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砦にいるマリウスの使い走りの道中で
愛しても思い知らされる、一生夢見るだけさ・・・
あの人私を要らない、幸せの縁などない・・・と、
エポニーヌが熱唱するオン・マイ・オウン
朝まで一緒にいたくて・・・砦に戻った途端に撃たれしまう。
確か原作は、マリウスに向けられている銃口に手をかざし、打ち抜かれたんじゃなかったかな?
そんな瀕死のエポニーヌが彼に抱かれて歌う『恵の雨』
でもマリウスもずるいよねっ、彼女の気持ちを知ってて「愛で治せるなら〜」って、
今更後悔してみても。。。
でも好きな人がいるんだし、コゼットと幸せになる結末じゃー仕方ないか。。。
大好きな人に抱かれて眠る最期は、想いが叶わなかったからこそ、
涙でくもってしまう。
彼女は、この砦の最初の犠牲者。
今回(5/31)、このシーンではガブローシュ役の加藤清史郎くんが、
実の姉エポニーヌの死を弟として悲しむ演技が印象的。
この日の座席は6列目下手側、近い立ち位置だったためか、目に入る。
一昨年観劇した時も加藤清史郎くん、この二年で
ミュージカル俳優としての成長を感じた今回の子供店長。。。
4/30(プレビュー公演)では、このバリケードのシーン後半で
涙が止まらなかった。
中でもガブローシュの死は、映画のシーンと重なる。
砦にスパイとして上手く入り込んだジャベールだが、ガブローシュに
いち早く敵軍である事を見破られてしまい、捕らえられてしまう。
大活躍のガブローシュだが、玉が足りなくなり、砦の外に這出て
玉を拾い撃たれてしまう。
ジャベールにとっては我が命の危機に追い込んだ
ガブローシュだったが・・・
お盆(回り舞台)が回らない今回のリニューアル版では、
バリケードのシーンの締めくくりに、ガブローシュの亡き骸を
大八車で運び去るシーンを設けている。
散ってしまった小さな命のその働きに敬意を表するジャベール。
冷徹なジャベールの人としての心が浮き彫りにされている
見逃してしまいがちな貴重な一瞬。
ガブローシュの人懐っこいキャラも手伝い、これは涙なくしては
見れない一場面。
バリケードが落ち、マリウスが歌うカフェソング。
自身も友の死を経験したからか、今回は辛い場面であり
現実的な悲しみが伝わる。
一人残され、この時点ではまだ、なぜ自分だけが
生き残ったのかを知らされていないマリウス。
それだけに、亡き友への謝罪と生への罪悪感、
失った悲しみや孤独感・・・は、察するに余りある。
つづく・・・ |
レ・ミゼラブル




