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さて、例のルーラル電子図書館で用語をみると <土ごと発酵> たとえば残渣や緑肥などの未熟な有機物を土の表面におき、米ヌカをふって浅く土と混ぜてみると、それだけのことで、土はいつの間にか団粒化が進み、畑の排水がよくなっていく。田んぼでも、米ヌカ除草しただけなのに、表面からトロトロ層が形成されていく。――これは、表層施用した有機物が微生物によって分解されただけではない。その過程で微生物群が土にも潜り込みながら、土の中のミネラルなどをエサにして大繁殖した結果。人がほとんど労力をかけなくても、自然に土は耕され、微生物の作り出したアミノ酸や酵素・ビタミン・ミネラルたっぷりの豊潤な田畑に変わる。このことを「土ごと発酵」とよぶ。 「土をよくするには一生懸命堆肥をつくり、苦労して運び込んで入れる」というのがかつての常識であったが、「土ごと発酵」は、外で発酵させたものを持ちこむのではなく、作物残渣や緑肥などその場にあるものを中心に使う現地発酵方式なので、ラクで簡単、低コスト。有機物のエネルギーロスも少ない。超小力の土つくり法である。 EM1に含まれる3大微生物について: <酵母菌> 自然界では熟した果実(特にブドウ)の表面などに多く、糖をエサに様々なものを合成する力が強い。糸状菌(カビ)の仲間だが、カビ特有の長い菌糸はつくらず、カビの胞子が独立したような丸い形で、カビと細菌の中間的な性質をもつ。酸素があってもなくても生活でき、酸素のない状態では糖からアルコールをつくり、酸素があると糖を分解して各種のアミノ酸、有機酸を合成する。 ボカシ肥・発酵肥料づくりでは仕上げに働く菌で、こうじ菌や納豆菌が有機物を分解してつくった糖などをエサに、アミノ酸、ホルモン、ビタミンなどをつくる。良質の発酵肥料は全体が酵母菌の固まり、田畑に入れると土の微生物が一斉に活性化し、土が肥沃になる。 <乳酸菌> 糖をエサに乳酸などの有機酸を多くつくり出すのが特徴。条件的嫌気性菌で、嫌気的な条件で乳酸をつくるが、酸素があっても平気。桿菌と球菌があり、桿菌にはヨーグルトや乳酸菌飲料をつくるラクトバチルス、球菌にはチーズやヨーグルトをつくるストレプトコッカスなどがいる。 ボカシ肥・発酵肥料づくりでは、こうじ菌や納豆菌がつくった糖をエサに増殖、乳酸は強酸性なのでボカシ肥のpHが下がり、酸性を好む酵母菌が次に増殖しやすくなる。 <光合成細菌> 湛水状態にある有機物の多いところを好む嫌気性菌。水田土壌やレンコン栽培土壌には非常に多く、イネの根腐れを起こす硫化水素や悪臭のもとになるメルカプタンなど、作物に有害な物質をエサに、高等植物なみに光合成を行なう異色の細菌。環境を浄化する働きとともに、空中チッソを固定し、プロリンなどのアミノ酸をつくり、土の肥沃化に貢献する。アゾトバクターや乳酸菌などの好気性微生物と共生すると、相互に働きが活性化される。ダイズの根につく根粒菌も光合成細菌と共生すると、活性が長く維持される。 僕が実践している「炭素循環農法」は基本的に「土ごと発酵」の考え方です。
EM活性液を補助資材として利用する事はやり方さえ間違えなければ有効だと思います。 |
無肥料・無農薬栽培について
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