みといなの日記

旅に出られない苦悩の日々をそこはかとなく書いています。

旅の話

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 「さくら544号」は小倉駅を9時58分に発車した。
「えんとつ、みる〜!」
 指定された座席はB席。進行方向右手の通路側である。
 小倉を発車して新関門トンネルに入るまで、煙突は左手に見える。
「こっちに、すわる〜!」
 息子は左側の車窓を見たいらしい。
 通路向かいのC席に座っている男性が、「どうぞ」と見せてくれた。ありがとうございます。
 早速、缶ビールで乾杯。
 そして、「かしわめし」を食べる。息子も「食べる!」と2個買ったが、半分こしていると満足した様子。残りの一個は空腹時の非常食として取っておく。

 指定席は12、13、14番のB席に3列並びで座った。私の座った席だけ、窓側が空席だったので、携帯電話の充電ができた。さくらなどに使われているN700系は窓側の下に充電用のコンセントがついているのだ。結局窓側の席は福山まで誰も乗ってこなかった。ネットの予約は変更、キャンセルが頻繁に行われているので、空席に変動があるのかも。
「残念だなあ。福山までワープすると、山陽本線の瀬戸内海の車窓を楽しめない。尾道あたりはいい車窓なんだけどなあ」
「え?そうなの?みといなくん、見たい!」
 初めて青春18きっぷの旅をするM氏は食いついた。
「じゃあ降りる!」
(それは無理だろ)
 11時13分、「さくら544号」は福山に到着した。
 山陽本線の下りホームには貨物列車が停車していた。運転見合わせの影響で動けないのだろう。
 駅前の天満屋へ。地下に降りて、食材の調達。予定通りであれば、徳山あたりである。

 天満屋のデパ地下でお買い物タイム。荷物の見張り番をする。

 Kさんが慣れた手つきで時刻表を見て、
「12時07分に相生行きがあるよ」
「あと、5分しかないけど…乗ろう!」
 福山駅に戻る。
 さきほどの貨物列車は停車したままだった。
 ホームに上ると、ちょうど相生行きが到着していた。
 座席がほとんど埋まるほどの乗車率だが、4人向かい合わせの座席に座ることができた。

昼食を終えて、満足気味な二人に「旅は道連れ!全員集合!」の紙をもってもらって、記念撮影。

 駅に到着するたびに、待避線に貨物列車が停車していた。下りの貨物列車は団子状態である。
 岡山では9分停車。
 岡山をすぎると、下りの貨物列車と離合した。走っている、ということは三原から下関にかけての運転見合わせも解除されたのだろうか。
 のんびりと相生を目指す。
「このままだと時間が浮くから、京都タワーの下にある銭湯に入るのもいいかもしれないね」
「半沢直樹、見たい!」
「大垣駅前にある銭湯、大垣湯もいいなあ」
「大垣駅の近くに、コロナワールドがあるよ!」
「じゃ、時間まで風呂に入って、生ビール飲んで、半沢直樹を見る!」
「いいねえ〜」
「夕食、どこで食べる?」
「三ノ宮か大阪、京都あたりかな?」
 そのうちに、M氏のフェイスブック友達から連絡があり、鶴橋で食べることに決定!
 14時17分、相生に到着。
 となりのホームに入ってきた、赤穂線からの姫路行きに乗り換える。2分乗り換え。姫路までは座席は埋まっていて、たって過ごす。
 14時40分、姫路に到着。
「本日、大雨の影響で、新快速と快速は運転を見合わせております」
 なんてこった!
 14時49分発の西明石行きに乗る。もともと米原行きの快速が、西明石までの運転になっていた。
 信号待ちで10分ほど遅れて発車。

 3時のおやつ。小倉の「ぎおん太鼓」。

「おいしい!」と大好評。
「もういっこたべる!」
 息子よ。ひとり一個までだ。

 前の電車がつかえているので、信号停車が多い。加古川で10分近く停車。土山に25分遅れで到着。15時54分に発車した。37分遅れの発車である。
 大久保に16時の到着。
 動かない電車の車内で息子は…。

 くつろいでいました。
 西明石には16時10分頃到着した。
 各駅停車は運転されているというが、ノロノロ運転らしい。鶴橋の到着時刻が読めなくなった。
 つづく。

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8月25日、日曜日。
 夜勤を終えて、門司港発6時09分の羽犬塚行き1153Mに乗る。

 7時前に帰宅。旅の準備。
 全て、普通列車で大垣発の「ムーンライトながら」に乗るためには、折尾発7時46分発の門司港行きに乗らないといけないが、5歳の息子を連れて行くのと、旅の準備に時間を取れるようにした。8時52分の快速に乗って、小倉から「のぞみ18号」で新山口までワープして、10時28分発の岩国行きに乗るようにした。
 小倉から新山口までの切符はJR九州のインターネット予約「とっトク。」で手配した。JQカードで安く切符を買うことができる。自由席利用と同じ金額(乗車券1,450円、新幹線特急券1,680円の3,130円)で指定席が取れるので、指定席を予約した。
 家で準備をしていると、「旅は道連れ!全員集合!」に参加予定のKさんから電話。
「おはようございます。今、門司にいます。山陽本線の下関から三原までが運転見合わせです」
 大雨の影響で、山陽本線が運転を取りやめているらしい。
 今日中に大垣発22時49分の臨時快速「ムーンライトながら」に乗らないと行けないので、とりあえず、走っているところまで新幹線を使わないといけないようだ。
 もうひとりの同行者Mさんに、メールを入れておく。
 すると返信が来た。
「寝坊しました。『のぞみ18号』に乗るパターンで行きます」


小倉行き快速4220M。9両編成の前6両は817系。後ろ3両は813系。
 まずは小倉へ。
 小倉には9時12分の到着。
 ホームにKさんが出迎えていた。
 小倉に集まってから、どこまで新幹線を使うか話し合うことにした。
 M氏の合流までまだ、時間があるので、お土産を購入。

 そして、大きなキャリーバックをひっぱってのM氏登場。
「いや〜、ごめんごめん。午前2時まで飲んでた」
 午前2時といえば、夜勤が終わる頃の時間帯である。
 福山まで、新幹線で行くことに決定!
 早速携帯からJR九州インターネット列車予約「とっトク。」で小倉から新山口の切符を、小倉から福山に変更する。しかもM氏の分もまとめて予約。17,980円。一人8,990円。切符を発券するまでなら、何度も変更できるのはこういう時にうれしい。
 新幹線は「さくら544号」にした。指定席が2列シートと、ゆったりしているからだ。
 M氏は、青春18きっぷを使えば、横浜まで4,600円で帰れる!という安さに飛びついて、この旅に参加してくれたが、大雨の影響で大きな出費となってしまった。
 クレジットカードを指定席発券用の券売機に入れる。この辺は飛行機のチケットレスと似ている。
 新幹線の移動が1時間ちょっとあるので、「かしわめし」を買う。缶ビールも買っておく。
 支払いはもちろん、スゴカで。お土産もスゴカで買い、残高を少なくして、オートチャージしておいた。2,000円未満になると、5,000円チャージされるように設定してある。オートチャージは改札機に入場するときにチャージされるので、小倉駅で入場して、出場した。定期券はこれができるから便利である。

「さくら544号」到着。新幹線が全く遅れていなくて助かった。

 青春18きっぷの旅なのに、新幹線で「旅は道連れ!全員集合!」の旅は始まりましたとさ。
 つづく。

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 12月8日、土曜日。泊まり勤務明けの非番である。
 急いで帰宅して、一眼レフカメラ(いまもフィルム式)を持ち出し、折尾駅へ。
 10時46分発の「幸福な臨時列車」を待つ。
 ホームに上がると、4番線にレール輸送車が停車していた。上り列車なので、ここで、「幸福な臨時列車」に抜かれるのだろか?
 案内板を見ると…。

 臨時快速の折尾発車は10時46分。案内はなかった…。
「本当に大切なものは、目には見えないんだよ」
 「星の王子さま」のフレーズをなぜか思い出してしまった。
 幸福(しあわせ)は、見えないんだなぁ。

「ご案内します。臨時快速列車は8分ほど遅れております」
 幸せはすぐにはやってこないのね…。
 この臨時列車、SL人吉に使われている客車列車3両をディーゼル機関車が引っ張る。今回の目玉は、陣原から黒崎の間で貨物線に入り、門司を過ぎたところまでいつもと違うレールを上を走る!これは乗らなくては!
 4番線のレール輸送車は、静かに発車していった。

 黒いディーゼル機関車を先頭に、SL人吉の客車が三両。折尾駅の5番ホームに到着。
 いつもは、門司港まで快速に乗って通勤しているが、やってきた列車はあきらかに非日常だった。
 2号車に乗る。この車両だけ、シートピッチが広く、足元がゆったりしている。車内で友人と合流。彼がこの指定席を押さえてくれたのだ。
 鉄道な話に盛り上がり、陣原を通過。黒崎手前の福北ゆたか線との立体交差の先で、鹿児島本線上り線のレールからポイントをわたって貨物線に連絡するレールを走る。ここから、ちょっと違う車窓になる。
 黒崎では4番ホームに運転停車。
 今までは、ロングレールの上を静かに走っていたが、貨物線に入ると、ガタン、ゴトン…と昔ながらの車輪の音が聞こえてきた。25mのレールと、木の枕木。しかも客車列車独特の加速。列車好きにはたまらない空間である。
 黒崎から八幡にかけては、ほとんど鹿児島本線と並んで走っているが、操車場の跡地にできた葬儀場を間にはさんで、少し離れる区間がある。そこで、あとから来たソニックに抜かれた。
 八幡を通過。こちらにはホームが無い。
 スペースワールドを通過。ホームが無い。
 そして、車窓の目玉、枝光から戸畑まではトンネルではなく、海沿いを走る。枝光の手前で左にカーブ。ゴルフの練習場を過ぎて、枝光駅が離れていくのが見える。左手にはクレーンや倉庫、工場などが見える。続いて右に大きくカーブ。半島をぐるりと回るような感じである。洞海湾の向こうには若松の町。海沿いの団地が見える。
 洞海湾は大河のようで、意外と近くに若松が見えた。
 貨物線は地上を走る。左前方に赤い若戸大橋と、戸畑駅近くにあるマンションが見えてきた。右手から高架の鹿児島本線が近づいてくる。門司港行き普通列車がやってきた。トンネルをくぐって近道なので、追いつかれたのだ。 
 戸畑を通過。貨物線にはホームはもちろん、無い。
 ここから小倉までは大きく離れることなく4本のレールが並んだまま小倉まで続く。
 西小倉通過。紫川鉄橋の手前で、貨物線は複線から単線になる。鉄橋の架け替えの関係で、貨物線は単線。線路一本分のスペースを工事にあてて、日豊線の架け替えが終了。鹿児島本線の上り線が、貨物線の上り線を間借りしている。西小倉駅のホーム走から小倉方面を見ると、鉄橋の手前で鹿児島本線のレールが大きくカーブしているのがわかる。
 小倉を通過。ホームはありません。
 貨物線は複線で高架線になり、鹿児島本線の線路と日豊本線の線路をまたぐ。この立体交差で、鹿児島本線と日豊本線が分かれるようになっている。鹿児島本線は下り線が高架線で、上り線は地上を走っている。
 小倉を過ぎたら、鹿児島本線に合流するのかと思ったら、まだ、さらに貨物線を走っていた。
 北九州貨物ターミナルで信号停車。間近にコンテナの積み下ろしの設備が見える。
 門司で信号停車。ここでもホームのない貨物線を走っていた。
 鹿児島本線のレールに移ったのは、関門トンネルの入口を過ぎてから。
 11時34分、門司港駅4番ホームに到着。ホームの端には列車を撮ろうと、カメラを構えている人が数人。

 「水戸岡鋭治の幸福な臨時列車」は2012年12月2日、8日、9日、15日、16日、2013年1月12日、13日、14日に運転されます。

 到着の余韻に浸ることもなく、すぐに11時37分の久留米行き普通列車に乗る。
 つづいては、「幸福な昼食」へ。

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7月16日、月曜日。
8時過ぎに起きる。
コータロがなかなか起きないので部屋で朝食。コンビニまでパンを買いに行く。
部屋でのんびり朝食。2泊お世話になったお部屋で記念撮影。
3日目は倉敷を中心に観光し、後は帰るだけ。

 くまおちゃん、撮影中。

10時過ぎにホテルをチェックアウト。コインロッカーに荷物を預けて、身軽なかたちで倉敷へ。
10時41分発の備中高梁行きに乗る。

 今日もいい天気。暑くなりそうだ。

 10時41分発の備中高梁行きに乗る。

 倉敷までの移動も、この切符で乗り放題。追加料金なし。

 車内ですぐに寝てしまうなんて…。これなら、青春18きっぷの旅もできそう!

 倉敷到着10時57分。17分の普通列車の旅である。伯備線の列車に乗ったので、中庄から倉敷にかけて、山陽本線をオーバークロスする高架線を走る。車窓を楽しむ人には、伯備線の下り列車はマニアックでお勧めかも。

 倉敷駅前。暑いので、駅前の天満屋で少し涼む。

 日差しを避けて、商店街を歩いて美観地区へ。

 大原美術館の入館料もぐるりんパスに含まれている。

 早速大原美術館を見学。子どもはすぐに退屈したので、一人で見学。芸術のことはよく分からない。しかし、本物と向かい合うことで、いろいろと考えを巡らせることができた。たまにはこんな時間も必要かも。
 子どもと嫁ハンは、近くの店でソフトクリームを舐めて休憩。あまりにも暑くて、すぐに溶けてしまったようだ。

 ソフトクリームで大満足の息子は、倉敷美観地区で「た、た、た、た〜」を披露。

 あ、白鳥だ!

 美観地区をあとにして、倉敷駅へ向かう。途中の店では、白い大きな犬が店番をしていた。撮影自由らしい。

 あつい〜!
 なぜに、上半身を直射日光にあてている?

「ね〜、わんわんはあつくないの?」
「お前にはまだ早い!」

 ちょっと遅めのお昼は、冷やしおろしぶっかけうどん。また、食べたくなる味。
 食後、倉敷駅前に広がる、「チボリ公園」跡地を散策。大きなショッピングモールができていた。
 岡山に戻る。コインロッカーから荷物を取り出し、帰りの指定席を取る。みどりの窓口は、連休最終日の為か長蛇の列。券売機に切符を入れて、指定席の発行を試みたが、この切符は対応されていなく、結局、窓口の長い列に並んだ。40分程後の「さくら571号」が取れた。女性の係員が「さくらの指定席で並びで取りたい」という希望をキチンと聞いてくれた。残席が3だった。ついてる!
 後は車内での弁当とビールを買うだけ。おっと、お土産を買わなくては。
 指定された座席に行くと、老夫婦が座っていた。
 指定席のダブリ販売?
 座っている老夫婦に指定席券を見せると、いそいそと席を立って、何処かへいなくなった。
 「さくら571号」薄暗くなった岡山を発車。
 ちょっと夕日が見えて、すぐに暗くなった。

 さくら571号で小倉へ。
 帰りもゆったり2列シートを楽しむ。
 息子は後ろのシートに座っている若くてかわいらしいお姉さんに、愛想を振りまいている。
 お姉さんも優しい人で、笑顔を返してくれた。お騒がせしました。
 お姉さんのテーブルには、じゃがりこの明太子味が。おやつに全く同じものを買ったので、息子は勝手に親近感を持ったのだろうか?

 車内で「ままかりの押し寿司」を食す。ビールにあう!
 結局車内販売でお代わりの缶ビールを買って、美味しく飲み干した。
 折尾駅からタクシーで帰宅。


 7月16日(月) 行程表
岡山 10:41 1825M
倉敷 10:58 クハ115-140

倉敷 16:49 1764M
岡山 17:06 モハ115-311
    18:14 さくら571号
小倉 19:48 787-7519 5号車
    20:00 173M
折尾 20:29 モハ817-3003



使用した切符
岡山・倉敷ぐるりんパス (北九州市内発、3日間有効、21,500円)
ホテル ダイワロイネットホテル岡山駅前  (2泊で30,000円)

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 7月15日、日曜日。
 昨夜は泊まり勤務明けの非番で、部屋に戻るとすぐに寝てしまった。23時前には寝たので、朝の目覚めはよかった。
 コータローが寝ているので、朝食の買出しに出る。とおりの向かいにコンビニのローソンと、マクドナルドがならんでいる。ローソンで牛乳500CCと、パンを数種類、朝マックのセットを買う。
 部屋でのんびり朝食。
 デザートは奉還町商店街で買った桃。1個100円。とても甘くて満足!
 10時前にはホテルを出発し、岡山駅へ。地下街から直接地下の改札口へ。
 岡山駅前。たくさんのバス会社が乗り入れている。バス好きにはたまらない光景…かも。
 吉備線の10時17分発総社行きに乗る。
 オレンジ色のディーゼルカー2両編成。2両ともロングシートだった。2両目は途中駅でドアが開かないワンマン運転。しかも、後ろの車両のほうが冷房が効いているので、引っ越す。
 田んぼの広がる車窓を見ながら、のんびり進む。住宅地もどんどんできているようだ。
 すぐ右手に山陽自動車道が並んで走る。コンクリートの橋脚が見えるばかりで、あまり眺めは良くない。1990年代に乗った時はまだ、高速道路はなかったような…。
 服部の手前にいきなり現れた、岡山県立大学。これも前回なかった気がする。
 総社に10時57分到着。ほとんどの乗客は伯備線の和気行きに乗り換えていた。
 駅前に出る。
 天気がいい。
 蒸し暑い。
「だっこ〜」
 よいしょ。
 さらに暑い。
 ちょっと歩いているうちに汗が出てきた。
 嫁ハンは岡山県立大学に通っていて、総社駅前のアパートに下宿していたらしい。その思い出の場所をたどる。ただ、ちょっと距離があるので、レンタサイクルを利用した。そのレンタサイクルの店が大家さんらしく、しばらく店の女性と世間話。
「旧姓はなんでした?」
「…です」
「あら、聞いたことあるわ」
 覚えてもらっていたらしい。
 カメラバックと、コータローのリュックは預かってもらった。
 コータローは自転車に乗ったことがないので、補助シートをハンドルに設置してもらった。補助シートがひざに当たって、ちょっとこぎにくい。体重が重いので、バランスをとるのに一苦労。どうにか走れる。
 コータロー最初は少し怖がっていたが、走ると楽しみだした。
 だっこより楽!走ると風が心地よい。
 信号が赤なので止まる。
 風もとまる。
 暑い。
 天満屋ハピータウンリブ総社店へ。店内でしばらく涼む。
 ぶっかけうどんの店を目指す。

 自転車が交差点の歩道の段差を走る、少し揺れる。
「がっターン!」
 うれしそうに声を上げる。
「おかあちゃ〜ん、まって〜!」
「とまって〜!」
 いやいや、停まらなくていいよ。
「まえ、むいて〜」
 コータローが前を向きなさい!自転車に乗ってキョロキョロしない!
 自転車が楽しいのか、ちょっと騒がしい。
 そのうちにぶっかけうどんの店に到着。
 うどんの種類を選んで、好きなトッピングを選んでお会計。大盛は80円プラス。3玉分は160円プラス。ちょうど3玉分を注文する人がいて、特別大きなどんぶりに入れられていた。
 麺はコシがあって、モチモチする。つゆのダシもおいしい。これは、また食べたくなる。

 これで、今回の旅の目標は達成!
 次はドコへ?
 嫁ハンの行きたい古本屋があるらしい。万歩書店。学生時代によく行っていた古本屋。この店を見て、自分でも店を始めたいと考えたらしい。でも、大学を辞める、までは言い切れなかったらしい。
 店に着くと、かばん類は無料のコインロッカーに入れる形になっていた。
 すぐにコータローが退屈し始めた。
 近くの珈琲館へ移動。すぐに入っても時間が余りそうなので、直線の広い歩道を突っ走る。
「はやい〜!」
 コータロー喜んでいた。
 遠くに岡山県立大学の建物が見えた。
 珈琲館へ。アイスコーヒーとオレンジジュースを注文。水分補給して、一休み。
 しばらくして、嫁ハンやってきた。
 水分補給と休憩を十分に取り、あとは総社駅へ戻る。
「おかあさん、まって〜!」
「おかあさん、まえ、むいて〜!」
「がった〜ん!」
 帰り道もコータローはにぎやかだった。
 自転車を返却。
「よかったら、帰りの電車の中で食べて下さい」
 レンタサイクルの人から和菓子をいただいた。ありがとうございます!

 岡山行きの電車が2番ホームに停車していた。特急列車に道を譲るためだろう。
 1番ホームを特急「やくも18号」が通過していった。
 15時23分発の岡山行きに乗る。
 清音から倉敷にかけては高梁川沿いを走る。山陽新幹線の下をくぐる。
 コータローは興味深く見ていた。
 15時52分、岡山に到着。嫁ハンもコータローも夢の中。
 ちょっと電車に揺られただけで眠れるなんて、これは「青春18きっぷ」の家族旅行もできそうだ。
 私なんか、車窓をずっと見ていて、眠るなんて事はなかったのに。
 眠っているコータローをだっこして、ホテルに戻る。
 昼寝させて、和菓子をいただく。ドリップ珈琲はフロントに行くともらえた。
 夕食の時間まで、部屋でのんびり過ごす。

 コータロー、おねしょする。あ〜あ、せっかく新しい布団を用意してもらったのに…。

 夕食はホテルの中にあるレストランでパスタを食べる。ルームキーを提示すると10パーセント割引になった。窓の外から岡山駅が見える。発着する新幹線を見ながら、ゆっくりと食事。

 嫁ハンの友人家族とドライブ。これから湯原温泉へ。

 岡山駅西口にて。吉備線の列車が見えた。
 嫁ハンの友人家族は子どもが3人。8人乗りのファミリーカーで、車内はにぎやか。
 高速道路を走っていると、花火があがっているのが見えた。総社の近くの神社でお祭りがあり、花火が上がると聞いていたが、タイミングよく見ることができるなんて。
 コータローにとっては初めての花火。
「はなびは?」
 …もう、終わりました。
 湯原温泉はインターを降りてすぐ。なんてアクセスしやすいのだ!
 駐車場に車を停めて、砂湯まで歩く。

 湯原温泉砂湯の注意書き。

 嫁ハンの説明では、「砂湯」のことを、指宿の「砂蒸し」とごちゃまぜに理解していたか、砂をかけられるようなイメージを持っていたらしい。
 湯船の底に砂があるだけ。川沿いにある露天風呂である。
 遠くにダムが見える。お約束の風景である。
 暗がりに裸体の男性がたくさん。あまりにも開放的すぎる。遠くからも裸の人がいるのが、わかるのだ。
 よその露天風呂は、仕切りがあったりして、入浴の様子は見えないようにしているが、そんな配慮はまったくなし。岡山、とってもワイルドだぜぇ〜。

 温泉の近くに、とっても開放的な脱衣所がある。脱衣カゴが丸見えなのは盗難防止らしい。女性用は、カーテンがあって、脱衣は見られなくてすむようになっている。
「撮影用に特別にバスタオルを使用しています」
 温泉の紹介する番組に出てくるお約束のテロップ。しかし、ここ、湯原温泉は、体にタオルを巻きつけて入るのがマナーとされている。
 上半身までバスタオル巻いている人がいるな…と思ったら、若い女性だった。
 女性も意外と入っていた。しかも、美人でナイスバディ!
 すぐ横に、彼氏や旦那と思われる、いかつい男性もいた。
 エッチな気分にならなくて済み、安心して?入浴できる。自然の中でとても開放的な気分に浸れた。
 湯船は3っつあり、美人の湯(いちばんぬるめ。夏はこれがちょうどいい)、安産の湯(ちょっと熱め)、長寿の湯(一番熱い。冬におすすめ)と看板がある。3っつとも入った。

 脱衣所に戻って、メガネをかける。
(おお!はっきり見える!)
 温泉の描写は、メガネを外した状態なので、本当に美人かどうかの証明はいたしかねまする。

 帰り道。コンビニによる。
「飲みません?」
 嫁はんの友人奥様からの嬉しい提案。
 安全運転している旦那さんに敬意をしめしつつ、乾杯!
 大人連中は、楽しく語り、子供たちは、後部座席で静かに寝ていた。
 岡山駅前に戻ったのは1時すぎ。
 部屋に戻ってすぐに寝た。

7月15日(日) 行程表
岡山 10:17 739D
総社 10:57 キハ40-3004

総社 15:23 1840M
岡山 15:52 クモハ115-1517

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