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おみせ

               おみせ


月刊予約絵本《こどものとも》294号 五十嵐豊子 え
1980年9月1日 発行 発行所 福音館書店

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上の画像は、表紙の絵です。表紙裏には、今でも売っているデザインのお菓子がずらり。ドラえもんスナックってあったのでしょうか。

私は知りませんでした。

表紙は駄菓子やさんの店先でしょうね。

私のお気に入りブログの1つ、”昭和レトロ駄菓子屋ミュージアム「ダガシヤ・ダイチャン」”の店内もこんな感じでした。

やはり、駄菓子屋といえば、おばちゃんに10円渡して、当てくじをやったり、三角ジュースを買って飲んだり・・・。昭和回顧って言われそうですね。

でも、この本は、昭和の良き時代があちこち見られいい本です。

詳しくご覧になりたい方は、図書館などでご覧になるか、再版本を購入なさるといいと思います。

それでは、本の中から何ページかご紹介します。

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見開きの絵は14ページ目にでてくる絵と同じですが、倉敷市のタバコ屋兼、駄菓子屋さんのようです。

タバコ屋のおばちゃんや、店のお客の小さな子供たち。

今は見られなくなったコーラ瓶も懐かしいですね。


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次にご紹介するのが、鎌倉の酒屋さんと、会津若松の団子屋さん。

酒屋や米屋って、単独で商売なさっている店がずいぶん減りましたね。スーパーやコンビニでも買える時代。

自分ちの近所の酒屋さんも今では、大手コンビニになりました。


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最後にご紹介するのが、小樽の時計屋さん。

まだ、健在でしょうか。

札幌の時計台とはちがうものの、あったら見てみたいデザインです。

この本の中には、色々なお店が一杯。

五十嵐豊子さんの緻密なタッチで、人々の描写も含め丁寧に描かれた、お勧めの本です。

          でんしゃがはしる(鉄ヲタ解説版)


月刊予約絵本《こどものとも》267号 山本忠敬(やまもとただよし) さく/え
1978年6月1日 発行 発行所 福音館書店


この作品が描かれた1970年代の山手線は、30年の時を経て大きく変貌を遂げており、同じ山手線と呼ばれながらも、ずいぶん雰囲気の変わった路線(線区)になりました。
当時の電車は既に2世代前の車両で、隣接して走る車両を含め世代交代が進んでおり、(故)山本忠敬さんの書かれた本作品は、貴重な資料的価値があると思われます。
順を追って、見てまいりましょう。


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表紙絵は、当時の品川電車区でしょうか。当時から山手線の電車を多数収容するため、2階建て構造になっています。
この車両基地は、山手電車区を経て、今はJR東日本東京総合車両センターと呼ばれています。
この絵には、3000両以上量産された103系の最終仕様車である、ATC搭載タイプと、それ以前に作られたタイプの両方が描かれ、興味深いものがあります。



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山手線電車は2世代の世代更新を経て、現在はE231系500番台というステンレスカーに更新されました。編成面でも6扉車が1両増え、11両編成になっています。
(本記事の終わりに写真を載せておりますので、ご覧下さい)




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絵の左下の電車の屋根には、二重丸のような形状の物体が描かれています。これが、グローブ型ベンチレーター(略称:グロベン)という通風装置です。
この103系電車初期の時代までは、今のようにクーラーが当たり前ではありませんでした。
このため、少しでも外気をたくさん取り入れようと、このような換気装置が付けられていました。
クーラー標準装備が当たり前となった今では、通風装置にグロベンが使われることはなくなりました。


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高架橋を行く京浜急行の600系電車は過去の車両に、山手線と平行して走る貨物線も、埼京線や湘南新宿ラインが走るにぎやかな路線になりました。


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西島三重子さんの歌にもでてくる、「池上線」の歌詞を思い出す緑の電車3000系も今はなく、目黒の目蒲線は地下にもぐって「目黒線」に変わり、様相が一変しました。


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東横線の電車も当時から見れば、二転三転し、いまや「桜木町」の地上駅はなく、終点は「元町・中華街」になりました。東横線と山手線の間の貨物線を旅客化し、いまや埼京線、湘南新宿ラインといった新規系統の電車が走るようになりました。


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代々木、新宿間を走る電車も様変わりし、E231系とかE233系と言ったステンレスカーの独壇場となってしまいました。
小田急線初期ロマンスカーの3100形電車(NSE車)は、今は後進に道を委ね、唐木田検車区に保管されています。


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小田急の5000形と、京王の6000系はまだまだ元気に活躍していますが、小田急も京王も新製車はステンレスカーばかりになりました。
中央線の列車系は、急行が消滅し近郊型の115系が新宿に来ることも、国鉄色の特急あずさも過去のものとなりました。

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西武2000系は今も元気ですが、サーモンピンクとベージュの塗り分けの101系電車は過去のものになりました。
西武5000系は、初代「レッドアロー」として名をはせたが、後進の10000系に道を委ね、今は横瀬車輌基地に先頭車が静態保存されている他、一部の車体は富山地方鉄道に譲渡され、立山路で活躍しています。


イメージ 10

私鉄の103系といわれたほど両数の多い東武8000系電車は今も健在ですが、池袋−赤羽間の路線だった赤羽線は、大きな変貌を遂げ、いまや埼京線や湘南新宿ラインが往来する重要路線になりました。
都電荒川線の7000形電車は姿を消しましたが、新7000形電車は今も健在です。最近は都営バスと同じ緑とベージュの色合いのみですが、リバイバル塗装された車もあるようです。


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初代AE車を引き継いだ現在のAE100型電車も、あと数年で、山本寛斎氏デザインの3代目スカイライナーに引き継がれる予定です。
山本寛斎氏の手掛ける新型スカイライナーのコンセプトは「凛とした空間」です。「新型スカイライナー」は原点回帰の思いを込めてAE形の称号が継承されるようです。
京成の塗色も懐かしいものがあります。下を行く山手線他の車両も今は昔。


イメージ 12

山手線日暮里駅付近は、新幹線工事が始まるまでの間、色々な電車が集まる好適撮影ポイントとして、ファンに人気の場所でした。
この本でも、その光景が描かれています。左側の複々線を山手線と平行して走る京浜東北線は、ここに描かれたスカイブルーの103系ATC車から数えて4世代目のE233系電車が3世代目の209系電車を駆逐しようとしています。
中央の特急はつかりに使用される、583系寝台電車も今はなき存在。右側のEF80形電気機関車,153系急行電車、103系常磐緩行及び、453系急行電車も今や過去の車両となりました。


イメージ 13

にぎやかな上野駅の地上ホームを、神田方から眺めたところですね。東北、上越新幹線のない時代ですから、国鉄色の特急電車がいっぱいです。
なつかしい20系客車の姿もあります。


イメージ 14

神田、東京間の高架線を走る103系たちですね。今は、すべての路線がステンレスカーになったおかげか、前ほど派手でなくなりました。


イメージ 15

東京駅の丸の内口も、三角屋根をドーム型に復元するのはいつでしょうか。
中央線ホームが階上に移り、横須賀線は地下へ、線路を1つづつシフトさせ、いまや、東海道線と、東海道新幹線の間に東北・上越新幹線のホームができました。
さらに、有楽町よりの地下には京葉線ホームが。ただ1つさびしくなったのは、九州方面のブルートレインが「風前のともし火」といったところでしょうか。


イメージ 16

東京モノレールの500系も、東海道新幹線の0系も今や昔。最近では、資本参加のおかげか、JR東日本の電車車内の路線図に東京モノレールが追加されたようです。


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当時の「品川客車区」脇を通過する山手線電車です。1986年に「東京運転所」になり、2000年を待たずして,閉所となってしまいました。今は一部客車の留置もあるものの、配置はなく留置線扱いです。


イメージ 18

やっと品川までもどってきました。最近は新幹線駅としての機能も増え、「エキナカ」という流行語を生んだ店たちもでき、すっかり様変わりした品川駅ではあります。

          でんしゃがはしる(鉄ヲタ解説版)おまけ画像



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山手線E231系電車[品川にて 撮影:湘南鉄道研究会(M)]


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山手線E231系電車[有楽町にて 撮影:湘南鉄道研究会(M)]


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京浜東北線209系電車[品川にて 撮影:湘南鉄道研究会(M)]


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京浜東北線E233系電車[有楽町にて 撮影:湘南鉄道研究会(M)]

たいふう

               たいふう


月刊予約絵本《こどものとも》138号 加古里子(かこさとし) さく/え
1967年09月1日 発行 発行所 福音館書店

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上の画像は、表紙の絵です。大人、子供とも、懐かしいタッチで描かれていると思いませんか?

遠い南の海でうまれた「あかちゃんたいふう」は漁船のおじさんたちに発見されます。
そして、台風観測機や、定点観測船に進路を調べられ、その情報は(なつかしい)モールス電信で日本に送られます。
そして、日本に近づいた台風は、「ちびっこたいふう」へと発達します。

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そして、富士山レーダーが登場。衛星観測の進歩で、かなり前になくなりましたが、レーダーサイトの機械も懐かしい面影です。
漁港、町、村に順次襲いかかる台風。

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そして、がけ崩れが発生し、通過中の汽車が立ち往生。このころは、貨物輸送の面からも鉄道がいかに重要視されていたかが推察できます。このためもあってか、復旧作業に懸命な人々も描かれています。今、同じような場面を描く場合、貨物自動車と道路でしょうか?

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復旧作業により、動き出した汽車ですが、今度は増水でまた立ち往生。
この後も「ちびっこたいふう」の勢力は収まらず、まだまだ猛威をふるいます。
そして、台風一過。
最後は、「備えあれば憂いなし」といったまとめ方がされていました。


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自宅に数百冊存在する「こどものとも」や、他の絵本の中から、旅情を感じる場面を中心に記事にして行きたいと思います。

かさもって おむかえ

かさもって おむかえ


月刊予約絵本《こどものとも》163号 征谷 清 さく 長 新太 え
1969年10月1日 発行 発行所 福音館書店 より

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        「あめふり ざんざんぶり
        かさ もって おむかえ
        びしょぬれぼうず なけ なけ
        どろっぷ なめて おむかえ」

という歌詞で始まる絵本は、夕方になって雨が降り出し、主人公の「かおる」ちゃんが、

「とらねこ」と一緒に電車にのって、ターミナル駅まで、お父さんをお迎えに行く話です。
話の中に垣間見える、空想と,現実の世界。

乗った電車の4両目は『動物専用車』で、くま、おおとかげ、さる、かばや、いのししなど、いろいろな動物たちが一緒にのっています。

そして、ターミナル駅について、「とらねこ」のおかげで、主人公の「かおる」ちゃんは無事お父さんに会うことができ、ハッピーエンド。というストーリーです。
(以下は鉄ヲタのつぶやきというか妄想?もありますので、さらりと読んでください)

イメージ 2

「かおる」ちゃんが乗る電車。
この電車、関東の人なら、あれ?と思うかもしれない。それとも、鉄ヲタだけかなあ。
デザイン的に、京王井の頭線の初代ステンレス車だと思われる。
今は、新型車両に追われ、残党は、群馬県で暮らすという、あの電車。
(京王井の頭線とは、渋谷−吉祥寺間を走る私鉄線のこと)

イメージ 3
 
右側に半分だけ見えるきっぷの自販機。
この券売機は、現在のように多機能式でなく、単能式だね。
お金を、入れると、それだけで切符(とおつり)が出てくるあれ。
だって、金額を選ぶボタンが無く、お金の投入口だけで、上に「20円」と書いてある。
20円ぽっきりで、図面のところまで乗れたんだろうね。凄い。

イメージ 4

向かい側の電車は、「かおる」ちゃんが帰りにのる電車。
どうみても地下鉄だが、まあいいか。
井の頭線にこのタイプの電車は入らなかったはず。
地下鉄だとすれば、吉祥寺の中央線乗り入れの東西線か。
あそこは、井の頭とホームは並んでなかったし、地下鉄は井の頭線に入らないなあ。
渋谷はこのころなら、銀座線しかなく、黄色だったし。

イメージ 5

「かおる」ちゃん、ともかくお父さんにあえてよかったね。「とらねこ」は自然消滅?

この絵本をブログに上げたわけなど


実は、この絵本はずっと前から家の中をさがしていました。
自分の親戚が、三重県の四日市市にすんでいて、その近くに線路の幅が762ミリ(2フィート6インチ:ニブロクともいう)しかない可愛い電車が走っています。
近鉄内部八王子線というのがそれで、長いすに向かい合わせに座ると、向かい側の人と足がくっついてしまう、そんな電車です。
その路線が近年、広告塗装を始め、「名泗コンサルタント」という不動産屋さんがとても派手な色に塗り分けたという情報を仕入れました。
これを知った、鉄分の濃い親子は、一昨年の春休みを使って乗り鉄の旅に。そこでゲットしたのが、下の写真です。

イメージ 6


ほら、この強烈な色合い。分かるでしょ。「かさもって おむかえ」の電車とはちがいますが・・・。
これを見て以来、この本のことが気になり、暇を見て本箱の中を整理することにしました。その結果、めでたく見つかった本をブログで紹介することに。



急速に姿を消した渋谷ギャルたち。渋谷に残っているのは一人か二人。
彼女たちはどこへ行ったかと思い調べていたら、どうやら田舎志向で群馬県に行ったと聞き、逢いにいきました。

イメージ 7


いました、渋谷ギャル。
しかも、渋谷では見られなかったような、化粧をした彼女たちが。
上の写真は、何枚かポーズを頼んだうちの1枚です。
ね、絵本に出てくる電車と一緒でしょ。

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