Flutist尾形ミツルのブログ

8〜9月スケジュール更新しました。この夏はツアーにレコ発バースデーライブetc特別なライブが目白押し!

フルートレッスン

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つい先日、プライベートで教えていた生徒さんが無期限のお休みをすることになりました。





随分前に視覚障がいを持つ2人の生徒さんの話をブログで書きましたが、今回お休みするのはその内のお一人です。
最近体調がすぐれずレッスンに通うのが困難になってきたとのことでした。
レッスンの度に1時間近く電車を乗り継ぎ、友人同士でもあるもう一人の同じハンディを持った生徒さんと山の手線の
駅で待ち合わせて毎月一度、6年近くほぼ休まずレッスンに通われてきたことに頭の下がる思いです。






この生徒さんは中音域の“ラ”から上の音を吹くのが苦手で、上手く出来ないとよく「あ〜ダメだな自分!」と自分自身に
喝を入れていたのが印象的でした。
もう一人の方が高い音を出すコツを掴むのが早かったので、自分自身への焦りと、もしかすると教えている僕への申し訳なさがあったのかもしれません。




僕としては、レッスンを進めるにあたって障がいの有無で「こんなもんでいいか」的に済ますことは相手に失礼と
考えていますので、どんなに時間を要しても諦めずに下の2オクターブ分が出せるようにお互い試行錯誤しながら
取り組んできました。

その甲斐あってこの一年で苦手な音域も徐々に克服!
とはいっても、低音はかなり初期から最低音“ド”(これを幅のある音で出せるようになるにはかなりの時間を要する)は
しっかり出せてましたね。『低音のスペシャリスト』でした!





先日のお休み前のレッスンではスメタナの『モルダウ』を楽しく二重奏。
そして昨日、お礼のメールをいただきましたが、その中の「音楽が、フルートが好きになりました」の一言に今までの
試行錯誤が報われた思いです(喜!)

結局はそれが教える側の一番の目的なのですから。。。





またお元気になったらお顔見せてデュエットしましょう!
今日は昼間から外でレッスン三昧でしたが、夜は久しぶりの生徒さんを自宅に迎えてレッスン。






学生時代から僕のところへ来ていましたが今や社会人。それでも毎月定期的にレッスンへ来るほどの熱心さ
には頭が下がりますm(_ _)m
先月は研修や出張などで忙しかったようでほぼ2ケ月ぶりのレッスンでしたが、むしろ間隔の空いた
今日のレッスンの方が良くなっていたかも?







中高と吹奏楽で鍛えていたので音を出すこと自体は問題なかったし、大学ではジャズ研でアドリブも覚えた
ので基本的なフルート奏法の修正やジャズの初歩的な理論の飲み込みは早かったけれど、
レッスンを始めた当初は音出しに苦労が無い分アドリブはソロの始まりから吹き飛ばすのなんのって。。。(苦笑)
ソロの始まりから既にクライマックス状態で、『どう吹くか』よりはむしろ、『どう吹かないか』を
ずっと教えてきたことの方が多かったかも。






でも、今日のレッスンではアドリブソロもまとまってきたし、4バースではこちらのフレーズを良く聴いて
反応していたのが素晴らしかった!
二人で音楽的な会話が弾んだのなんのって。




フルートはクラシックで始めてからジャズに興味を持つ人が大半なので、フィンガリングなどの
技術的な問題が少ない分やたらと吹き倒す例が多い(テクニックに自信がある人ほどその傾向が強い)
けど、コールアンドレスポンスが醍醐味のジャズに於いては超絶的なテクニックは二次的な要素。







僕がわざわざブログ記事にするほど今日のレッスンが素晴らしかったと思うのは、本当の意味で『音楽的な』
会話が出来たという充実感をひしひしと感じたから。







ジャズ以外にも即興性の強い音楽は世界中にたくさんあるので、ジャズを体得するにはただ「アドリブが出来る」
のではなく、ジャズ特有のリズム感タイム感、ジャズをジャズたらしめる特徴的なフレージング
(音楽的な意味での「訛り」といってもいいかもしれない)をいかに身につけてもらえるか、というところを
常々考えているのだけど、今夜はジャズという言語のイントネーションが板についてきたのを確認でき、
今までで一番充実したレッスンだったと思っています。







最後に、生徒さんから頂いたアメリカ出張みやげのm&mチョコレート。
この季節でも溶けにくいこのチョコ、甘いもの好きには堪らないです!!
クレヨン型のパッケージもイイね


イメージ 1

明日はミュージックスクール生徒の発表会なのだけど、今日は出演予定の生徒さんのレッスンは無し。今日はそれぞれ個人練習に力が入っていることでしょう


しかしそれとは別に、今日は同じスクールの生徒さんが来月参加予定のソロコンクールの為の最後のレッスン。


本人が参加を決めたのはなんと先月。
元々部活が忙しいのと学業も大変な学校らしく、本人の熱意とは裏腹になかなかレッスンに来れないのだけれど、短い期間の間に僕が決めた選曲、ドニゼッティのソナタをしっかり仕上げて来ていたのには脱帽


…が、ここにきて重要な問題が発覚!
そう、コンクールでは欠かせない『制限時間』の問題。


ストップウォッチ片手に全曲通す度にカット、カット
でも、まだ時間オーバー

4度目くらいの通しでやっと時間内に収まってくれた〜ホッ。


あとは、順位など関係なく本人が普段通りの演奏をしてくれれば言うことなしです。


もし講評(あればですけど…)なんかで「カットの仕方が悪い」「カットの必要のない選曲を」なんて言われたら、それは先生の責任です〜




では明日の発表会もコンクールも、みんな楽しんでください!
イメージ 2


木曜夜は用賀のライブ居酒屋『キンのツボ』にて新規レッスン希望者の方との面談。
以前にもここで書いたけれど、なぜここで面談するかというと、ここのマスターが
レッスンの仲介業務もやっているから。



以前の関連記事:
http://blogs.yahoo.co.jp/mitsuru_gizumo/20352369.html



ただし今回はお店の営業前ではなくて、ライブ中の面談!もちろん話し合いはちゃんと
セットの合間に済ませましたよ




マスターのタニキンさんは、僕が飲む口実でここでの面談を選んだのを察知したのか、僕が
席に着くなり「まだご本人来られてないから一杯やりますか?」だと


一応話し合いの席なのでもちろん断わる・・・・・・・・ことなくいただいちゃいました〜
ただしそれ一杯で我慢しましたよ。






面談の方はスムーズに運び、早速来月からレッスン開始となりました。後はもちろん・・・
「飲みタ〜イム!!」 この日演奏していた洗足学園ジャズ課の学生バンドを聴きながら結構
飲んじゃいました。みんなまだ1年生だというのに、ジョン・コルトレーンの「Moments Notice」
だとか難しい曲がんばってたな





腹も減ってきたので、最近タニキンさんがブログでやたらPRしてた新メニューのラーメンをオーダー。

イメージ 1

スープは鶏ガラのみ。それと多めに入った薬味がさっぱりしていて酒の後にはピッタリ!
左にあるのは“ゆず胡椒"。最初はそのまま食べて、半分くらいになったらゆず胡椒を足すと
いいかな〜っていうのが自分流。

こういうのはやっぱり酒飲みじゃないと考えつかないよな〜。ね、タニキンさん!(苦笑)







〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
追記:前回のNZ地震の記事に関連して、ベーシストのkoyu氏が本人のブログに、我々が以前訪れたCTVビル
(倒壊したビル)でのテレビ収録の写真を多数UPしています。もしよろしければこちらもお立ち寄り下さい。
http://blog.livedoor.jp/bassist_koyu/
あれからかなり時間が経過していますが、少しでも生存の可能性を信じたいものです。


イメージ 1

基本的にジャズにおけるアドリブの方法を教えるときは、コードとそれに対応するスケール、
こちらで提示した簡単なフレーズをいろいろ変えてみたり・・・というのを定石にしているけれど、
コードと基本的なスケールを理解している生徒さんには最近『チャーリー・パーカー/オムニブック』
を使って音符の完コピ&アーティキュレーションの方法を教えている。パーカーの遺した音源の
アドリブソロを完全コピーしてあるスグレもの。




ここには音符は書いてあるものの、スラーやスタッカートの記号は一切書いていないので、写真のように
パーカーの実際の演奏に、フルートで演奏する際により良いであろうと僕自身の判断を加味したスラーを
書込んで演奏してもらう。




本来ジャズはアドリブ主体で発展してきた音楽だから、クラシックみたいにスラーやスタッカートまで
完コピさせるのには教える立場になった当初は抵抗があったが、僕の言わんとすることが口で説明する
よりも分かりやすいようで、完コピさせた後に自由にアドリブをとらせると見違えるように生徒さんの
フレーズが変わってくる。






ただ、教える側として気をつけなければならないのは、「これが正しい演奏法である!」といった
教条主義的なものに陥らないように気を配ること。あとはできるだけこのアドリブフレーズをプレイ
した帳本人の演奏を聴いてみること。


楽譜上の音符やアーティキュレーションを完璧に演奏したとしても所詮は『紙の上の音楽』。
音符に書ききれない微妙なニュアンスはやはり実際の演奏を聴かないと分からないもの。
ましてや時代やプレーヤー個人によって大きく異なる『ジャズ』という音楽ではなおさらだ。





最近のジャズの教則本には、本来アドリブで演奏するべき箇所もアーティキュレーション付きの
ソロフレーズが丁寧に用意されているけど、『楽譜を正確になぞる』だけにはなってほしくないな〜。
そして、そこから自分のイマジネーションを広げて、拙くてもいいから『自分の言葉で』音楽してほしい
と願うのです。



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