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著者、川上弘美 小田原の小さな飲み屋で、あいしてる、と言うあたしを尻目に 生蛸をむつむつと噛むタマヨさん。 「このたびは、あんまり愛してて、困っちゃったわよ」と こちらが困るような率直さで言うショウコさん。 百五十年生きることにした、そのくらい生きてればさ、 あなたといつも一緒にいられる機会もくるだろうし、 と突然言うトキタさん……ぽっかり明るく深々しみる、よるべない恋の十二景。 「いまだ覚めず」 「どうにもこうにも」 「春の虫」 「夜の子供」 「天上大風」 「冬一日」 「ぽたん」 「川」 「冷たいのがすき」 「ばか」 「運命の恋人」 「おめでとう」 寒いです。おめでとう。あなたがすきです。 つぎに会えるのはいつでしょうか。 久々の川上弘美さん本。 良かったです。 ゆるい雰囲気を放ちつつ・・・・ 同性愛だったり不倫だったり、騙されちゃってたり、 不思議生物だったり(?)する。 酸いも甘いも知っている、大人の恋。別離。 ゆるい雰囲気を放ちつつ・・・・ 肌に触れているようなナマナマしさもある。 このユルさは何なのかね。 コトバの選び方かね。 「どおー」とか「ちょっとあのお」とか クラクションは「ぺー」だし。 名前をカタカナにするのも効果アリ? 「ミカミさん」「タマヨさん」「モモイさん」 ちょっとした事なんだろうね。 良い感じのユルい空気感。 何かカワイイ〜 いつもより、少し丁寧に「日常」を過ごしてみるかな!って
川上弘美作品を読むと、いつもそんな事を思う。 |
Book
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オモシロかった本
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梅佳代さんです。 今回も良い感じです。 このじいちゃんにして、この梅佳代あり。 もう〜天才。 写真もスバラシいんだが、コメントが天才。 明日、仕事行きたくないな。 とか、小さい事でウナウナしている自分が小さく思えてきます。 手元に置きたくなる一冊です。
じいちゃんラブ☆ |
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著者、林静一 ん〜こーゆーのはコトバにしにくいのよ。 感じるモンだと思う。 漫画って奥深いんだね。いいねー。 何とも言えぬ「間」 大好きで、切なくて、辛い。 一郎と幸子の恋のお話。 こんな感じなの。昭和だ。 昭和だ。
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著者、やまだ 紫 ん〜実に詩的。 詩的とゆーより「詩」です。 そして、猫好きには、たまらない猫描写。 そうそう、このポーズ、この仕草!ってなります。 約束なんぞ せずにおれば いっそ楽だよ 約束は 流れをせきとめるね 自分を憎むなんて 思い上がりでないかしら こんな自分は自分でない と 言いたい 裏返し ではないかしら 「どうでも かまわないのだけれどね」「まずそうな鳥だこと」 とぶのは鳥に任せておけばいいんだよね 流れのままにね せけんなど どうでもいいのです
お日様いっこ あれば・・・ |
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いつも隣にいる乱歩大好きッ子が 丸尾末広の「パノラマ島綺譚 」を購入して喜んでいる。 私も読もう〜としたら「原作を先に読んだ方がいいよ」と言われ、 おっしゃる通り原作から読んでみた。 「パノラマ島綺譚 」 著者、江戸川乱歩 ぬあぁぁ〜オモシロい!!! M県のI湾に浮かぶ沖の島に突如として出現したものはなんであったか? 富豪「菰田源三郎」と瓜二つの小説家「人見広介」は、 源三郎が死んだのを幸いに源三郎になりすますまし、菰田家の莫大な財産をもって、 おのが空想した夢のパノラマ島を作り上げた。 パノラマ島で展開される妖美な幻想ともいえるあやしの怪奇譚は、読者を夢幻の世界へとさそいこんでゆく___。広介の正体をみやぶったものはだれ? と、まぁ〜話はこんな感じなんだが、 とにかくパノラマ島の描写がオモシロく、変態チックで良いです。 人見広介と源三郎奥様の心理合戦もオモシロい。 ラストもすごいしね。いいね。 久しぶりに乱歩読んだが、この独特の雰囲気、プンプン漂う妖しい感じ。 引きつける何かがある。見てはイケナイ世界的な・・・ つーか、私、小さい頃、乱歩の「黒蜥蜴」を読んでて 親に、そんな本読んではいけません!って叱られた事があって それ以来、乱歩はイケナイ本なんだ。的なイメージ。 大人になった現在、おかげ様で乱歩読んでるの楽しい。シッシッシッ あぁ〜話それてきたよ、 って、原作読んで、次はコレ 「パノラマ島綺譚」 著者、丸尾末広 ワリと原作に忠実みたい。 心理描写とかは原作の方が細かいので、確かに原作先に読んで正解でした。 雰囲気をビジュアルを楽しむ感じ。かな。 丸尾末広さんも、妖しい香りがプンプンする方なので、 乱歩にピッタリかと思いまつ。良いです。 そして気になるのが石井輝男監督の映画「恐怖奇形人間」
この話がベースになってるらしいんだが、奇形人間なんて出て来ないし。 読んだ後で「あぁ〜そう言えば…どこが?」なんて思っちゃったな。 いつか観るぞ!妄想ふくらむぞ!シッシッシッ |



