春だからではなかろうが、東電の元副社長、財務次官、新潟県知事と中高年
のスキャンダルがマスコミを賑わせている。いずれも女性がらみだ。私もシニ
アのセックスマーケットについてチャチャを入れてはいるが、現実にこれほど
問題が多発すると、さすがに考えてしまう。どんなお偉いさんだって性欲はあ
るし、まして独身の知事はまだ50歳。私より8歳も若いのだから、気持ちは
わからぬでもない。しかし、ザル法とはいえ、売春(援助交際?)は立派な犯
罪であり、弁護士の資格を持つ人間がそんなことをやってしまうとは。
東電の副社長も、最初は純粋な恋だったのかもしれない。でも、途中から態
度をごろりと変えて、相手の逆鱗に触れてしまった。その結果が、5000万
円の脅迫未遂である。福島県民が原発事故で苦しんでいる最中、まさかこんな
泥沼の色恋沙汰が展開されているとは誰も予想しなかっただろう。新潟の知事
も脱原発で当選した有名人であり、その行動に期待している人は少なくなかっ
た。残念というしかない。財務次官のセクハラは言葉だけとも受け取れるが、
立場上は問題ありだろう。
一連の報道は『週刊文春』『週刊新潮』という硬派の週刊誌が取り上げてい
る。高齢者のセックス特集ばかり組んでいる『週刊ポスト』や『週刊現代』と
は対照的だが、根っ子が同床異夢であることは明白。やっぱりシニアマーケッ
トを意識しているのだ。人間だから酔っぱらって下品になることは私たち一般
人にもあることだが、やはり超えてはならぬ一線はある。58歳の私にその気
力も体力もないが、財務次官は同じ年で、東電元副社長は6つも年上。エリー
トほどストレスを抱えているのかなあ、と真面目に考えてしまった。 |
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