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訪問者の皆様へ
しばらくブログを休んでいましたが、やっと再開できるようになりました。
皆様には今まで同様よろしくお願いいたします。
○縄文遺跡への旅
・写真は(三内丸山遺跡)
・訪問した縄文遺跡の今
この旅は平成28年6月8日~11日に実施された「トンボの眼」主催の「東北地方の縄文遺跡を訪ねる旅」の感想記です。
折しも北海道、東北地方の各県は「日本の縄文遺跡を世界遺産へ」との目標を掲げ、それぞれが協力して世界遺産登録に向けて努力している最中でした。
各遺跡とも関係者全員で、訪れた人達がロケーションの良い縄文遺跡を楽しみ、かつ縄文時代を知って満足して帰っていただけるようにとの目標を掲げ、一丸となって努力している様子がひしひしと感じられました。
その中で特に印象に残ったのはボランティアガイドさんの活躍でした。
・世界遺産登録の意義
訪れた遺跡と施設はバラエティーに富み、それぞれが印象深いものでしたが時代の流れも感じました。
一言でいうと、「時代が変われば遺跡の意義と展示方法も変わる」ということでしょうか。
近年の分子生物学の進歩に伴い、日本人の祖先が旧石器時代と縄文時代に起源を持つことがわかりました。これにより縄文時代が見直されていることから、遺跡の多い北海道・東北地方の縄文遺跡が世界遺産への登録運動に繋がったようです。
今回の旅は私達の祖先である人々が営んだ縄文文化に触れただけではなく、世界的にみて稀有な文化を1万年以上も営み続けた日本の縄文時代の遺跡を世界遺産に登録しようとの目標を掲げて努力する東北地方の人々から様々なことを教えられた旅でもありました。
・ボランティアガイドさんの活躍
各遺跡ではボランティアガイドさんの存在に大きなものがありました。ガイドさんは年齢的には幅広い年代の人が担当しているということでしたが、特に印象に残ったのは若い責任者とガイドさんが運営する青森県の小牧野遺跡でした。
彼らの熱意ときびきびした対応、訪問者との積極的な対話は好感の持てるものであり、私たちグループ全員は楽しい会話と遺跡の両方を楽しむことが出来ました。
・素晴らしい展示施設
私たちの祖先は、日本列島がユーラシア大陸と陸続きであった3万年以上前から東の果てである日本列島の地に暮らして来ましたが、3万年前頃に大陸から切り離されて島となりました。
遺跡の数から考えると縄文時代の人口は東高西低であったようです。
北海道と東北地方に縄文人の大きな集落がありましたが、現在は発掘による調査が進み、各遺跡とも復元された家屋や発掘品で展示施設は充実した内容を誇っています。
その一例が御所野縄文遺跡公園です。
・御所野縄文遺跡公園の施設写真
・博物館への連絡通路
御所野縄文遺跡公園の博物館は最新の技術を用いたデザインと縄文時代のモチーフである「蛇」の形を取り入れたデザインが評価されて、建築におけるデザイン部門の賞を獲得した展示施設です。
写真からもわかるとおり非常に斬新なデザインですが、この施設は野外の展示物は実験考古学に基づいた方法で再現しており、展示館の内部は最新の展示方法を取り入れているそうです。
御所野縄文遺跡公園に限らず、それぞれの施設が展示方法に工夫を凝らし、一様なものは無かったので、ここでは訪れた順にそれぞれの遺跡を紹介しながら、縄文時代の文化を探って行きたいと思います。
・訪問した遺跡
大湯環状列石→三内丸山遺跡→小牧野遺跡→是川遺跡→八戸市博物館・根城→御所野縄文公園
注・写真は著者が撮影したものです。
注・トンボの眼は佐々木章氏主宰の古代史を学ぶサイトです。「トンボの眼」で検索して下さい。
つづく
(次回は特別史跡大湯環状列石)
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