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手術を終え、別室に通される。そこでしばらく目を閉じて休むように指示される。指示通り休んでいると、ふと気になりメガネを掛けてみる。思いっきり度が合わない。手術は成功したんだという思いがようやく実感できた。だが、手術直後ということもあり、イマイチよく見えないというのが正直なところ。
休んでいるうちに、思わずキョロキョロあたりを見回していると、部屋に入ってきた看護婦と目が合う。ちゃんと目をつぶって下さいと怒られてしまった・・・。
約二十分くらい経った頃に、お疲れ様でした。本日は帰宅して結構ですと言われ、保護用のサングラスをかけたまま外に出る。あたりはもう暗くなっており、日も出ていないのにサングラスをかけて街を歩くのには思いっきり不自然だった。
外食なんて出来そうになかったので、近くのマクドナルドに入って持ち帰りで頼もうとするが、メニュー表が読めない。サングラスを外しても、まだ安定していない視力ともやがかかったような見え方のおかげで、やっぱり読めなかった。適当にセットを頼み、そのままホテルに帰る。
あまり当日に目を酷使することも出来ないので、早く寝ることにする。が、左目から涙が止まらない。痛いというよりは、何かが目に染みる感じがして目を開けられない。もらった痛み止めの目薬をさすが、三十分くらいしか持たない。これでは寝られたものではない。結局涙ながらに就寝したのは、日付が変わるくらいになってからだった・・・。
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