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先日、読み聞かせに関する講演会に行ってきました。
結論。
「読み聞かせは絶対に良い!!」
「世の中のお母さんは絶対にするべきだ!!」
内容は以下の通りでした。
子供にとっての一冊の重み − その子が大きくなっても絶対に忘れないとっておきの一冊、思い出の一冊を作ってあげることがとても大切だそうです。
その本を見ると、お母さんが優しく読んでくれたその時間を思い出す。
そんな本の存在がとても大切なんだそうです。
どうして、それがそんなに大切かというと、それはお母さんが読むから。
お母さんの声で読むからだそうです。
大切なのは、文部大臣賞を受賞した本ではなく、お母さんが読んであげる本なのだそうです。
そして、読むときは優しく静かに読んであげる事。
静かに読めば読むほど、子供は集中して耳を傾けるのだそうです。
また、更に大切なのが、読んでいる人が楽しんでいる事。
お母さんが楽しんで読んでいることが大前提だそうです。
下心を抱いて読んではいけないそうです。
「国語力がつきますように。」
「漢字をおぼえますように。」
なんていう下心を抱いて読んでいると、子供たちはそれを敏感に察知し、楽しめないそうです。
だからお母さんが楽しんで、優しく静かに読んであげるのが一番良いとか。
更に絵本の質ですが、子供言葉を使っていない本を選ぶこと。
また、事実を捻じ曲げていない本を選ぶこと。
例えば、「カチカチ山」という本ですが、残酷な場面が出てきます。それは狸がおばあさんを殺して、その肉を鍋に入れておじいさんに食べさせてしまうという場面。
また、最後に泥の船にのった狸が死んで一件落着という場面。
このような残酷な話は、昔話の中に時々出てきます。
しかし、出版社によっては、それは子供にとって残酷すぎるからと言って、話を変えてしまうことがあります。
殺させてしまうはずのおばあさんが、怪我をしただけで済んだとか。
また、溺れそうになった狸は深く反省したお陰で助けられたとか。
いつの間にか、話が変わっていたりします。
これでは、意味がないのだそうです。
本来、絵本の中には嬉しいことあり、悲しいことあり、残酷なことあり、我々の体験する日常が随所に散りばめられています。
絵本には現実が描かれています。
そういった、世の中の理不尽さ、残酷さを絵本を通して子供たちは知る事が出来るのだそうです。
子供にとっては当然怖い体験です。
でもとても怖いのに、横には暖かいお母さんが居る。怖い体験をしているのに、常に守られていると感じることが出来る。
この安心感が子供にとってはとても大切なのだそうです。
読み聞かせは、単なる「子供を本好きにするための一つの方法」ではないんですね。
これは、母と子の心の交流の場であり、愛の交換の場所でもあるのです。
毎日読めなかったら読める日だけで構いません。
雨の日や、やる事がない日に読んだって構いません。と先生はおっしゃっておられました。
忙しさにかまけて、なかなかゆっくりと本を読んであげる事ができません。
少し反省しました。
これからは出来るだけ読み聞かせの時間を作りたいと思います。
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