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成瀬巳喜男はオモシロい。 もうーいやっちゅーほど言うてますが、 オモシロい! つー事で、成瀬巳喜男まつりです。 つーか、日本映画専門chで24時間、成瀬巳喜男特集やってたので、 しれっと録画して、地味に観てます。 いやぁー 何と言うか… 「なにぃぃーー」っていう「巳喜男ショック!」みたいなシーンが必ずある。 何言ってるか、よう分からんなってきたので、 先に進みます。 老舗の酒屋、灘屋酒店。 妻と死別した入婿の父。 真面目な長女と、自由奔放に生きる次女(←妾の子) 毎晩飲み歩く爺さん。 まっいろんな事情があってね。 長女は自分が嫁に行けば 父と妾と次女で暮らす事が出来るんじゃないかと お見合いしたりするんだが、 その見合い相手が次女を気に入っちゃって仲良くなっちゃったり。 父さんは店の酒に手を入れたり(多分、水かなんか混ぜた?) いろいろなんす。 そんな中で、ナイスキャラなのが爺さん。 良かった、爺さんがいて。 ミョウに爺さんに注目して観たな。ナイス爺さん 父親がそれぞれ全員異なる4人兄妹。 バスガイドをしている末娘の清子目線(高峰秀子) いかにもアヤシイ儲け話を持ちかける 感じ悪い男と、調子の良い長女。 ボヤボヤした母 次女の急死した夫の保険金に群がる人 何か、いやしい、醜い。 家族だから見えるイヤなところ。 父が違うって事で、それぞれのキャラも違い、ややこしい。 嫌気がさして家を出る清子。 母との喧嘩。稲妻がキラリ☆ これはオモシロい。 女流歌人の母と娘。 別居中の父。 ある日、娘が父を連れ戻しに別宅へ行く。 そこには何だか温かい家庭があった。 それぞれの気持ちがビミョウで、 いろんな思いが交差する。 うまく真っすぐにならない。 夫への想いを歌にする母が、実際に夫に会うと素っ気なくしてしまったり。 完全なシアワセ家族なのに、申し訳なく生きている愛人家族。 ハッキリしない父。 ハッキリさせない話。 これからもこんな感じが続くらしい。 借金で苦しい芸者置屋が舞台 とにかく人が多い。 それぞれのキャラも濃い 女将つた奴(山田五十鈴) 芸者は向かないとやめてしまった娘(高峰秀子) 出戻りの妹(中北千枝子) ナイスキャラの芸者たち(杉村春子)(岡田茉莉子) くるくると働く女中(田中絹代) 個人的に最近注目の杉村春子は、これくらいのポジションが丁度良い。 スパイスのように効いている。 あっそうそう、にゃんこのポン子も忘れちゃいけない。 かわいいポン子。ポイポイ投げられてたケド(おぉぉぉぉ) 昔、芸者をしていた4人の女達の話。 飲み屋の のぶ(沢村貞子) 具合が悪いと まったりの たまえ(細川ちか子) 飲んでばかりいる とみ(望月優子) その芸者仲間に金貸しをしている きん(杉村春子)がイヤーな感じでメイン きんの元に、昔の男(上原謙)が訪ねてくるんだが、 ウキウキでもてなす きんに 金を貸してくれと落ちぶれっぷりを発揮する 上原謙が、ダメダメで良い感じ。 娘が勝手に結婚して出て行き独り身になっちゃう とみさんと、 息子が勝手に就職を決め北海道に行ってしまい独り身になっちゃう たまえさん 二人のやりとりもオモシロい。 何か、イヤァーな空気感、 ゴミ箱覗いてるような、蓋をしたくなるような… そんな中での とみさんのお茶目っぷりが光っていた。 何か、タイトルが良いよね。 サスペンスです。 平凡なサラリーマンの田代は、親友 杉本の妻との不倫中 SMプレイがエスカレートしてしまい、ついつい殺害してしまう。 最初から犯人が分かってるパターンです。 田代はバレずに普通の生活をするが、だんだん罪の意識に苛まれていく。 精神的に追いつめ、事実を告白したくなる。 「話したい」いぃぃぃとなる。 とうとう妻に告白するが、サッパリせず、杉本にも 「話したい」いぃぃぃとなる。 告白された妻は「なかったこと」と「あれはなかったことよ」と、とんでもない事を言う。 それは、無理がある。 告白されてからの妻の発言が、とんでもなくオモシロい。 あぁぁーいちいちツッコミ入れたい。 妻の、家庭を、今の暮らしを守りたい気持ち。 そこまで強く思うか! ソレでいいんか!!!! 怖えぇぇぇぇーーー!と思った。 「あにいもうと」も途中まで鑑賞。
録画に失敗か?プツっと途切れた。 ラストが気になるぅぅぅ レンタルあるだろうか… |

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今回の成瀬監督まつり‥どの作品も似てるよーなー似てないよーなー‥っていう気分になっちゃいます(^^オンナの色気と醜さとズルさと‥そんなところを撮らせたら秀逸!ソレを観ながら{おおー怖〜}と呟きたいワタシです(^^;
2010/3/14(日) 午後 3:40 [ MINO ]
そうそう、芸者がらみの話が多いし「女」がメインなので、似たような感じかな。
観ると、いちいち違うんですがね。あの手この手で、いろいろやってんなーって感じです。
「女」の良いとこも イヤなとこも全部。
美しいだけでなく泥臭い感じも撮れるところが好きです。
おぉー怖〜〜〜ってなります!なります!!
2010/3/22(月) 午後 8:31
最近ようやく、成瀬監督の『山の音』観ましたよ。
面白かったです!原節子は美人だけど得体の知れない感じが怖かった。
MIYAさんのおっしゃる通り、女の人の描き方が上手いですよね。
キツい部分も遠慮なく描いているというか。
この中だと『女の中にいる他人』(←タイトルかっこいいですね)
『妻よ薔薇のやうに』が気になります。
けっこうドロドロした作品が多いんですかねー。
2010/3/23(火) 午後 3:53
おっ!!!観ましたか「山の音」オモシロいでございましょ。
節っちゃんが最悪の家に嫁ぐって…いいんですか!!!ってなるでしょ。
新橋さんは原作読まれてるんですよね。原作読んでからだとまた違った感じでオモシロいんだろうなぁ。
成瀬作品は、感情むき出しみたいなとこがオモシロいです。
ストレスMAXな女の描写とか最高です。
2010/4/4(日) 午後 4:33