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海外に住んでいらっしゃった、または海外就職・留学をと考えた経験のある方なら、一度は聞いたことあるんではないでしょうか?
(イタリア在住の読者の方は読み飛ばしてくださいね。
 きっと私が憤慨してる意味、読まなくてもお分かりいただけると思うので。。。)

『滞在許可証』

イタリア語で「Permesso di Soggiorno(ペルメッソ・ディ・ソッジョルノ)」と言います。
滞在許可証は、その国の国籍を持たぬ者が長期に滞在しなければならぬ場合、
(イタリアで日本人が滞在する場合は3か月以上を指す)
必ず政府に請願書を出し、許可証を入手せねばなりません。
これを所持してない場合、国外退去を求められても拒否できなくなります。

イタリアでこの滞在許可証を得るのには、ものすごーい労力と忍耐(後者の方が重要)が必要です。
何故かというと、私たち学生が「学業」のために滞在許可を得るには
最長1年間の滞在許可証を申請しますが、申請後それが各々の手元に届く時期を平均すると


約9ヶ月後…!!!


残りの有効期限3ヶ月で何が保障されるというのでしょう。。。?

もちろん、許可証を申請した時に手元に残った半券(Ricevuta)を所持していれば
警察に呼び止められたときでも、支障はないとされていますが
本物の許可証が手元にないのに外を出歩くのは、外国人女子として少しばかり不安がつきまといます。
実際、韓国人の友達の女の子が、たまたまその半券を持たずに出歩いていたところを
運悪く警察に呼び止められ、「滞在許可証がない」ことを突き詰められ、
(冗談半分に)手錠をかけられる真似をされたそうです。
彼らは、ただの冗談だったつもりでしょうが、それは暗に
「俺たちはお前を逮捕できる立場なんだぞ。」と言っているのです。

かわいそうな彼女、まだイタリア語が得意でない子だったのでさらに恐怖が増し
解放された後、半泣きでその場を去ったそうです。


話がそれてしまいましたが、私が今日こうして書いたのにはある事件が…


去年の10月に申請した滞在許可証。
許可証を得るには警察署からの呼び出し(郵便で届く)が2度あります。
それも突然に。
「 ○月□□日の、○○時△△分にこちらまで来てください。」ご丁寧に分単位の指定まであります。
…守れない約束をするな…!!!と日本人な私イタリア警察に言いたい。
だいたい仕事や勉強してる外国人が、どうやってこんな急な呼び出しに対応できるか教えていただきたい!


1度目の呼び出し(指紋や写真などの徴収)は3月にありましたが、
(この呼び出しも日本帰国予定日以降だったので、あわてて飛行機の予約変更したのです。)
そして2度目の呼び出し、待てど待てど警察署からの連絡は来ません。
心配になってネットで調べをかけてみたところ、
「 7月○○日に来てください。 」との書き込みが…


いや、ちょっと待って。
私、その日ボローニャにいないから…(マスタークラスの予定が既に入っていたのです。)


内心、「これを知ったのが、期限過ぎてからじゃなくてよかった〜〜〜!!!」っとホッとしたのですが
でもこのまま黙っているとそのまま時が過ぎ、
「あなたは呼び出し日に警察にいらっしゃらなかったので、発行はできません。」
と言われても、反論できなくなると困るので、すぐに私のアパートの隣に住む弁護士に電話。

今日、彼の事務所に直々にお邪魔して、「呼び出し日変更の請願書」なるものを警察署宛に書いていただきました。
…隣人が弁護士っていうのも、役に立つかも…。。。

でも、弁護士の彼から一言。
「これで次の変更された呼び出し日には、必ず行かなきゃいけないよ!
 1度目の変更はあるけど、2度目はないからね。」

そ、そうですよね…。。。汗。
どうしよ…あたし絶対また予定と重なるよ…






はぁ。。。
書き殴ってしまいましたが…
イタリアでの生活を始めるには、まず第一に忍耐、
そして「イタリア人」という人種と「イタリア」という文化を知らなければなりません。
大体、それを理解していても
物事の進行の遅さや怠慢に(とくにお役所系)腹がたつのは当たり前なんだから。



補足:近隣国ドイツでは、この滞在許可証「約3日」で手元に届くそうです。

閉じる コメント(14)

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本当、イタリアって何でいつまでたっても「後進国」なんだろうね〜。
システムを少しずつ変えるたびにスムーズにいくどころか、かえってややこしくなって、
お役所の人達にも把握してる人と分かってない人がごっちゃになって
問い合わせの電話やネットもパンク状態。
それに、ヨーロッパの中でも外国人がpermessoをとるのがかなり難しい国みたいに
なってるみたいで、ますます住みづらくなってるよね。
姉の住んでるドイツの話を聞くと、そのあまりの差に愕然とすることがたびたびあります…。
イタリア、どうなるんだろうねぇ、この先。

2008/7/1(火) 午前 9:55 [ momo ]

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そんなに大変だったなんて知りませんでした
何所か<会社・大学>等に席があれば発行していただけると思っていましたよ・・・・。生活で不安になる制度は整えていただきたいですね。

2008/7/1(火) 午前 10:33 [ micky ]

役人はどこの国も同じなのかもしれないですね。。。
もしかすると、日本にいらっしゃる外国人の方も
同じ思いをされている方もいらっしゃるような気が・・・
私はイタリアは旅行で充分です(^^;;

2008/7/1(火) 午前 11:55 [ - ]

momoさんへ→
ほんとだよ〜〜!!!(怒)手伝ってくれた弁護士さんも、イタリアの滞在許可証の発行手続きの悪さは他の国の例を見ないって、うなづいてました。移民問題で政治が危機的状態な国政も分かるけど、イタリアにまで来て、一生懸命勉強しようと頑張っている学生への対応は、考えてほしいところです。


みっきーさんへ→
生活に不安…確かに覚えます。自分は悪いことをしていない、と分かってはいるものの、きちんとした証明書が手元にないことは、いつも何かしら不安材料になります。ベルルスコーニ新政権…何かがいい方向に変わってくれることを期待します。


タイガーさんへ→
その通りなんですよ!今京都に留学中のイタリア人の友人がいるのですが、滞在許可証の発行、私の状況と同じように遅れていると聞きました。外国で生活するということ、昔に比べ簡単になったとはいえ、まだまだ問題は山積みです。

2008/7/1(火) 午後 3:34 miyu

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なんかフランスの申請より大変そう…そんな日時を一方的に決められるなんてひどいね(--;)

2008/7/1(火) 午後 7:40 [ まるこ ]

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さすがイタリア…もうねぇ欧米のいい加減な感じは許せない!!そして変なところだけ頑固だったりするから…ついていけないですよぉ。
そして、最後に書かれた近隣国ドイツの情報も一つ…
ウチラはビザ取る前に予約を入れなきゃなんだけど…最近はドイツに住む外国人が多いため、その予約を取るのが一苦労…予約の日が1ヶ月先は当たり前だし。でも書類をきちんと揃えて持っていけば、仕事はすぐにちゃんとやってくれるのでマシかな。
お互いヨーロッパの適当さに慣れすぎないよう気をつけようね(笑)

2008/7/1(火) 午後 10:48 [ PUCHI ]

まるこちゃんへ→
初コメありがとう!!本当に…滞在許可やお役所仕事の面では、間違いなくイタリアワースト1です…。


奈央へ→
もうほんと、…ついていけないです。
だからこそ、周りの人間関係というか、近所づきあいとかが濃密で一番大切なものになってくる。(いざというときは、近くの他人…みたいな?w)私も、いろいろ近所の人に助けられながら生活できてるよー。
ドイツも色々あるみたいだけど(クリスチャンが日本人の友達の手助けをたくさんしてたから、話は聞いてます。)、イタリアには負けるね〜いや、勝ってもうれしくないけど…!

ほんと、うちらは日本人の綺麗な魂を忘れちゃいけないね。

2008/7/2(水) 午前 5:18 miyu

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イタリアも結構ひどいね・・・。世界的に見て、空港事情もイタリアはワースト1っていうじゃんね。ブラジルも相当ひどくて(お役所、空港事情ともに)私も、未だ入籍のメドが立たないよ・・・。もう1年6か月待ってる・・・。つらいよねぇぇ。でも、私たち、日本社会にそういう意味では慣れ過ぎてるのかもね〜。

2008/7/2(水) 午前 8:28 [ say**ayoe ]

実は私も2度目の召集待ち中なんですよ〜。でも、いまの時期は
バカンスだから、秋になるかも、えっ!出産と重なったらどうし
よう(@_@;)ですね。
陣痛はいつ来るか分からないし、陣痛が始まってもすぐに生まれて
くれる保障はないし・・・(^_^;) いやはや!

2008/7/3(木) 午後 9:37 ジャコミーナ

さよへ→
長いね…やっぱり自分の生活の上で大切なことには、ちゃんと政府で納得できるような処理を求めたいよね。でもこれが、俗に言う国際結婚のデメリットの一つなんだろうね…いいところもあれば、大変なところもたくさん…。。。


ジャコミーナさん→
あら、ジャコミーナさんもでしたか!出産と重なるような一大事、絶対説明したら受取時期の調整してくれるんではないでしょうか??
私もイタリアの法律までは詳しくありませんが、相談する価値はありそうですよー!!

2008/7/5(土) 午前 4:23 miyu

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なんだか大変ですね。融通が効かないんですね。
ミユさん大変。

ポーランドとかもなかなか大変と聞いたことがあります。

イタリアにいる以上はイタリア文化に慣れないといけないんですね。

2008/7/6(日) 午前 1:25 [ かず ]

そうですね。やはりお役所仕事も、文化や歴史のちがいで国ごとに対応が大きく変わってくると思います。
なんにせよ、イタリアはそのなかでもワーストTOP3圏内に必ずいるタイプですね。

2008/7/6(日) 午後 4:58 miyu

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イタリアは完全なコネ社会です。
お偉いさんといったり,警察のトップに知り合いがいればこんな簡単な国はない。
警察官は下っ端になればなるほど,わざと外人を馬鹿にします。
自分の職権を乱用して,えらくなったつもりなんです。
私も何度も更新に行きましたが,積み上げられた書類が,どさどさ雪崩を起こして床に落ちていました。書類がなくならない方がおかしいです。
イタリア人は,管理能力がゼロなので,何十年経っても,この制度は変わる事なく行われます。安心してね(爆)

2008/7/6(日) 午後 10:18 [ さやきーな ]

本当です…!でも逆に、そのコネで美味しい部分を頂けちゃったり、
悪いことばかりでないのも確かなんですが…。
でも、法律をちゃんと守って許可証を申請しているのだから、
(クラッシック音楽芸術を継承している意味では、イタリアにとってデメリットはないと思うし!)その外国人が安心して生活できる国を作ってほしいものです。

はぁ、でもまたすぐに再更新の日がやってきます…

2008/7/7(月) 午前 1:39 miyu


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