ヤーコンおやじのブログ

整腸効果抜群!健康野菜の王様「ヤーコン」を栽培してみませんか

ヤーコンを栽培しよう!

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さあ皆さん、ヤーコンの栽培を始めましょう

 “ヤーコンおやじのブログ”へようこそ。
 
(2016年2月9日改定、2017年1月31日、4月30日修正)イメージ 1
 ヤーコンにぞっこん惚れ込んでいる小生です。
そんなことから、ヤーコン専門のブログを立ててしまいました。うちでの栽培は約100平方メートル。
収穫した芋は家族では食べ切れませんから、多くを当店(薬屋)のお客様に差し上げています。
 ヤーコン芋は、オリゴ糖がたっぷりで整腸作用が抜群ですし、葉っぱは高血糖改善に高い効果がある、すぐれものの健康野菜です。 
(写真は2013年11月24日にうちの畑で土をのけて撮影)
 農地がある方、農地を借りられる方には、ぜひ栽培してほしいです。
 ヤーコンの苗は、温暖地ではゴールデンウイーク以降に、遅くとも5月末には畑に定植します。
 今年初めてヤーコンの栽培に挑戦なさる方や、毎年イマイチのヤーコン芋しか採れないと不満をお持ちの方など、このブログを参考にして、より美味しいヤーコン芋をよりたくさん収穫なさってください。

 ヤーコンを栽培するに当って、まず考えねばならないのは「品種選び」です。
 次の事項を参考になさってください。          
 
<ずっと前から栽培している方>
 芋の表面がゴツゴツしていて、ひび割れができるものが多いのではないでしょうか。これは、在来種(ペルーA群)です。
 在来種もいろいろあるようですが、肉質や糖度はたいてい次のようです。
   肉質は淡オレンジ色
   収穫後にオリゴ糖がだんだん分解してきて、甘味が増す
 ゴツゴツ感やひび割れが気にならず、この甘味がいいと思われる方は、これの栽培をお続けください。不満がある方は、下記の新品種に挑戦なさってください。
 
<最近栽培を始められた方>
 品種を知って買われた方は、ご自分の栽培品種をご存知ですが、ホームセンターなどで苗を買われた方は品種名をご存じない方が多いです。
 値段が高い苗(300円前後)は新品種名の札が付いており、安い苗(100円強)で品種名の札が付いてないものは、在来種(ペルーA群)のことが多そうです。
 あなたが栽培されている品種は何でしょうか。知っておかれると良いです。
 在来種は先に説明しましたが、新品種であれば次のような特徴があります。
 
[ 2006年頃から苗が出回った新品種3種類 ]
アンデスの雪 表面のゴツゴツ感が少なく、芋のひび割れが少ない
          肉質は白色で、甘味が少なく淡白な味
          保存しておいてもオリゴ糖の分解は少なく、甘味は増さない
          保存性は「アンデスの乙女」より良い
 
サラダオトメ  表面のゴツゴツ感が少なく、芋のひび割れが少ない
          肉質は黄白色で、甘味が少なく淡白な味
          保存しておいてもオリゴ糖の分解は少なく、甘味は増さない
 
サラダオカメ  表面がゴツゴツしていて外観が悪い
          肉質はオレンジ色で、最初から甘味がけっこうある
          でも、オリゴ糖の含有量は他の新品種と同程度ある
 
[ 2013年に初めて育苗業者から発売された最新品種 ]
アンデスの乙女 表面のゴツゴツ感が少なく、芋のひび割れが少ない
           肉質は黄白色で、甘味が少なく淡白な味
           (「アンデスの雪」より若干甘味がある)
           芋の表皮の色は、他の新品種とは違って赤紫色
           (ただし、数日すると酸化して黒っぽくなります。)
           保存しておいてもオリゴ糖の分解は少なく、甘味は増さない
           保存性は「アンデスの雪」より悪い
           (水分が抜けて、中身がレンコン様の巣が入るようになる)

 あなたが栽培なさっているヤーコンは、どれに該当するでしょうか。
 上記及び次の段落を参考にして幾品種か栽培され、味の好みを考慮に入れながら、地域や土壌に合ったものを見つけ出してください。
 ちなみに、小生が栽培しているのは「アンデスの雪」と「アンデスの乙女」です。
 全国的にまだまだ在来種が多いようですが、「アンデスの雪」が主流を占めつつあるようで、2番目がサラダオトメのようです。「アンデスの乙女」は未知数。

  ヤーコン栽培の適地は、夏に涼しい所
 アンデス高地の原産で、平地で栽培されるようになって日が浅く、品種改良もまだ違う気候への適応までは行っていません。
 よって、中山間地、東北、北海道が栽培適地となります。
 当地岐阜(濃尾平野の奥:海抜10m)は、真夏の猛暑にさらされ、連日35度を超す猛暑日が何日も続くことがあり、気候の上では最も条件が悪い所です。
 それでも、ヤーコンが猛暑でダメージを受けないよう、あれこれ工夫して、最適地の少なくとも5割の収量を上げ、2016年からは増収に転じています。
 ところで、ヤーコンは品種改良されたとはいえ、まだまだ原種のたくましさを持っており、生育環境を自ら学習し、2、3年経てばはっきりと環境適応してくれます。
 小生の工夫より、こちらの方が大きいと思われ、新規に栽培に取り組まれた方で初年度の収量が少なくてもあきらめず、2年3年と栽培を繰り返されれば、自ずと収量が上がってきますので、ご期待ください。ただし、初栽培は、初年度に大収穫ということもありますし、天候にも大きく左右されるのは、野菜全般に言えることです。

 参考までに、小生がこれまでに栽培した品種について記しておきます。
 本格的に栽培を始めたのが2000年で在来種の「ペルーA群」です。密植したがために、夏の終わりにアブラムシが大発生して収量が落ちたり、秋に畝の湿り気が多すぎて種芋部が大きくなり食用部の成育が落ちたりしました。
 2005年には、懇意にしていただいているヤーコン博士:渡辺最昭さんから新品種「アンデスの雪」の種芋を分けていただき、試験栽培しました。この年は、けっこうな猛暑になったにもかかわらず、予想外に収量が多かったです。翌年には「ペルーA群」との栽培比較を行い、収量、品質とも圧倒的に「アンデスの雪」が良かったですから、2007年からは栽培品種を「アンデスの雪」1本に切り替えました。
 2006年に別の新品種「サラダオトメ」の苗を10株ほど購入して栽培したところ、湿り気が多い土壌と猛暑の連続というダブルの悪環境にさらされ、真夏に根腐れしたようで、全部枯れてしまって、種芋も取れず、栽培をあきらめました。
 2013年には、「アンデスの雪」の芋にひび割れが目立ってきたので、更新を図ろうと考えて種芋を購入し栽培したところ、今まで栽培していた「アンデスの雪」の半分の収穫しか上がらず、ひび割れも目立ちました。これもきっと暑さのせいしょう。
 同年、「アンデスの乙女」の苗を4株購入したのですが、1株は枯れ、残り3株も息絶え絶えで、やっと生き残っただけで、食用部の収量はごくわずかでした。でも、種芋部はまずまず成育してくれ、翌年の試験栽培に十分足りました。
 2014年、2015年、2016年と「アンデスの雪」「アンデスの乙女」の比較試験栽培を行いましたが、今のところ一長一短があって、当面2つの品種を半々で栽培していこうと考えているところです。
 なお、だんだん「アンデスの雪」の芋にひび割れが目立ってきたので、再び更新を図ろうと考えて2017年春に種芋を購入し、今年は、従前・更新、半々で栽培することにしています。

 苗の育て方、栽培法、保存法など 
 ヤーコン栽培の方法は、一言で言えば里芋とほぼ同じで、簡単なものです。
 その概要は次のページに記しています。
 (クリック)→ ヤーコン栽培年間スケジュール 
 詳細は、左サイドバーの各カテゴリーをクリックしてご覧になってください。
 そして、高収量をあげるには、第一に牛糞堆肥を十分に入れ込むことで、この方法ならずっと連作しても収量は落ちません。
 ところで、当地は前述しましたように濃尾平野の奥で、夏の猛暑にさらされる最悪の環境ですから、栽培適地の中山間地や寒冷地の方にはあまり参考にならないと思いますが、ご勘弁ください。
 それでは、みなさんヤーコン栽培に頑張ってください。

 なお、ヤーコンの種芋をご希望の方は、下記へメールしてください。
 遠方の方には「アンデスの雪」または「アンデスの乙女」の種芋を無償で送らせていただきますが、送料はご負担ください。送料着払いのゆうパックで3月下旬に発送します。近年、要望が多いですから、量が多い場合は希望数量をお送りできないかもしれません。ご容赦ください。
 メールできない場合や、ご相談の場合は、下記へ電話ください。
 ☎ 058-246-7970 ( ただし、電話の場合、火曜〜土曜日、9時半〜18時に掛けていただけると有り難いです。)
*申し込み受付は、種芋の収穫ぐあいを見て、2月1日からとします。
(注:組織的に多量にご入用の場合は、できれば1月末までにご相談ください。) 
<お断り>種芋の残りがなくなり、種芋の受注は3月20日でもって終了しました。 

 なお、取りに来ていただける方には、ポット苗を差し上げています。
 期間:4月29日(土)〜5月10日(水)<日曜日と月曜日を除きます>
 畑や家庭菜園で栽培してみようという方はご遠慮なくお申し出ください。
 お渡しできるのは、お一人10ポット程度までとさせていただきます。
 できれば、あらかじめメールかお電話していただけると助かります。
 場所は、当店のホームページをご覧になってください。
  https://ph-miyake.jimdo.com/店舗紹介/


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