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 利子付きマネー・ローンの高利貸しの複雑な仕組みを理解し、割引付きの神殿シケル交換取引を習得する作業は、数百年の歳月を要し、時折、挑戦を受けることになった。おそらく最も危険な脅威は紀元前330年頃、アレキサンダー大王がその帝国のために最初の共通貨幣を導入した時である。もしも彼が生き延びて、マネーは不毛であり利子という実を結ぶことはないというまともなギリシャ哲学が成就していたならば、アブラハムの夢に映し出された神殿の発見は何の意味も持たなかっただろう。アレキサンダーの早過ぎた死は、彼の政治経済的な重要性(施策の正しさ)を証明する品質保証書である。アレキサンダー以来、モロクの神殿と利子マネーの経済霊にとって脅威となる実力ある政治家リーダーたちは例外なく変死を遂げている(第3章註参照)。今のところ唯一の例外は、辞職することで生命からがら逃げたリチャード・ニクソン大統領だけである。
 先述の通り、聖書の主要な人物像は実在せず、寓話と比喩としてのみ存在している。ダビデとソロモンの2人もそうである。有名なソロモンの神殿も本書では寓話であると考える。エズラとネヘミアのいわゆる第2神殿は、重要な神殿であり、実際には最初の神殿であると本書では考える。この神殿の際立った特徴は、現在の経済霊の時代の幕開けとなる意識の変化を表現していることである。
 本書で採用した年代特定の見直しを前提とすれば、聖書のダビデは第2神殿と同時期である。エズラとネヘミアの第2神殿は、ローン事業で最終的に大成功したようである。20%の利率での貸付金はあまりに負担が重く、「誰も困窮し、誰もが借金漬けになった。そして不平不満は神殿の権力への抵抗を始めた。1人の首領の下に400人の集団を組織した」。借金から解放されることを望み、高利貸しローンの条件に抗議して公正さを求めた人々に対して神殿が返した答えは、モロク神の精神そのものの頑ななものであった。「誓約をした後にあれこれ詮索するのは卑怯である」。言い換えると、ローン契約が良くない内容であることが判明しても、借り手は聖職者に対して言い逃れしてはいけないということだ。モロクは「決して赦すことのない神」であるという先述の部分で思い起こしてもらいたい。
 借り手たちは、ローンのために差し出した担保を消費してはならないという警告もされている。債務者たちは、誓約を行う(ローンを受け取る)ということは、神への献身であることを忘れてはならないと言われる。債務を返済しないことは、神殿に対する罪であると同時に、「焼き尽くす焔の神」への反逆でもある。レビ記でモロク神が紹介されている箇所に焔のことが言及されているが、それは焼き尽くす焔という意味であることは特筆しておくべきである。神殿に立ち向かい、反乱に決起した400人の首領が、外ならぬ聖書のダビデである。ダビデはゲリラ隊を率いて、神殿の不正義に対抗して立ち上がった。しかしながら、勝利者ダビデという人物を歴史学的に調査した結果、勝利を導いた指揮官ではなく、「敗走、そして破滅的な敗北」であったことが判明している。

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