。
・移動中、いかなる場合でも目的地より先の駅に進んではならない。
・特急、新幹線、私鉄、バス、タクシー等の交通手段は利用してはならない。
 但し、駅間を徒歩で移動することは認める。
 ここまで書いておいて、道中の掲載できる写真がほとんどないのですが、結果からいうと参加10チーム中、我々のチームの神戸駅到着は

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 神戸駅23:55着 最下位

 まぁ、よく着けたよね。
 21時前後にゴールするチームもある中、堂々の最下位を飾ってしまいました。3d6で17という高い数字を出したり、自分が2d6を振ると必ず5を出すので上手く駅数を調整したり、途中までは上手くいっていたんですけどね。

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 すべては日没間際の大垣駅から。
 赤坂支線往復の場合には別途乗車をするつもりでしたが、ここは相方が上手く回避してくれました。
 ところが、その流れで「米原までは抜けたい」と3d6の権利を行使したところ、なんとサイコロ3つにも関わらず「5」という結果に。当然、米原までは抜けられず、本数の少ない醒ヶ井駅(滋賀県米原市)に取り残されて30分のロスが生じました。

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 そして「次こそ本数が増える野洲駅まで抜けよう」と再び3d6の権利を行使したところ、今度は私が野洲駅の手前を当ててしまう始末。
 下車した篠原駅(滋賀県近江八幡市)では、ちょうど40分以上運転間隔が開くタイミングに当たってしまい、暇すぎて駅舎を長時間露光撮影……。
 唯一の救いは「白ポスト」を発見して厄払いの祈りを捧げたところ、一気に京都駅が出たことです。

 醒ヶ井と篠原、そして大垣駅手前のロスを含めると、合計1時間30分程度を無駄にすることになりました。京都駅からは最早「消化試合」の様相でしたが、なんと兵庫県に入ってから線路内公衆立入による輸送障害が発生。なかなか最終目的地に到着させてもらえませんでした。
 相方はこのサイコロのために、旅行先の京都から一旦東京へ戻り、高速バスから降りるや否や私と神戸を目指しました。なんというか、本当にお疲れ様でした。一方では、我々が神戸に到着する前に「すいません、これから東京に戻らなきゃならないので……」と神戸からとんぼ返りする後輩の姿も。みんな、東海道本線すごろく大好きすぎかよ……。





 昨晩は到着時間が読めなかったので、親戚の家にお世話になったり、ホテルを予約したりはせず、三宮のネカフェで一泊。ほかの参加者は朝遅くまで寝ていたようですが、私は独り聖地巡礼に出かけます。
 まずは三宮から市営地下鉄で新神戸へ。神戸は親戚の兼ね合いもあり、それなりに訪れてはいますが、正直なところ新幹線に乗る時は新神戸駅ではなく新大阪駅を使うことのほうが多いので、久々の下車になりました。

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北野クラブ・ソラ正門前:兵庫県神戸市中央区北野町1丁目5−4
 
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 ようやく本題に入りまして、最初に向かったのは作中の通学路。一番来たかった場所なのですが、あいにく舗装が変わってしまっていました。これには割とがっかり……。
 今回は影の方向を作中と合わせるために光線状態の検討も行いました。その結果、ここは朝方ということでしたので、ネカフェの出発も朝になったのでした。

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 続いては御影に移動です。時間に余裕があるので、徒歩で三宮駅を目指します。
 さきほどの通学路は北野というところにあるのですが、このあたりは横浜で言う山手のような場所で、異人館や結婚式場がいたるところにあります。
 写真は異人館を移築・改装したスタバで、これまた別作品で登場していたりします。


 阪急電車で三宮駅から御影駅へ移動し、内陸側に向かって坂を上っていくと、閑静な住宅街の中に次なる聖地があります。

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神愛子供ホーム前:兵庫県神戸市東灘区住吉山手4丁目7付近
 
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 こちらも作中の通学路のシーン。反転されている上に描き足しが多く、ほとんど原形がないのですが、一応ここが元になっているとのこと。確かに、画面の一部分に注目すると実際の風景と一致します。
 こちらも朝の時間が正しい光線状態。今回は春の探訪だったため、朝は光が当たらないかも……ということで時間をずらしました。


 続いては阪神電車の御影駅。先ほどの聖地は阪急電車の御影駅が最寄な一方、作中に登場する駅前のシーンは阪神電車の御影駅なので、これまた徒歩で移動します。

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阪神電車 御影駅:兵庫県神戸市東灘区御影本町4丁目12−4
  
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 駅前のシーン。
 手前の木が「なかったこと」にされている代わりに、タイルが描き足されています。珍しくアイレベルではなく、ややハイアングルの視点になっているので、脚立なしでは構図が一致しませんでした。不覚……!
 作中の光線状態はお昼のもので、今回は12時30分頃に撮影しました。


 最後は、御影から阪神電車で一気に須磨へ移動し、須磨海浜公園で海のカットを。

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須磨海浜公園:兵庫県神戸市須磨区若宮町1丁目1及び須磨浦通1丁目
 
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 海、こいつがめちゃくちゃ難しい……!
 というのも、光線状態は昼過ぎということでそれに合わせたんですが、もう1つ合わせなければならない条件があります。
 それは、「潮の満ち具合」です。今回は日程や時間の関係で、流石にそこまでは合わせられなかった、というかどの時間が正解なのか算定するこはできませんでした。


 とりあえず、晴れた状態で撮れたので自分の中では良しとします。海綺麗だった……。
 他にも舞台となった場所はありますが、今回は割愛。重い荷物と三脚を担いで撮影ポイントを探し回り、かれこれ2時間ぐらい砂浜を歩き回ったので、流石に脚に来ました(苦笑)。

 須磨からは再び神戸に戻り、この日は祖父母の家にお世話になりました。

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 ……いや、それにしても恋カケ聖地巡礼」のタイトルを打っておきながら、怪しいすごろく企画の記事になってしまいすいません。聖地巡礼目当てで読んだ方、本題に入るまでお見苦しい思いをさせてしまってホントすいません。すごろくで神戸に行くのはオススメしません。なんか後輩が山陽本線でもすごろくしたようですがオススメしません。
 以上です。

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06.11 伊豆遠征

 お久しぶりです。生きてます。
 ……という挨拶もそろそろ飽きてきた節がありますが、前回の更新からまたしても2ヶ月が経過してしまいました。8月中は立て続けのイベントでほとんど家を空けていたため、更新のネタが大量にたまっています。いっそ、「記事の概要だけ掲載してアンケートを取り、票数の多かったものを詳しく書こう」とも思ったのですが、芸能人の大人気ブログというわけでもないですし、アンケートを取っている間にもネタが蓄積されていくので、ボツにしました。

 というわけで、順当に
 05.28 首都圏サイコロ大回り に続いて、6月初旬に行った「伊豆遠征」の記事から書いていこうかと思います。

 6月は就活中でしたが、アニメ「ご注文はうさぎですか?」をVHS風の映像に変換した上でテレビに流し、「チノ13歳」と書いたVHSを前に置いて、わが子(?)の成長を懐かしむおじさんと化すレベルで崩壊していたので、大学サークルの友人らと「気分転換にどこか行かないか」という話になり、ドライブ旅行が企画されました。
 行程は、都内から埼玉県へ抜けた後、国道299号線を経由して長野県茅野市に入り、さらに国道(酷道)152号線を走破して静岡県に向かうというもの。ところが、私は面接の予定が重なってしまったため、メインの行程には参加できませんでした。
 そこで、車を静岡県内から一度戻し、私を拾って埼玉県内の友人宅で一泊、翌朝に再び静岡県に向かうという、運転者殺しの計画になりました。私の方は申し訳ない気持ちでいっぱいでしたが、友人らは友人らで、酷道を走破して疲労困憊とのことで、自宅でゆっくり身体を休めることができてwin-winでした。
 
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 というわけで、11日朝、埼玉県内を出発した車は、首都高を経由して神奈川県の幸浦ICから下道に入り、お昼ごろに静岡県富士市に到着しました。ちょうどお腹もすいたので、ハンバーグが有名なご当地チェーン「さわやか」で昼食です。
 ソースは「オニオン」「デミグラス」の2種類から選べますが、隠しメニューとして「ミックス」の注文も可能です。今回はミックスを注文し、2つに割ったハンバーグの左右にそれぞれをかけていただきました。

 実は、つい一週間前にも友人の運転で静岡県富士市を訪れ、「さわやか」で夕食を食べたのですが……頻度がおかしいですね。そんなことを話していると、この静岡県内の特定の店舗において、知人と偶然会うという事案が発生。都内からドライブでこちらまでやってきたとのことで、状況まで似ていました。県外の人間同士が鉢合わせる「さわやか」……恐るべし。

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 その後は表題の通り伊豆方面へ。「アクサダイレクトコーナー」と呼ばれる観光名所に向かいます。
 アクサダイレクトコーナーは、県道127号線「西伊豆スカイライン」内にある名所で、自動車保険などで知られる「アクサダイレクト」のCMの舞台になっています。
 正確には、CMの舞台が名所としてGoogleの地図に登録され、話題になりました(笑)


それが、こちら。
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誰かー!!
 
 #これがやりたかっただけシリーズ
 実際のCMでは手前から高所作業車か何かで撮影をしているようですが、流石にそれは無理なので、アイレベルで再現しました。もし現地に行かれる場合は、交通量こそ少ないですが、車やバイクの通行には十分注意してくださいね。

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 記念撮影の後は、そのまま西伊豆スカイラインを走破し、その先の国道136号線沿いにある「天城ふるさと広場」へ。
 ここには、D51形蒸気機関車が保存されています。保存車の243号機は埼玉県の大宮工場で製造されたのち、中国地方を中心に運用されていたとのこと。静岡県と直接は関係が無いようですが、退役後はこの地で過去の歴史を語り継ぐ役割を果たしているようです。


 軽く鉄分補給をしたのち、最終経由地の廃道へ。
 1日の終わりにしては随分濃いものがラストに来てしまいましたが、日が暮れては探索が困難となるため、やや急ぎ足で向かいます。

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 廃道と思わしき場所に到着したのは午後6時を回ってからでした。幸い、薄晴れと天気も悪くなく、夏至に近かかったこともあり、明るいうちに探索ができそうです。
 この赤いループ橋は、山の中腹へ繋がっており、当初は山を開発して別荘地を造成する予定でした。しかし、紆余曲折あって開発が頓挫したため、そこへ通ずる道自体も放棄されたというあらすじです。


 マニアの中ではかなり有名な部類の廃道で、その理由は次の写真で明らかになります。

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 橋が……途中から落ちている。。。
 想像を超える景色に圧倒され、声を失います。

 下で撮った写真をイラスト調に加工して、雨を降らせてみました。
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 橋が落ちた時期に関しては明確な資料がありませんが、一端が山肌に引っかかるような形で確かに滑り落ちています。ネット上では、橋を渡った先にある宅地等予定地の廃道まで探索された方の記録なども見ることができますので、興味のある方は「赤沢八幡野連絡橋」で調べてみてください。
 廃墟・廃道の探索は全てが自己責任です。短い時間での探索でしたが、安全のため、日が完全に落ちてしまう前に車へ戻ります。

 日没後、車は東京方面に向けて出発。流石に帰りは静岡県内から高速に乗りましたが、予定より到着が遅れてしまい、千葉県民約1名が終電を逃してしまいました。埼玉県内の友人宅で一泊して事なきを得たとのこと、お疲れ様でした。

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03.19 最高地点

 先日、友人の誘いで「野辺山」というところに行ってきました。
 前回の京都遠征よろしく、ある日突然誘われ、特に予定もなかったのでOKするという適当ぶりを発揮。主催者によると、どうやら他人から買い取った青春18切符の、残り回数を消費したかったがための企画とのことだったのですが、参加者が9人も集まったので、結局18切符は買い足すという、本末転倒な旅行になりました。

イメージ 1
 朝8時半。
 私を含め、決して暇ではないはずが、運よく集まってしまった9人は、1日の乗降人員が日本で最も多い、新宿駅に集合。
 前日に誘い合わせたため、ほとんど寝ていないメンバーも居ましたが、幸いにして遅刻者はいませんでした。それどころか、メンバーの中には「今日が楽しみでなかなか寝つけなかった」という小学生もいました。


イメージ 2 イメージ 3

 今回乗車するのは、新宿−小淵沢間を約3時間で結ぶ、ホリデー快速「ビューやまなし」。
 山梨県内への観光の手段として1993年から運行されており、当初より現在に至るまで215系車両が使用されています。
 「the double decker liner」の異名をもつ215系は、東海道線の「ライナー」向け車両として1992年に登場し、かつては快速アクティーや湘南新宿ラインに充当されていました。その名の通り10両編成のすべてが2階建車両……に見えるのですが、実は両端の先頭車両のみ、1階の席がありません。
 2階建車両は「電車」として動くのに必要な機器を床下に収納できないため、通常は付随車両になります。ところが、215系は全車両が2階建のため、先頭車両の1階部分に機器を集約し、先頭車とその電源を引き通した隣の車両の、合計4両で動かしています。
 子供のころからよく見ていた電車ではありましたが、今回が初めての乗車になりました。

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 目的地の野辺山へは、「ビューやまなし」の終点である小淵沢から、さらに小海線に乗る必要があります。電車に乗ると自分が乗った電車が止まってしまう「自爆系輸送障害」の遠出にもかかわらず、「ビューやまなし」は定刻で小淵沢駅に到着したため、乗り継ぎの小海線の発車時刻まで1時間の余裕ができました。
 そこで、小淵沢駅から歩いて10分ほどの場所にある、小淵沢小学校に保存されている蒸気機関車を敷地外から見学。校庭の一角に蒸気機関車があるという英才教育(?)です。
 さらに、駅に戻って腹ごしらえ。よく考えたら朝ごはんを食べていなかったので、少し豪華に天ぷら&山賊うどん(530円)を注文。なかなかのボリュームがありました。

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 腹ごしらえを終えると、ちょうど小海線の車両が到着。非電化である小海線では、八高線などで見かけるキハ110系ディーゼル車のほかに、写真のE200形というハイブリッド車が運行しています。
 搭載するディーゼルエンジンで発電機を回し、発電した電気と蓄電池からの電気でモーターを回すという、世界で初めてのシリーズ式鉄道車両で、2007年から運行されています。

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 小海線は未乗区間でしたので、今回の旅は初めて続きになるのですが、E200形に乗ってみると、謎のキャラクターに出迎えられました。かわいい。
 調べてみると「ぶりっとちゃん」("ぶりっこ"ではない)というらしいのですが、それ以上のことは分かりませんでした。
 ハイブリッドは生物学的には交配・交雑種といった意味があるので……これ以上は言いません。


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 小淵沢駅からエンジンを唸らせて山を登ること30分、小海線はJR線で最も標高の高い場所にある駅「野辺山駅」に到着。JRで最も高い場所にある駅は「東京駅」であるとも言われていますが、こちらは我々理系も納得、正真正銘の最高地点です。標高は1345.67m。
 さて、これからトンボ帰りになるのですが、帰りの「ビューやまなし」号に連絡する小海線の発車時刻まで、1時間強の余裕があります。というわけで、野辺山駅と1つ手前の清里駅の間にある、JR線で最も標高の高い地点に徒歩で移動します。なんでも、50km離れたキャンパス間を夜通し歩いてしまう物好きが、参加者の半数を占めていますので、往復5km歩くくらいでは何の問題もありません。
 途中、雪が残る八ヶ岳をバックに #旅するヒカリ もちゃっかり回収。

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 20分ほど歩いたところで、ついにJR線の最高地点に到着。標高は1375mで、野辺山駅よりも30mほど高い場所です。
 2.3kmほど歩いて30mしか上がっていないので、坂を歩いた、という感覚はありませんが、踏切端の勾配票が、坂同士の頂点であることを確かに示しています。
 記念碑の脇にあるのは鉄道神社で、祀られているのは車輪、御神体はレール、鈴緒に繋がっているのは犬釘と、なんとも珍しい神社です。
 鉄道神社のほかにも、線路を向かいにレストランとホテルがあり、参加したメンバーは、外気温2℃の中、アイスクリームを堪能していました。
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 アイスクリームを食べ終えて頭の冷えた一行は、国道141号線を歩き、冬季閉園中のSLランドを横目に野辺山駅に戻ります。途中、「JR鉄道最高地点」の、交換前の朽ちた記念碑が横たわっている等、いろいろと発見がありました。

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 そして、最後は広場でキャッチボール。何年か前の新入生勧誘の際、大学の広場でキャッチボールをしていたところ、軟式野球部の入部希望者が集まってきてしまったというトラブルがありましたが、懲りずに低酸素トレーニングです。
 20分間のキャッチボールのために、わざわざ(鉄道研究会の)部室から大量のグローブを運び出したそうです。思い返してみれば、友人が私の予定を確認してきたときも、「野辺山でキャッチボールしない?」と確かに言っていました。

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 帰りに乗車したのはキハ110系。こちらはハイブリッドではないため、ぶりっとちゃんの持ち物ではありません。
 さて、ここでなんと、サークルのOBである先輩に遭遇。車内から驚いた顔で手をふる見知った顔に、こちらもビックリ。
 先輩は軽井沢からしなの鉄道で小諸まで出たのち、小海線・中央本線を経由して東京へ帰る途中でした。
 実はこの後、サークルで卒業生を送り出す「追い出し会」が都内で予定されていたため、我々も先輩も同じ列車で最終目的地に向かうことになりました。
 こうして、束の間の突発遠征は大きなトラブルもなく終了。私が追い出し会で追い出される日も近いです。

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02.09 京都遠征報告2017

 「突然だけど京都行かない?」という誘いがあったので、去年の夏に続き、またも車で京都に行ってきました。とはいっても、前回の遠征記事は名古屋までで途絶えており、京都の話をしないまま時が経ってしまったのですが……。

■1日目
 目が覚めると、車は雨の中を走っていました。
 つい十数時間前まで仕事をしていましたので、窮屈な車内でも睡眠が勝ったようです。とはいえ連勤明けで、もう何日も家のベッドで寝ていない身体には少々堪えます。でも来てしまったものはどうしようもありません。あと3日は家に帰ることができません。

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 とりあえず車を駐車場に置き、まずは京阪を中心に撮影。当初は全く別の駅間の撮影地へ出向く予定でしたが、あいにくの雨のため、駅先で妥協。大阪方面と京都方面をノンストップで運転する快速特急「洛楽」を狙います。と言っておきながら写真は準急の5000系ゾロ目ですが……
 土休日のみ運転される洛楽」は現在、特急車両の8000系が充当されていますが、月末のダイヤ改正から運転日が平日にも拡大されるほか、充当される車両も新型の3000系に置き換わります。というわけで、8000系による洛楽」を狙うわけですが、8000系はパンタグラフが先頭車両前方に設置されたいわゆる「前パン」であるため、構図に上手くおさまらず、結局どれも納得のいかない写真の出来になってしまいました。洛楽」の話をしているのに、写真が違うのは、そういう理由です。

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 洛楽」の運転時間も過ぎたので、三条を訪れてみると、偶然にもゲテモノ編成がやって来ました。一見普通の編成に見えますが、元々4連で支線に投入されていた10001編成に、他形式の中間車(それも7200系・9000系の2種類)が計3両組み込まれて7連化されており、以来本線運用に就いています。写真を拡大してみると、車体裾やクーラーの違う中間車が混ざっているのが分かるかと思います。

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 その後は中書島駅へ。ヨダレが垂れそうな分岐器と信号の並びはさておき、フリーきっぷの特典でもらえる「響け!ユーフォニアム」のクリアファイルをもらいます。
 中書島の駅からは宇治方面に向かう宇治線が出ており、同路線は「響け!ユーフォニアム」の舞台にもなっています。実は、今回の旅行はその舞台巡り、いわゆる聖地巡礼が主目的のひとつです。しかし、天気が天気なので、今日は早めに宿へ向かうことにしました。

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 こちらが本日の宿、「アクパトル宇治」です。
 天気が天気、とは言いましたが、私は一言も「聖地巡礼はしない」とは言っていません。荒天なら作中に登場する施設内で巡礼すればいいだけの話。しかも今回は私たちのグループ以外に宿泊者はおらず、事実上貸切状態での聖地巡礼です。
 左画像が作中のカット。上写真との比較用です。

 館内のカットの比較は、他の偉大な聖地巡礼系サイトに譲るとして、今回は館内スタッフの方も「珍しい」という事実上貸切ということで、思う存分やりこみました。
 ……とにかく作中カットと合わせようという努力。三脚にカメラを固定し、ああでもない、こうでもないと唸りながら、構図を完璧に合わせようと四苦八苦。録画映像をタブレットで確認しつつ、四隅の位置、角度、ズームを微調整します。
 
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 この努力が何になるのか全く謎ですが、仕舞には「構図合わせ」だけでは飽き足らず……

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 雨上がりの極寒の山中で、我々は何をしているんだろう……

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 我々はそんなことをしていますが、この施設、実は「宿」というよりは「研修施設」で、管理は宇治市が行っています。
 要は「林間学校で泊まるようなところ」であり、一体何クラスが一度に調理するのかと思うような大きな野外調理場や、定番のキャンプファイヤー場などもあります。林間学校で布団の畳み方をうるさくチェックされた思い出のある方も多いのではないかとおもいますが、まさにその張り紙が部屋にあります。
 この、いかにも、な感じの張り紙も、アニメに吹き出しの位置まで一致する形で登場するのですから、京都アニメーションには驚きの連続です。


■2日目
 アニメには「アクトパル宇治」の食堂のシーンもありましたので、朝食を貸切状態の食堂でいただきます。ご飯の写真を掲載したかったのですが、写真を探して貼り付けるまでの間に自ら飯テロの被害に遭うことになるので、省略します。焼鮭がおいしかったです。じゅるり。

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 この日は大津線を撮影。夏に来た際も「響け!ユーフォニアム」ラッピング車両を撮影しましたが、前面に掲出されるヘッドマークが変わっています。そして意外に上手く撮れたのが嬉しい、幸先の良い1カットです。

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 石山寺駅では、80系復刻塗装の編成との並びも見られました。(写真奥)
 ここで、夏にも京都を案内してくれた友人が、過去にイベントで購入した「響け!ユーフォニアム」のヘッドマーク(実際に京阪大津線の車両に取り付けられていたもの)を持参、手に持って車両と記念撮影する企画を実施。流石に勝手に車両に挿すわけにはいかないので、手持ちという形ではありますが、里帰り撮影会になりました。
 
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 午後は例によって「響け!ユーフォニアム」の聖地巡礼のため、宇治線沿線を散策。作中に登場する学校や公園にも足を運び、通学経路を辿りました。
 ……作中では宇治駅から電車に乗り、黄檗で降りて学校まで歩くのですが、なんと現実世界では宇治駅から学校まで行けるバスが存在。1本で行けるバスを選ばず、あえて坂を20分上って通学する理由とは。
 写真は作中にも登場する、特徴的な駅舎を持つ宇治駅です。

 日が暮れる前に宇治駅周辺を散策……のつもりが、夕方からあいにくの雨。昨日の午前中に引き続き、またしても雨。雨男は誰でしょうか。
 さすがに冷え込んできたので、素泊まりのビジネスマン向けの安宿を探し、早々に撤収。最後に平等院の手前で見た「(宇治)抹茶カプチーノ」が妙に印象に残っていて、

 宇治松チノ

とか、すこぶるどうでもいいことを口走っていましたが、冷えた身体をホテルで温めていると、思考も次第に正常に戻っていきました。


■3日目
 揃って大寝坊をしでかし、チェックアウト時間ギリギリで退出。部屋に窓が無かったため、朝なのか夜なのか全くわからず、三度寝した自分を恨みます。

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 最終日は叡山電車からスタート。すっかりきらら系列コラボが板についた叡電ですが、この日は「きんいろモザイク」号と、「ステラのまほう」号が運用入りしていました。
 もちろん、この「きんいろモザイク」号を撮るのも叡電にやってきた目的のひとつですが、もう一つの目的は、「きんいろモザイクコラボきっぷ」を購入するというもの。

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 出町柳・鞍馬・修学院と回り、6種類のコラボきっぷをコンプリート。途中で立ち寄った鞍馬駅では、昨今話題の治療中の天狗を実際に見ることができました。
 そして休む間もなく宇治線沿線聖地探訪リベンジ。この日は雪が舞う時間もありましたが、風は昨日ほど強くなく、むしろ昨日より暖かく感じる場面も。景気づけがてら、最初に別の意味で聖地である京都アニメーション本社と同ショップを訪れました。

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 アニメの殿堂、京都アニメーション本社は、JR奈良線の木幡駅前にあり、黄色の外壁が目立つ3階建の建物です。近所では、これより一回り大きい新しい建物の工事が進められていて、完成次第移転するものと思われます。
 一方、ショップの方は、本社から少し離れた京阪の木幡駅前にあり、オフィスビルの2階に店を構えています。大きなお店ではありませんが、直営店なりに心躍るものがあります。

 作品ゆかりの地で洗礼を受けた後は、京阪電車で宇治駅へ。周辺を散策したのち、宇治上神社の先にある大吉山(仏徳山)に登ります。

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 山頂……ではありませんが、途中の展望台からの夕景です。もちろんこちらもアニメ「響け!ユーフォニアム」に登場した場所。宇治を一望できる人気のスポットになっています。
 道中、他にもたくさんの写真を撮りましたが、例によって作中の背景との比較は偉大な聖地巡礼サイトに譲ります。

 あっという間でしたが、3日間が過ぎ、東京へ向けて車を走らせなければならない時間が近づいてきました。そんな最後の締めくくりは、「いなり、こんこん、恋いろは。」の伏見稲荷神社。まもなく午前0時になろうとしているので、流石に山には登りません……と言っておきながら一ノ辻までは登りましたが、静寂の夜に見る神社というのもいいなぁ、と新たな発見がありました。
イメージ 21

 というわけで、夏の京都遠征報告をしないまま、今回の報告を迎えてしまったわけですが、主催の友人は早くも「今月もう一回行こうかな、あ、来月にも1回行くけど」と張り切っておりました。今回は雨・雨・雪と荒天が続き、やや消化不良な場面もありましたので、また機会があれば京都を訪れたいと思います。
 ただ、そろそろ神戸の祖母の家を訪れつつ、「恋×シンアイ彼女」(Us:track)の聖地巡礼をしたい欲が高まってきているので、こちらは自分で計画を立ててどうにかしたいところです。

*本文中の引用画像は、全て比較研究目的で掲載したものであり、画像の著作権は全て「響け!」制作委員会 / 京都アニメーション / 宝島社 に帰属します。

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 丑三つ時でもブログ更新です。挨拶は「こんばんは」でいいんでしょうか。
 何かに追われているわけではなく、そういえば遠征の話をしていなかったと思い出しました。

 8月・9月中は、名古屋、京都、広島へ出かけました。
 夏は関西、冬は北海道という流れがここ数年全く変わっていないのですが、地味に名古屋を目的地として訪れるのは初めてのことです。
 名古屋は大阪方面へ行く度にいつも通り過ぎてしまうので、降りてなにかしたことは無かったのですが、今回は全国の大学鉄道系サークルが集まる夏のイベント「てっけんサミット」が名古屋開催だったため、出張してまいりました。

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 「てっけんサミット」は、8月中、2日間にわたり行われるイベントです。うち1日目は一般向けに公開を行わない「クローズド・デイ」であり、各大学のサークルが活動内容をプレゼン発表したり、鉄道趣味のジャンル別に分かれてグループを作り、大学・地域を超えた交流を行います。
 2日目は、教室を借りて各団体が展示を行い、展示を回りながら交流を深める日に設定されています。この日は一般の方も入場が可能です。

 というわけで2日間のイベントなのですが、もう大学人生も残り僅か(のはず)の小生は、初日の交流日だけ出席し、半ばTwitterのオフ会のようなものをしてから、2日目の展示を後輩に丸投げするというダメダメな先輩になりました。
 仕事を投げて2日目に何をしていたかというと……
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 ……突然の制御盤。
 やってきたのは名古屋市交の「交通資料センター」というところ。実は以前から名古屋在住の知り合いと会う約束をしており、その方に連れてきていただいたのです。
 私は名古屋に関しては全くの無知なので、特に「ここに行きたい」というのがあったわけではないのですが、交通局と関係のある方ということで、局の資料館を案内していただきました。
 交通局の資料館は、組合の建物の中(?)にある「交通資料センター」以外に、車両基地に併設されている「レトロでんしゃ館」があり、前者はビルの一角にある紹介コーナー、後者はいわゆる鉄道博物館という感じです。
 交通資料センターに入って、実際の運転台を使ったシミュレータをやろうとしたところ、職員の方に言われたセリフが「関係者の方ですか!!」です。思わず笑いました。

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 こちらが「レトロでんしゃ館」に展示されている黄電です。このほか、路面電車の車両も展示されています。「交通資料センター」が技術系なのに対して、こちらでは比較的車両の展示がメインになっているようです。

 中には模型を運転できるスペースもあったのですが、交通局の電車は無く……
 名古屋駅で見かける車両もありません。なぜか私が通学で見かける常磐線が走っています。
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 「名古屋の車両はないのか……」と捜索していると、ようやく名鉄を発見……!!
 ところが、走らせるためのコントローラがありません。メンテナンス中なのか、パノラマカーは飾りのようです。その代わりに、名鉄の正面にあるコントローラーでは

 京浜東北線 209系500番台

 が運転できました。ここは名古屋の博物館です。おそらく東京の博物館でも、京浜東北線で3本しかいなかった209系の500番台を運転できるところはないでしょう。

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 お昼に連れて行っていただいたのが、「喫茶マウンテン」という一見お洒落な料理店です。
中に入ってみると、一見どころか普通にお洒落です。店内も賑わっていて、美味しそうな香りが立ち込めているのですが……。

 隣のテーブルの高校生の様子が変です。
 よく見渡すとみんな様子が変です。君たち、そんなに友達が食べている料理が面白いか?

 メニューを見ます
  ■スパゲティ
   和風スパ、きのこスパ…… 美味しそうです。

   甘口抹茶小倉スパ、甘口バナナスパ、甘口キウイスパ…… ???

 思考停止している間に、隣の高校生の卓には甘口スパが勢ぞろい。湯気立ち上るスパゲティですが、スパゲティは明らかに謎の色をしており、あくまでスイーツと言わんばかりに生クリームがのっています。
 ひとまず、最初からチャレンジしてお残しは失礼なので、名古屋在住のプロ市民である知り合いの方にお願いすることにしました。

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 これはスパゲティ……なのか? そして写真からは伝わらない、アツアツの湯気。
 熱いので、早く食べないと生クリームが溶けるらしく、タイムアタックなんだとか。ちなみに、私が頼んだ普通の和風スパと比べると、その量は1/4程度で、量だけ見れば、「普通のスパは1人前にしては多い」「甘口スパは1人前にしては少ない」という感じです。
 適量とは…… という感じでしたが、知り合いの方は「なんだ量減ってないか?余裕」とか言って平らげていました。一口頂きましたが、味は意外と吐き気を催すものではなく、十分食べられるものでした。甘いものが苦手な方は遠慮した方がいいとは思います。

 さて、夏季メニューで一つ気になったものがありました。それは、

 マンゴースペシャル(辛口)

 です。ちなみに「かき氷」なのですが、少々理解に苦しみます。
 マウンテンさんのかき氷は量がとてつもないとのことでしたが、一応2人で来ているので分けて食べればどうにかなるだろう、という算段でモノは試しで注文しました。

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 うん、でかい。でかすぎるよ……
 直径15cmはある皿から溢れるようにして立つ姿はまさに氷柱。高さは約30cm。
 よく見ると、なにやら赤い粉が塗してあるのが確認できます。予想はつきました。

 ……え、甘いじゃん。

 普通にマンゴーの風味広がるかき氷です。冷たい。……辛っ!!??
 後から響くタイプの辛さでした。加えて、かなり引きずります。しかし、パウダーが塗してあるのは、かき氷の表面だけ。表面さえクリアすれば、あとは氷の塊なのです。
 というわけで、辛さよりも「いつ食べ終わるんだこれ」という問題の方が大きいメニューでした。
 展示作業中の後輩たちを連れてこられなかったのが残念です。(当たり前)

 さて、名古屋のエピソードで案外長々書いてしまったので、京都のエピソードを書く余裕がなくなってしまいました。というわけで、京都はまた次回突然報告します。
 最後になりますが、案内してくださった某氏、ありがとうございました。また、時間・その他の都合で会えなかった方々申し訳ありませんでした。またの機会に!

 保線作業を横目に、枇杷島分岐点からお別れです。
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 午前3時頃、京都に向け、出発。

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