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ここ最近、仕事の関係でよる以降の時間が非常に余裕があったので、
読書にふけりました。(J.ライアンシリーズは4冊組みを3種類と2冊組みを2種類)。
その間に読んだ本の一つがコレです。
トム・クランシーのジャック・ライアンシリーズの後のほうの作品。
日米開戦直後からのストーリー。
初期の作品と比較すると物語の舞台規模が大きくなり、
現場の人間の描写は減ってます。が、個人的にはまだまだ気に入っています。
以下、内容です。(WEBより転載:山脇第七書房)
9.11のジャンボ機自爆テロとその後の細菌汚染を予告した
トムクランシーの軍事シミュレーション小説(文庫本で全4冊)の最終巻。
小説では炭素菌でなくエボラ出血熱が全米各地で発生、
ジャック・ライアン大統領は州間の移動を禁止する。
CIA、FBIの必死の捜査により、このエボラ出血熱はイラン
(イラクを併合してイスラム連合共和国と称する)の生物兵器によるものと判明する。
大統領の末娘を襲撃させたのも、イランの独裁者ダリアイの仕業だった。
大統領警護官ラマンもダリアイの放った暗殺者であり逮捕される。
米国の軍隊がエボラ熱で海外に大量に展開できないこと、
ライアン大統領を見くびったインドの海軍が米国の展開を邪魔すること、
中国の台湾との衝突で米国艦隊が台湾海峡に向かっていることをチャンスとして、
イスラム連合共和国軍はサウジアラビアのリヤドをめざす。
米国および自分の家族への明らかな攻撃に怒れるライアン大統領は、
イスラム連合共和国に宣戦布告する。
米国内の政敵キールティは州間移動禁止を憲法違反として告訴するが、
自滅する。エボラに感染していないことが明らかな米国の少数の軍隊・州兵は
近代装備を駆使してイスラム連合共和国軍を殲滅する。
さらにCIAはソ連の協力を得てダリアイに鉄槌を下す。
米国民に感情移入すれば、果断なライアン大統領の決断と戦果に読者は
間違いなく溜飲を下げるだろう。ジャック・ライアンこそトムクランシーが
理想とする大統領であろう。
国民の平和な生活を守るために軍隊・CIA・FBIが不可欠であるとの
メッセージもうかがえる。
起こるべき事態を精緻にシミュレーションしており、
機械の故障も織り込み、航空機・兵器の記述も詳細を極め読み進むのに
時として忍耐を要するが、全体としては凝りに凝った
エンターテインメントになっている。
合衆国崩壊1〜4
トム クランシー (著), Tom Clancy (原著), 田村 源二 (翻訳) 1997
トリップ度 ■■■■■■■■■□
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