| 白山・坂口地区でコウノトリ呼び戻す農法の取り組む部会員の方たちと、コウノトリ放鳥の視察の為、兵庫県豊岡市へ行って参りました。 |
俳優・日本野鳥の会会長の柳生 博さんとコウノトリ呼び戻す農法部会メンバー
柳生さんと地元の子供たち
| 今回放鳥されたのは、40年前に越前市に飛来した『コウちゃん』の孫です。 |
| コウちゃんはくちばしが折れていたので、エサを上手に食べることが出来ませんでした。 |
| 当時の白山小の子供たちがドジョウ等のエサを集めては与えていましたが、どんどん弱っていくので、保護し飼育するため捕獲され、豊岡へ送られました。 |
| その時、コウちゃんはとても痩せていて、わら細工のように軽かったそうです。 |
| コウちゃんは、飛来した地、武生市の地名から、豊岡では「武生(たけふ)」と呼ばれ親しまれていました。 |
| 兵庫県立コウノトリの郷公園で保護され、体力も回復し無事に“結婚”。産んだ卵は合計115個にもなりました。 |
| 5〜6個産んでは4〜50日抱いて暖めていましたが、孵ることはありませんでした。 |
| その卵を調べると、ほとんどが夢精卵でした。原因のひとつに「農薬」がありました。 |
| コウちゃんがそれまでに食べていた生き物が農薬で汚染されていたのでしょう。 |
| でも、そんな中、一羽だけ無事に孵化し、子孫を残してくれました。 |
| これは、人工増殖事業では、初めてのことでした。 |
| 今回、放鳥されたつがいのオスとメスの2羽のうちのメスが、コウちゃんの孫です。 |
| 放鳥された但東町唐川地区の地名から、オスは「川鳥(せんと)」くん、メスは「唐子(とうこ)」ちゃんと名づけられました。 |
| 112日間すんでいたケージを開くと2羽は、間もなく無事に飛び立ちました。 |
| 食物連鎖の頂点に位置するコウノトリが空を舞うということは、そこにあらゆる生き物が、確かに生きているという証です。 |
| トンボもたくさん飛んでいました。 |
田んぼの周りの柵にたくさん張られたクモの巣。虫がたくさんいる証拠です。
| 放鳥されたケージの周りは全て無農薬の田んぼで、耕作していない田んぼには水はりをして、生き物がすめるようにしてあります。 |
| 地元の人の優しさを感じました。 |
田んぼにはこんな看板も。
| いつの日か、またコウノトリが帰ってきてくれますように...。 |
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