ヤーコンおやじのブログ(So-netブログへ順次引っ越し中です)

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 ヤーコンの新品種「アンデスの雪」を毎年栽培し、収穫した根塊(上部の塊)を保存し、それを切り分けて種芋を作っていました。しかし、2010年の猛暑に遭って以来、収穫した食用芋にゴツゴツしたものが多くなった感じがします。
 これは、きっと猛暑で新品種が痛めつけられて先祖帰りしたのではなかろうか。
 そう思って、今年、種苗会社から「アンデスの雪」の種芋を15個購入しました。
 種苗会社なら、栽培適地でちゃんと管理して、いい芋が採れる種芋を提供してくれると思ったからです。けっこう値が張りますが止むを得ません。
 これを今年1畝作付けし、採れた芋を比較してみて、明らかにいい芋が採れたのであれば、これでもって今後の種芋作りをしようと思っていたところです。
 
 さて、今日、注文した種芋が届きました。
 開けてみると、次のような札が付いています。
 “登録品種につき、権利者に許可なく増殖・販売出来ません”
 あれれ??
 
 そこで、ネットで検索し、調べて見ますと、次のようです。
 アンデスの雪 品種登録 2005.12.07 近畿中国四国農業研究センター
           有効期限25年(2030.12.07まで)
 育成者権 農研機構(独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構)
 (なお、上記研究センターは農研機構に所属する下部組織)
 
 そして、“許諾を得ない種苗の生産・販売(譲渡)等を行なえば、種苗法に基づき罰せられます”との注意書きもありました。
 なお、許諾については、種苗業者に対して複雑な手続きが書いてあり、利用料を支払うことになっています。
 
 このことから、今売られている新品種「アンデスの雪」の種芋や苗の値段がなぜに高いのかが分かりました。これは、ごもっともなことでしょう。
 
 しかし、ヤーコンを大々的に生産する農家ならまだしも、自家用に栽培するだけの人であっても、「増殖」行為は罪になるようです。初めて知りました。
 うちでは、皆さんの要望が多いものですから、根塊を切り分けて種芋をたくさん作り、苗を育てて、これを無料で差し上げていたのですが…。
 今まで法律違反をしていたようです。どうしたらいいのでしょう。弱ります。

(2016.8.25追記)
 この記事にコメントも付きましたので、補記することにします。
 種苗法に基づく品種登録により、新品種開発者は開発資金を回収できるのであり、これはしごく当然のことです。
 でも、国の機関である農研機構は国策としてヤーコン栽培の普及にも積極的で、どちらかといえばこれがメインでして、新品種利用料を稼ごうなどとは思っていません。財務省とのかかわりの中で、こうしたポーズをとらざるを得ないというのが正直なところでしょう。
 よって、営利を目的としないものはもちろん、農家が自家採取した種芋でヤーコンを栽培して販売しても、種苗法違反は黙認されると考えています。
 ただし、ヤーコン御殿が建つほどにヤーコンで大儲けした場合は別でしょうが。このような大儲けで、農家がお縄頂戴となるようなヤーコン大普及を夢見ています。

閉じる コメント(5)

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彼ら、種屋が作った品種、つまり雑種を使用すると罪になると言う意味で、彼らのものは買わないで、在来種を使えば問題ないと思います。これは、モンサントらがやっていることで、本来罪人は彼らです。自然のものを自分達の所有にして良いはずはないからです。

2016/8/21(日) 午前 8:18 [ - ]

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> ヨトクさん
コメントが付いているのを知りませんでした。
遅くなりましたが、コメント返しさせていただきます。
これはモンサントとは別次元の問題です。品種改良にはかなりの投資が必要ですから、新品種は種苗法で守られるのです。
もっとも種苗法は、営利を目的としなければ黙認される性質のものですから、小生はお縄頂戴となりませんので安心していますが。
貴方がおっしゃる「在来種を使えば問題ない」では困ってしまうのです。何せ在来種はよほど条件がいい所でないと、芋のひび割れが多くて調理がとても面倒になります。その点、品種改良されたものは、ひび割れもほとんどなく、多収量でもありますから、新品種に頼らざるを得ないのです。

2016/8/25(木) 午前 11:35 [ ヤーコンおやじ ]

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ヤーコンを勉強していてここにきました。

それでいまひとつ教えてもらったんですが、品種改良種が一般流通しないのは、そうか、種苗法があるからなんだと教えてもらいました。
どういうことなのか順に説明しながらしゃべってきますが、実は僕は、柏自然農実践倶楽部というところで、今、シュガービート(てんさい)を育てようとしているんです。
日本では北海道が主な産地ですが、どうも、アルカリ土壌向き作物だからか農薬漬けのよう。
ttp://ameblo.jp/miotokyo/entry-11418521837.html

僕自身が今、胃下垂で消化不良でしてどうしたらいいんだろうと調べてるうち、腸内環境が大事だとわかって、それでシュガービートを育てようとしたんです。
おやじさんも触れてらっしゃるように、西洋医学は、飛び出したら、はみでたら、そこに「なんとか病」って名前をつけて切った貼ったしていくでしょう、対処療法的というか。
しかし、原因が突き止められてるわけじゃないし予防も対策もできてない。

2016/10/10(月) 午後 3:12 [ まつかわ ]

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なのでシュガービートなんです、が、国内でシュガービートの種を探してもないんですね。
自家育成してるとかの情報もぜんぜん見つからない。
野口の種に聞いても「手に入りません」と言われると始末。
だけど国内のてんさい変遷を調べるとやっぱり日本国内向けに品種改良はしているんですよ。
だけどなぜ一般流通してないのかなぁって疑問だったんです。
結局、輸入したんですがひとつ謎が解けました、それほど品種改良には手間とお金がかかるということなんですね。

最近とても面白いので読んでる「自然栽培」って本の最新号には、腸内の細胞の組成と土壌中の細胞の組成だかがそっくりだ、という研究者の人の話がありました、土壌中の細菌多様性検査ができるしくみを開発した人が言ってたんだったかな?人に貸してて、手元に最新号がないのであれなんですが。
だからとても腸内環境って大事なんだと改めて思い直してます。

うちの倶楽部の畑にもヤーコンが埋まってるので(菊芋なんかも大量に)とても勉強になります、特にヤーコンは独特の薬くさい甘さ?が食べづらかったんですが、レシピが非常に参考になります。
連投失礼しました、あ

2016/10/10(月) 午後 3:15 [ まつかわ ]

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> まつかわさん
ヤーコン料理のレシピなど参考にしていただいて有り難うございます。
甘味料の代替にはなりませんが、ヤーコンの品種「サラダオカメ」はけっこう甘味があるとのことです。
http://blogs.yahoo.co.jp/miyakekazutoyo230910/11116694.html
腸内環境の大改善にはヤーコン芋が一番ですから、「サラダオカメ」も栽培されてはいかがでしょうか。

2016/10/11(火) 午前 10:34 [ ヤーコンおやじ ]


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