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今年はまだ満開でないという。寒さのためだろう。例年だと、今時分は満開で、いつも
5月の連休まで持つだろうか、と気をもんでいた。この藤まつりは案外柳川地区の経済向上に貢献している。川下りと白秋と御花と鰻だけでは、もう頭打ちでいろいろ企画を出し、社会実験をやっている。このなかでも、ここ数年前から「中山の大藤まつり」が盛況で、だんだんと観光客からも認められている。川下りの客がこちらの方にも流れているし、またその反対もあり得る。 4月23日現在、5,6分咲きであった。これから順調に行けば月末頃満開だろうか。29日は毎年地元選出の代議士の観藤会が行われる。今年は久々に5月の連休まで十分藤花が持つだろう。長期間の花見状態だから、経済効果抜群だ。あらゆる業種にその潤いを満たす。 これも地区保存会の努力の賜物だ。保存会活動も自主運営で、地区民の無償のお世話で成り立っている。藤の維持管理は、藤見のときのお賽銭だけでは賄いきれないと言う。藤が神社にあるため、政教分離が働く。だから、ボランティア活動が必要だ。肥料、剪定、藤見終了後の摘み取り。終了後、即、摘み取らないと来年が咲かないという。 九州各地にも藤の名所がある。近くでは「黒木の大藤」。最近は川の対岸に芝桜を 咲かせ、大藤と芝桜のカップリングで有名になりつつある。観光客にダブルパンチをくらわしているのだ。他所にないことを実践している。向上心のある町だ。黒木町出身の女優・黒木瞳さんも東京から応援していることだろう。 旧三輪町。現筑前町の「上高場の大藤」。ここも神社の境内にある。ここの藤は紫藤と 白藤がある。ツートンカラーの藤棚。まだ藤が若い。樹齢100年くらいだろうか。昨年9月オープンした「大刀洗平和記念館」から近い。特攻隊の若い隊員さんたちは、ゆっくり藤見をしただろうか。こうして考えると、藤見するにしても、国そのものが平和でなければならない。平和に感謝、そしてありがとう。 あれは西鉄小郡駅の手前の駅だろうか。端間駅。ここから歩いて数分のところに小郡・福童の「将軍藤」がある。ここも神社内に大藤が咲いている。ここの楼門がとても立派で、前に立てば見上げてしまう。天まで届くかのような錯覚に陥る。ここには小さいが朱色の橋があり、万葉浪漫を漂わせている。徳川時代以前の高貴な武将が立ち寄った所以で 「将軍」の名をいただいている。北朝鮮の金正日ではない。 名が品格があるから、なんとなく藤の香りまで品があるようだ。だが、藤棚の面積的には、「中山の大藤」が大きい。 やはり九州の代表格は「吉祥寺」(きっしょうじ)ではないだろうか。2010年現在。中山の大藤が現在東の方に藤棚を伸ばしているが、これが成功した暁は「吉祥寺」にも劣らない大藤園になろう。 「吉祥寺」は名のごとくお寺。他は全部神社に藤が咲いていたが、ここはお寺の境内に所せましと咲き乱れている。お寺の境内中、藤棚である。昼間でも少しうす暗い。ここのも紫藤と白藤がぶら下がっている。 住所は北九州市八幡西区。直方市寄り。帰りに近くの木屋瀬の宿に立ち寄ったことがある。昔ながらの雰囲気を保った宿場町。侍が出てきそう。ここに伊馬春部の生家が残っている。彼は檀一雄や太宰治となかよしこよしの仲であった。太宰が玉川上水で入水自殺した時、伊馬春部に記念の色紙を書き残している。そんな仲だ。 柳川にもゆかりのある作家だ。柳川高校の校歌の作詞者。生家内の校歌作成一覧表にも付いていたように記憶するが。多くの校歌を残している。 熊本県玉名市、通称荒玉地区にも名の知れた大藤がある。「山田の藤」。 しかしながら、大きな道から内部に入らなければならないので、ちょっと損をしている藤だ。最初は見つけにくい。探せども探せども藤棚は見つからなかった。まるで宝さがしをしているようなものだった。藤見も大変なんだ。 ここはお池があった。神社付属のお池だろう。鉄柱でしっかりドームを作ってある。 少し風情が足らないような気がしなくもない。 この各地の藤を5,6年間くらいかけて観て回ったが、やはり自分ところの藤が一番愛着が ある。他方の藤を知って、地元の藤の良さが確かにわかる。 さあ、今年は中山の大藤の下で柳川名物の「くし団子」を食べようか。 花より団子。まさに「くし団子」。今年はどこの「くし団子」にしようか。 3個刺しか、2個刺しか、ここがまさに思案のしどころ。 中山の大藤名物の橋上の藤棚ドーム。ここがカメラマンの一番ビューポイント。 私のは携帯カメラだからあまりうまく写らない。 2010.4.23現在、5.6分咲きでした。 藤棚ドーム内。 中央の藤棚にて。 橋と藤 熊野神社の楼門。奥が本殿。 藤棚。 2010.4.25 大牟田市エコセンターにて。 藤と関係ありませんが、「ひなげし花コンサート」模様です。 ドロシーみきこ&奥村美保演奏。 花に因んだ演奏会。 |
中山大藤まつり4月
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