田舎暮らしライター・山本一典の田舎雑記

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 日本と韓国の関係が冷え切っているのは周知の通りだが、それに拍車をかけ
そうな報道が流れた。世界貿易機関(WTO)の上級委員会が、韓国が訴えて
いたフクイチの被災地などからの全面禁輸を容認する判断を下したのだ。第一
審で日本の食料の安全性を認めていただけに、関係者の間に衝撃が広がったこ
とは間違いない。対象は福島だけではなく、青森、岩手、宮城、茨城、栃木、
群馬にまで及ぶだけに、影響が懸念される。
 原発事故後、しばらくは海産物の一部に基準値越えがあったのは事実。しか
し、15年4月以降は福島県産に絞っても100ベクレルの基準値越えは1つ
もない。国際原子力機関(IAEA)は「日本の分析機関が高い正確性と能力
を有する」と認めているのに、なぜWTOはこういう決定を下したのか。とて
も科学的な判断とは思えない。
 もちろん、貯まり続ける汚染水対策はどうするのか、という懸念があるのは
確か。それについて政府も東電も解決策を見出しているわけではないが、韓国
側の主張は消費者の先入観を反映したものと考えられる。ディズニーランドで
食事はしても、輸入解禁の議論になると不安が先行してしまうようだ。国対国
なら地道に解決の道を図っていくという考えも成り立つが、国際的な判断には
対抗しようがない。事実上の敗訴だろう。こういう現実もあるのに、経団連は
原発の再稼働延長や建設を主張している。出てくるのは溜息ばかりだ


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