歴史・戦史研究「ちはら会」Zwei

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この日、みなさんに呼びかけていたのが、「うる星やつら−友引町買い食いウォーズ−」(ツクダ)です。80年代にヒットした、高橋留美子原作のSFギャグ漫画「うる星やつら」をもとに、友引高校生徒の買い食いと教師側の生徒指導(補導)をテーマにしたマルチ・プレイヤーズ・アイテムです。

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基本的なシステムは、体力の回復−教師側の移動−補導(威圧)−格闘−生徒側の移動−友好(金銭や携帯食料の貸し借り)−脱走−買い食いとなっています。

生徒側は高校を抜け出して、友引町内にある喫茶店、パン屋、中華料理屋、寿司屋などで、買い食いしてまわります。さすがに高校生では経済的に厳しく、3店舗も回れば、小遣いを使い果たします。そのため、店への進入だけでも、VPを取れるようになっています。

基本的に移動では、道路や小道しか使用できず、2へクスの移動に体力1を消費します。走れば、もう1回の移動ができますが、安易に逃げると急速に体力を消耗し、教師との格闘で不利になります。

また、道路では教師の封鎖を受けやすいので、イベントカード「路地」を使って、教師が進入できない隘路に逃げ込むことができます。路地では1へクスの移動で体力1を消費しますが、ある意味、安全域なのでそこで体力を回復し、相手との位置を考えながら、路地沿いに逃げたり、裏道に抜け出したりして、逃走を図ります。 

両方が利用できるものとして、循環型の路線バスがあります。金15を払って、停留所から乗り込み、好きな場所まで行けます(3路線)。もとより、移動手段の少ない生徒側にとって、料金は痛いですが、拡散のための必須のアイテムとも言えます。

うまく店舗に辿り着き、ジュースや牛乳、菓子パンから餃子やラーメン、高価なところではにぎり寿司(金100!)などを買い食いすると、追加のVPとともに、移動で消費した体力を回復することができます。また、一切の行動をしなければ、若さを生かして、各ターンにつき、体力1を回復できます。

よって、生徒側の作戦としては、教師側が威圧や捕獲ができない昼休み(第7ターンまで)を利用して、高校を抜け出し、友引町内に散らばります。そして、休み時間の終了と同時に、飲食店に飛び込み、買い食いをします。「どうせ、補導されるなら、その前に喰ってやる!」懐具合を考えながら、食べ物をかっ込み、体力を回復し、次の店舗に向かいます。教師側が迫ったら、路地を使って、逃走を図ります。1店舗でも多くの店に入り、かつ、できるだけ捕まらないようにして、VPを積み重ねます。

一方、教師側は、生徒を捕まえて(あるいは威圧して)校内に連れ戻すことを目的にします。教師側の方が当然、体力も有り、かつ、数では有利です(生徒3人に対し、教師4人の割合)。教師側には、面堂終太郎と影の生徒指導部(生徒の裏切り者!)もおり、教師が進入できない路地へと入ることができます。

移動では、1ターンに4へクスの移動ができる自転車や、6−8へクスの移動ができる自動車やバイクも使用できます(生徒側が路線バスを利用したことが条件)。また、生徒が進入しそうな店舗であらかじめ待ち伏せをしたり、あるいは変装をして、秘密裏に移動をしたりすることができます(プロット)。

よって、教師側の作戦としては、まず、友引高校から同心円状に、教師を何段階かに配置します。昼休み中は生徒の後を付け、買い食いを始めたら、すかさず、踏み込んで、威圧または捕獲を行います。この時、複数の教師がかかわると、捕獲が有利になるので、史実通り(?)連携できる位置にいることが有効です。また、生徒が立ち寄りそうな店舗には、待ち伏せをかけることもできます。

こう書くと、かなりテクニカルな「警ドロ」になりそうですが、そうならない仕掛けが「イベントカード」です。100枚以上のカードには、生徒の逃走を助ける「路地」や「友引町内会の者」、変装教師を職質する「警官」、教師側の妨害をする「コタツネコ」などがあります。また、教師側には捕獲が助ける「投網」「ギャル」「落とし穴」などがあり、逃走と捕獲に幅を持たせています。

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それ以上に強力なのが、必ず、使用しなればならない強制イベントです。全キャラに8ダメージ(!)を与える「咲乱坊」や6ダメージの「海が好き」、男性キャラのみ影響する「テン」(の火炎放射)、女性キャラのみ影響する「口なしの花」、回避できないと8ダメージの「総番」など、るーみっくワールドの有名キャラが登場します。あたるや面堂、温泉マークなどの主役級を除けば、たいていの男性キャラは体力9以下で、女性キャラは体力8以下なので、この強烈さがよくわかると思います。しかも、イベントカードは必ず、毎ターン、引かなければならないんです(!)。

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これに、敏捷力・体力抜群のあたる、やたらと電撃を放つラム、しつこさではあたるに劣らない温泉マーク、生徒なのに体制側(教師側)に協力する面堂終太郎などの原作通り、個性的なキャラ立ちがあり。特定キャラにだけ影響するイベントカードとの組み合わせもきわめて多彩で(あたるとラムが一緒にいて「ギャル」がプレイされると電撃など)、「うる星やつら」のはちゃめちゃな雰囲気が満載です。

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こう書くと、いかにも楽しいるーみっくワールドが展開されると思われますが、このゲームには、プレイ上で、大きな欠点があります。そう、全てのキャラの状態をプロット管理するという、面倒くささ!待ち伏せ教師や変装教師の秘匿移動ならわかりますが、一人あたり、3−4人のキャラについて、体力から気絶の状態、持ち金や持ち運び食品、獲得VPまで、全て書き込ませるとは!

プレイアビリティなどどこ吹く風で、まさにツクダホビーらしい「欠点」でしょう。事前のソロ演習では、生徒と教師各1名の2人想定(5キャラ)だったにもかかわらず、あまりの煩雑さにプレイ意欲が著しく損なわれ・・・チェリーにゲーム自体を成仏させたくなりました(笑い)。

このままでは、とてもみなさんにプレイさせるわけにはいかない(いや、本当はプレイしないという選択肢もあるのですが、笑い)。この世に生を受けた(?)全てのゲームを愛するちはら会として、名物の「大改造!ビフォーアフター」を行うことにしました!

まず、全ての元凶のプロットをなくすため、全キャラの専用シートを作成します(その数、なんと47枚!)。が、これにより、体力や気絶状態、イベントカードの手札、金銭、携帯食料の管理がマーカーでできるようになったので、プレイアビリティは大きく上昇しました。

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また、生徒用と教師用のそれぞれ専用のサマリーとオリジナルチャートを作成し、いちいち、ルールブックを見なくても、手元で手順を確認できるようにしました。さらに、各ターンの路線バスの経路をマップに色別で書き込み、つい、わすれがちな動かし忘れや間違いに配慮します。

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もっとも手間をかけたのが、各種の状態を表す追加マーカーです。先に挙げたキャラシート用のHP(気絶)表示マーカーに、金1から50までの金銭マーカー、回復体力を書き込んだ携帯食料マーカー、入店した店舗を明らかにする入店済みマーカー、自動車やバイクの信号停止シール、教師側の行動を明確にする発見・威圧・捕獲・格闘マーカーなどを整備。その数は、約300個!もとのユニット数のおよそ6倍です。う〜ん、これだけ手間をかけて、地雷ゲームだったら、もう、泣くしかない!(大笑い)

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