みやざき県庁職員日記

知事もすなる日記といふものを、県庁職員もしてみむとするなり

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こんにちは!畜産振興課です。
今月7日から11日にかけて、宮城県仙台市で「全国和牛能力共進会」が開催されました。

「全国和牛能力共進会」とは、全国の優秀な和牛を5年に一度、一堂に集めて、改良の成果やその優秀性を競う全国大会で、「和牛のオリンピック」とも呼ばれています。
本県代表牛は、史上初、三大会連続で「内閣総理大臣賞(最高賞)」を受賞しました!

今回全共にて私は、帯同者の一員として、バスに乗って牛とともに宮城県へと陸路を走り、そして再び牛とともに陸路で帰って参りました。
9月3日に出品牛が宮崎を出発し、9月12日に宮崎へ帰ってくるまで、最初から最後まで同行した私が、これぞ「チーム宮崎」だと感じたエピソードをご紹介します。

チーム宮崎の結束力

出品牛の周りには、常に糞や尿を受けとめるために人が付いています。
これは、出品に向けて磨き上げた牛の体を汚さないように、糞尿が床に落ちる前にすくい取るためです。
そのような中、常に気を配り、自分たちの出品牛だけでなく、他の宮崎の出品牛の糞尿も、すかさず受け止める高校生の姿がありました。
時には、出品を目前に控えた牛が糞をしようとしていて、近くに糞を受ける袋がない時は、ためらいなく両手で直に糞を受ける高校生の姿もありました。
チーム宮崎の出品牛をチームみんなで、最高の状態で審査会場に立たせたいという、強い結束力こそ、チーム宮崎の強さの証でもあります。
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牛もマナーも日本一

牛舎前から審査会場に向けては、アスファルトの地面の上にグリーンのマットが敷かれ、会場までの通路になっています。
このマットは牛の食べる牧草や、牛の床に敷いてあるワラなどが飛び散り、すぐに汚れてしまいます。

しかし、宮崎県牛舎の前のマットは常にきれいな状態をキープしていました。
最初に出品者である高千穂の林さんがマットの掃き掃除を始めてからは、気が付けば誰かがホウキを手に取ります。
特に高鍋農業高校の先生や生徒さんが頑張ってくれたおかげで、きれいで安全なマットの上を、牛が安心して審査会場まで歩くことができました。
「牛もマナーも日本一」、チーム宮崎のポリシーが映し出された、グリーンロードです。
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みんなで牛の傘

出品牛にとって、雨に濡れることは絶対に避けなければなりません。
牛の毛並みまで繊細に整えて出品する中、雨に濡れれば、せっかく整えてきた毛並みが台無しになってしまいます。
そのような場合、4隅にポールなどをくくりつけたビニールシートの傘をすっぽりと牛に被せ、1滴でも牛の体に水滴を落ちるのを防ぎます。
ここでも、チーム宮崎の結束の強さが現れており、牛を濡らしてはいけないと、地域を超えてポールを握り、牛とともにゆっくりと牛舎へ向かう姿が見受けられました。
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審査終了後

4区(系統雌牛群)の審査結果後のことです。
4区は南那珂地域からの出品でしたが、ここに至るまで、1番を目指し、必死で取り組んで来ました。
しかしながら、審査の結果は、牛はトップと同レベルの力がありながら、僅差で2番目という結果でした。

この結果を受け、出品者に声をかけるため、登録協会宮崎県支部の長友事務局長が、牛舎にいる人で集まれる人は来てくれるよう声をかけたところ、ほぼ全員が集まり、4区出品者を囲む、大きな円となりました。
長友事務局長の言葉を受け止め、涙を流す出品者に、彼らを称えるチーム宮崎の大きな拍手が鳴り響きました。
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続きはまた、後編で紹介します。

以上、畜産振興課(0985-26-7138)でした。

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