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一月一日のドラマ・相棒は、元旦スペシャルと言うこともあり、
二時間半の長丁場のドラマだった。
画面は正月とは裏腹な大晦日の、警察も一日の仕事が終わってからの退け時、
暗い画面だった、当たり前だよね、夜だけの場面で終結する話なのだから。
警察署内、ごみごみした、パーティ会場、が一転して監禁的室内に変わるんだけど。
誘拐された少女のいる場所も、狭い部屋に中年の男性とだけの設定だったし。
サスペンスドラマににありがちな殺人は起きなかった、からといって、
緊迫感は十分盛り込まれた、二時間半を飽きさせなかった。
例によっての、右京さんの「細かいこと」に目の届くことによって、
気になる、事柄を分かりやすく話を進めてくれて、いかにも居そうな上司が、
カレコレいちゃもんを付けるが、右京さんの発想による「推理」を当てにした。
今回はじめてのケース「当てにする」のは右京さん・亀山くんを贔屓にしている私には、
「よしよし」と溜飲の下がるところ。
今回のドラマは、男性のエゴを、そ〜〜〜ッと敷き詰めてあった。
が、犯人の男性が最後に、少女をちゃ〜〜んと助けてあって、
少女が「アイガトゥ」と何度もお礼を言う場面は、観る我々を大きくホッとさせ、
むき出しの男性のエゴだけを言いたかったわけではなさそうだった。
共犯の妹は叫び声を残して、警察に連行されたがすぐに狂ってしまう女性を、
うまく表わしていたと思う。
すべてが終わり、ホテルの外はもう夜が明けて元日の朝。
ホテルを見上げながら「バベルの塔」だねという右京さんの声に、
やっとタイトルを思い出した次第。
クールに振舞う右京さんと、おっちょこちょいの覆面被る亀山くんのコンビは、
私を、TVドラマの世界に、まだ引き止めてくれている。
さおしかの部屋
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