昨年夏、マーセラス・ニーリーとのライブでご一緒させていただき、それ以来ブログ仲間として
も懇意にさせていただいているベーシスト/作曲家の沢田穣治さんの新作『Canta Jobim』を
年末早速手に入れた次第。
初めてお会いしたときにこのプロジェクトの話をご本人から聞いて以来ずっと心待ちにしていたのだ
けれど、発売はもっと先のことと思っていたので、昨年中に手にできたのはうれしい誤算!
内容はタイトルで分かるように、アントニオ・カルロス・ジョビンの曲集で、沢田さんはコントラバスと
ストリングスのアレンジを担当。このアレンジが素晴らしくて期待通りだったな〜

こういうの聴くと
な〜んも勉強してないのに自分もアレンジをやりたくてウズウズしてきた
主役のヴォーカル松田美緒さんの声は初めて聴いたけれど、何かの記事で本場ブラジルで修行したらしく
(間違っていたらごめんなさい

)、発音も情感も全然違和感がなくて素敵な声!年末にこのメンバーで
コンサートがあったけど、自分もライブで聴きに行けなかったのがすご〜く残念ッ!!
ストリングス入りの音楽って『きれいなだけ』で終わってしまうのが多いけど、ここではGrooveも
忘れず、熱気とクールネスがバランスよく入っていて全然飽きない。そういえばここでのGroove感が
なんとなく沢田さんの加わっているブラジル音楽ユニット『ショーロ・クラブ』のそれと似ているかも・・・
アントニオ・カルロス・ジョビンといえば、世間では『ボサノヴァ』の作曲家として名が通っているけど、
決して『ボサノヴァ』で一括りにできない多面性を持っているんじゃないかな。よくジャズのセッション
なんかで、ジョビンの曲を何でもかんでもボサのリズムでやってしまうのを聴くと「もうそういうの
やめようよ〜」と思ってしまう。ブラジル音楽=ボサというステレオタイプな図式は古いと思うし、
かといって自分は(フルーティストのくせに)そっち方面は詳しくない。自分のバンドでブラジリアンを
やらないのはそういう理由なんだけどサ。
最後に、このCDや沢田穣治さんについてもっと知りたい方は、ご本人のブログ『音楽とアルファな
ジュリア生活』でどうぞ。
http://blogs.yahoo.co.jp/titialfan145/folder/970163.html