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第1回〜第5回YS賞関連

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第5回YS賞授賞式(平成27年2月15日)

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授賞式の始まり

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武田こうじYS賞実行委員による司会

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第5回YS賞受賞・佐藤仁美さんへの表彰 (受賞作『口』

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第5回YS賞特別賞受賞・小川朋希さんへの表彰 (受賞作『お母さんのにのうでさん』

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第5回YS賞特別賞受賞・鎌田理沙さんへの表彰 (受賞作『夜に聞く』

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第5回YS賞特別賞受賞・小沼来実さんへの表彰 (受賞作『灯篭』

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受賞者の4名(左から佐藤仁美さん・小川朋希さん・鎌田理沙さん・小沼来実さん)

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宮城県詩人会会長原田勇男のあいさつ

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会場の様子①

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会場の様子②

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武田こうじによる受賞4作品の朗読

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やまうちあつし選考委員の総評と受賞者への質問

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YS賞を受賞した佐藤仁美さん 受賞作『口』

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YS賞特別賞を受賞した小川朋希さん 受賞作『お母さんのにのうでさん』

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YS賞特別賞を受賞した鎌田理沙さん 受賞作『夜に聞く』

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YS賞特別賞を受賞した小沼来実さん 受賞作『灯篭』

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授賞式後の交流会の乾杯



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平成27年2月15日(日)、第5回YS賞授賞式開催
 
 
 
 5回目となるYS賞が決定しました。YS賞は仙台三桜高校2年・佐藤仁美さんの『』。YS賞特別賞は浦戸第二小学校2年・小川朋希さんの『お母さんのにのうでさん』、名取高校3年・鎌田理沙さんの『夜に聞く』、白百合学園高校1年・小沼来実さんの『灯篭』の3作品。
 
 その授賞式と交流会を平成27年2月15日(日)13:00〜15:00、宮城県詩人会事務局(仙台市青葉区木町通2−6−53 あきはビル4F)にて開催します。入場無料です。
 
 若い才能に出会える機会ですので、皆さま是非お越しください。
 
 
 

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第5回YS賞総評───────────── 選考委員 やまうちあつし
 
 第5回YS賞は佐藤仁美さん『口』に、特別賞は小川朋希君『お母さんのにのうでさん』、鎌田理沙さん『夜に聞く』、小沼来実さん『灯篭』に決定した。選考自体はスムーズに進んだが、特別賞の選考にあたって2作に絞ることができず、それぞれの意欲・誠実さを評価して3作を該当作とした。
 今回の応募作品は135篇、うち25篇が一次選考を通過した。内訳は小学生4篇、中学生9篇、高校生12篇である。全体的に内省的な作品が多く、年齢の割に落ち着いた冷静な表現が目についた。その中にあって、YS賞受賞作『口』や特別賞『お母さんのにのうでさん』など、身近な人との関わりにテーマを求める作品が、新鮮で強い印象を残した。以下に、各受賞作について講評を述べたい。
 
 佐藤仁美さん『口』は、言葉という、他者との基本的な交通手段をとらえ直した作品である。言葉の持つ両義性、有用性と恐ろしさを、抽象的になり過ぎず丁寧に書き通している点に、書き手としての力量を感じた。最終連はメールのやり取りに着想を得ての表現と思われるが、それが単なる体験の焼き直しに留まらず、言葉という人間の営みまで考察を深めているように読める。表題『口』については、飾り気がなさすぎではという指摘と、それが逆に効果をあげているという声、選考委員の間でも意見が分かれた。
 小川朋希君『お母さんのにのうでさん』は、小学2年生男子と母親との交流が微笑ましい。擬音語・擬態語が多用されることにより、子供の母親への自然な思慕とそれを受け入れる母性の大らかさが、肉体性を伴って伝わってくる。
 鎌田理沙さん『夜に聞く』は、心境の安易な吐露に向かわない抑制された文体が評価された。夜の静寂、飲み残したサイダー、湿ったバスタオル、虫たちの鳴き声など、詩人を取り巻く様々な事物が「ふと誰かを思い出しそうになり」というただ一点のつぶやきを見守っている。個人的ながらも普遍的な表現たり得ている。
 小沼来実さん『灯篭』は、震災により命を落とした方々への鎮魂・弔いをテーマにした静謐な作品である。冷たさとあたたかさ、闇と光の対比はそのまま、死と生の対照に連なる。表現の揺れなのか、作品世界の奥深さなのか選考委員の間でも解釈は分かれたが、震災の風化を拒もうとする厳粛な意志を感じさせる、意欲的な作品である。
 
 作品を執筆した若い書き手たちの奮闘はもとより、ご指導いただいた各校の先生方、ご家族の皆様に感謝申し上げたい。社会のIT化が進み、様々な情報の出し入れが容易である現代においても、一人の人間から言葉が紡がれる瞬間の煌めきは尊く、貴重である。その深み・魅力に、少しでも多くの書き手・読み手が目をとめてくれることを、YS賞審査委員並びに宮城県詩人会一同、願ってやまない。
 
 
 

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第5回YS賞選評───────────── 選考委員 佐々木洋一
 
 一次選考を通過した25編の作品を読みました。全体的な印象としては、内面を描いた高校生の作品に優れたものが多かったように思います。
 YS賞の佐藤仁美『口』は、口からついて出てくる言葉の善し悪しや言葉に出す前後の気持ちのありようがしっかりと描けています。特別賞の鎌田理沙『夜に聞く』は、題名がいい。むだな感情や言葉を入れないことで、緊張感を保っている作品。夜の情景が浮かび上がってきます。同じく特別賞の小沼来実『灯篭』は、震災後の作品。前半と後半をつなぐ部分にやや不鮮明さがありますが、失われたいのちへの鎮魂の思いが伝わってきます。選外になりましたが、荒舘香純『バスの墓場』は、時代とともに葬られたバスの背景がよくわかる作品。ただ、終連が少し類型的です。また、『イルカ』は、イルカの存在を通して、神秘的な世界を描いた美しい作品です。小野寺紗希『足跡は深く、揺れる』は、自分を問いただす理詰めの方法が活きているおもしろい作品。さらに、書き続けてください。
 特別賞の小学生小川朋希『お母さんのにのうでさん』は、お母さんのにのうでまで好きになってしまう作者の気持ちがとてもよく伝わってきます。やさしくて、力もりもりのお母さんなのではないかと思いました。選外になりましたが、阿部心咲『戦争とけんか』は、「どうして人間どうしなのに戦争するの?/話せばわかるのに」という疑問からはじまっています。とてもまっすぐな作品で、大人はどう応えればいいのでしょうか。中学生の畠山唯『紙とペン』は、自分をしっかり見つめた作品。まとまっており、よく書けています。また、気仙沼中学校から応募のあった短詩は、とてもおもしろく読みました。中でも、熊谷雄衣『教室のドアのすみ』、荒木健太『虫』、熊谷優作『白いチョークは、えらい』は、直観に優れた作品になっています。
 
 
 

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