岡田茂吉の言霊

医学の正体に気づいた時いろんな事が見えてきます!

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次に盲腸炎であるが、これも手術の必要が無いのである。この病気は浄化作用の結果としての膿が盲腸部に集溜し、発熱に依って溶解し、大腸を通じて下痢として排泄されるだけのものであるから、放任しておけば完全に、遅くも五六日で治癒するのである。
全く人体の健康を保つ上における浄化作用の工程であると言ってもよいので、病気とは言えない位のものである。
それを知らない医学は、又しても氷冷をする。
それに因って、扁桃腺炎の場合と同じく膿が固結し、浄化作用が停止される結果、危険にさえ瀕するという事になる。
こうなれば手術をしない訳にはゆかなくなるのであるから、いわば医療が手術の原因を作るという事になるのである。
それのみではない、膿が充分盲腸部に集溜した時手術をすればいいが、多くの場合、医家は周章して早期に切開する。
それが為に手術後、膿の後続があるので、それが再手術となり、又手術に因る疵(きず)が容易に治癒しないのもそれである。
中には二三年にも及んでなお指頭の先位の傷口から絶えず排膿されているという症状も少なくないので、これは医家も屡々(しばしば)経験される所であろう。
そればかりではない、膿の排泄機関として、最も適切に作られてある盲腸機能が欠除せる結果、自然浄化に因る膿は他の方面即ち各、腸、腎、肝、胃、腹膜等に滞溜する事となるから、種々の疾患が起り易くなるのが実際である。

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