しらやま・さかぐち水辺の日記

水辺と生き物を守る農家と市民の会です。福井県越前市白山・坂口地区の里山を紹介します。

コウノトリ関係

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いにしへのこふのとり

今年は、福井県越前市でコウノトリが試験的に放鳥されます。
このしらやま地区にコウノトリが来るのです。

コウノトリを一定期間ケージの中で飼育し、「しらやまって良い所だなぁ」って思ってもらえた頃にケージを開放して自然界に放すのです。
兵庫県以外での自然界放鳥は初めての試みなので、きっとたくさんの方が見に来られるのではないかと予想されます。

白山に滞在中のコウノトリが安心してすごせる為の「見守り隊」、地域に来て頂いた方々にこちらの取り組みや歴史などを伝えて頂く「語り部」のボランティアの養成講座を開きました。
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会場には福井新聞社のコウノトリ支局をお借りしました。
時折聞こえてくるヒグラシが涼を運んでくれました。
第3回目の今回は『コウノトリの歴史を知ろう会 〜コウノトリ「コウちゃん」からの伝言〜』と銘打っての開催です。
40年前にしらやま・さかぐち地区に飛来したくちばしの折れたコウノトリ「コウちゃん」。
その「コウちゃん」の保護にも深く関わられた林武雄さんを講師にお迎えしました。
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「コウノトリはとても記憶力が良い鳥で、人間が暖かく見守っていれば、そのことをちゃんと覚えていて、必ず戻ってきます。コウノトリの先進地でもある豊岡市と連絡を密にして学んで実践していって、この地域の取り組みが全国に広がるといいですね。」
生き物のいる環境の大切さや「生物多様性」という言葉が叫ばれる今の時代と違い、当時はまだまだ生き物よりも人間の生活を優先にしていた時代です。
そんな時代に林さんのような活動はなかなか理解されなかったのではないかと推察します。
特別ゲストにお迎えしたのは「見守り隊」の大先輩の松村道男さん、約50年前に矢船町のコウノトリを家族ぐるみで見守っておられました。
お二人のお話を伺うと、当時見守って下さった方々の思いが今に脈々と繋がっていると感じました。
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今の矢船町。50年前にはここにコウノトリが住んでいたそうです。


福井新聞社コウノトリ支局の奥田康一郎記者からは「なぜ今コウノトリなのか」のレポートです。
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こちらも「こうちゃん」です。
当地域以外の取り組みを取材され感じたこと分かったことなどを分かりやすく伝えて下さいました。
「コウノトリを守ることは子供を守ることと同じ。」
ストレートでとても響いた言葉でした。
コウノトリが安心してすめる環境が子ども達が安心してすめる環境ということです。


「コウノトリがいなくなってしまった社会」と「コウノトリがすめるような優しい社会」。
子ども達に遺したいのはどちらですか。
今私たちが出来る事はなんでしょうか。
「コウノトリ呼びもどす田んぼファンクラブ」の田んぼは今年はどういうわけか草の量がハンパないです。
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とってもとってもとってもとっても・・・です。
ファンクラブの皆さんに急遽集まっていただき草取りをしました。
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暑いので熱中症にならぬよう気をつけながら…、でも、ここは谷あいの田んぼなので水も冷たく作業していても苦にはなりません。
つい夢中になって草取りに没頭してしまいます。
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この田んぼは棲みよいのでしょう。足元にまでメダカがいっぱい泳いできます。人懐っこいみたいです。

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作業を終えて、今度は水田魚道の見学です。
「コウノトリ呼びもどす農法部会」会長の恒本さんの田んぼと水路をつなぐ為に3月に設置された物です。
この魚道は泳力の小さいオタマジャクシでも泳いで上がれるような構造になっています。
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魚道には『うろ』があり、中の“休憩所”ではカエルが一服していました。
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恒本さんの田んぼはアミミドロが大量に繁茂していて嫌な草の生長を抑えることに成功しています。
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魚道に繋がる板式の堰上げ式水路を見ながら。
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板で堰上げしていて、たまりが出来るようになりドジョウが棲めるようになりました。
環境を整えれば生き物は帰ってくるということを見せてくれています。

除草剤を使わず、米ぬかで草を抑えるのがこの「コウノトリ呼び戻す農法」のやり方の一つです。
うまく草を抑えて、収量も増えしかも生き物がいっぱいの安全で安心な田んぼでの米作り。
そんなお米作りの確立に農法部会の皆さんも努力しています。
ファンクラブのみなさんに、部会の皆さんや地域の方の取り組みが少しでも伝わるよう水辺の会として努力したいと思います。
人事院公務員研修所から環境省、文部科学省、国土交通省の方々が、地方自治体実地体験研修に来られました。
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水辺の会会長とコウノトリ呼び戻す農法部会会長のお話を聞きます。
しらやま・さかぐちの地域の人たちのこれまでの取り組み活動などをお伝えしました。

3人とも農業とは全く無縁の世界で育ち、田んぼは身近な存在ではないそうです。
田んぼで元気に泳ぐオタマジャクシの姿も、あまり見たことがないのか、珍しそうに見ていました。
若いこの方達がこれからの日本の将来を担っていくのですね。
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覗き込んでいるのは水田魚道、ドジョウやオタマジャクシが川から田んぼに上がる道です。きっと初めて見られたのでは。

そんな方達のとても大事な時期にこのしらやま・さかぐちに来て頂いてこちらも気が引き締まる思いです。
農業とは無縁といっても、日本人であればお米を食べたことのない人はいないはずです。
お米つくりに対する農家の方達の熱い思いや、ふるさとを大切に思う気持ちが伝わって欲しいと思いました。
そして、日本をいい方向に導いてくれますように…。

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この自然豊かな里山の風景は彼らの目にどんな風に映ったのでしょうか。

いちずに一途!!

越前市のお隣、鯖江市の中河小学校に「一途(いちず)」のライブを見に行きました。
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体育館にある黒板にかかれていた「でんでんむし」の歌。ほのぼの〜。
彼らは地元鯖江市出身の兄妹ユニット。作詞・作曲・演奏、全て自分たちでしています。
各地の学校でライブ活動を行いながら、未来の地球を担う子ども達に、伝えたい想いを込めて演奏します。
兄妹の絆とパワーと音楽の持つ力を改めて感じることが出来ました。
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全校生徒を前に歌います。思いを伝えます。「一途」のHPはこちら⇒http://www.1zu.jp/

最初の曲は『そのままでいて』
今のままの君でいれば、それでいいんだよ。よく見せることも繕うこともしなくてもいいよ、って。
作詞までのエピソードを聞きながら、恥ずかしいけれど、ちょっと泣きそうになっちゃいました。
家族の顔が浮かんできて、会いたくなりました。
最近会話が少なくなっている娘のことを思い出し、ゆっくりと話をして、ハグしたくなりました。

次は、越前市大虫小学校の100周年の記念に生まれた曲『Let’s Go!』。

周りにいる人達を大切にすると夢は叶うよ、と教えてくれた『ぼくの夢』へと続きます。
最後は『愛の星を守り継ぐ者』。
どの歌も一曲一曲噛みしめるように歌ってくれました。

人が自分たちのエゴで壊したり大事に出来ていなかった自然を、今、改めて守っていこうとしています。

しらやま・さかぐちでも、小さな生き物を守ることで豊かな自然の残る里地里山を守っていこう!
そして、人も生き物も元気な里にしていこう!と頑張っています。
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一円玉くらいの大きさのハッチョウトンボ。とても貴重な希少種です。
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こんな小さなカエルも大事なのです。田んぼにいる嫌われ者の害虫で、お米の品質を下げてしまうカメムシを食べて退治してくれます。
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しらやまにはこんな大きなナマズもいますよ。大雨の日に増水した川から田んぼに迷い込んできました。
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里地里山保全推進員のフジナガちゃん。雨の日も風の日も黙々と仕事に励んでいます。
コウノトリは「人も生き物も元気な里」のシンボルです。
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コウノトリの「えっちゃん」。今いずこ…。
コウノトリがいるということは、ほかの生き物達も確かにそこにいてくれている“証(あかし)”なのです。

今日の「一途」の皆さんのライブを聞いて、ほんの短い時間でしたが、いろんな思いをめぐらせることが出来るとてもいい時間になりました。
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ライブ終了後「一途」のひげくまさん、どんちゃん、みっこさんと再会を祈りつつ記念写真。
ありがとうございました!!
コウノトリの放鳥に向けて、地元の気運も少しずつ高まってきました。
本物のコウノトリを見たことがある人はそんなしらやま・さかぐち地区でもまだまだ少数です。
一度は本物のコウノトリをこの目でみてみたい!!という方がまだまだたくさんたくさんいるのです。
今回はそんな声を受けて、越前市からの応援もあり、この度『コウノトリの郷めぐりツアー』が実現しました。

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さあ、出発です。大型と中型のバスで豊岡へレッツ・ゴー3匹!
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まずは「コウノトリの郷公園」です。
コウノトリ共生課の上田課長さまより豊岡市での取り組みの様子をお聞きしました。
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農林水産課の成田様から「コウノトリ育む農法」についてご説明いただきました。
短い時間でしたが、皆さん真剣にしっかり、お勉強されていました。
気になるカメムシ防除についても質問が。農家の悩みは同じなのです。
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コウノトリを見ながらお話をしていただいたのは、40年前に白山・坂口地区に飛来したくちばしの折れたコウノトリ「コウちゃん」を保護して下さった松島さん。「コウノトリ文化館」の名誉館長です。
直々にお聞きするお話には重みが有ります。
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雨の中たたずむコウノトリ。今日はじめてコウノトリを見た人はその大きさと美しさに感動していました。
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今度白山地区に建設されるものと同タイプのケージのある山本放鳥拠点にも行きました。
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ケージの周りの「コウノトリ育む農法」田でしょうか。
雨の中の草取り、お疲れさまです。
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ここでも上田課長に再度ご説明いただきました。何度もお世話になりました。
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「ハチゴロウの戸島湿地」では、佐竹さんのお話をお聞きしました。
野生のコウノトリ“ハチゴロウ”が選んだところは一体どんなところだったのでしょうか。
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湿地の観察塔から見える巣塔には、2羽の幼鳥がいました。
しばらくすると親鳥がやってきてご飯の時間でした。
豊岡では当たり前になっている姿ですが、しらやま・さかぐちでも、いつかこんな光景が見られるようになるのかな…。
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玄さんでおなじみの玄武洞にも行きました。こちらは青龍洞の前で。
実際に目の前で見てみると圧巻です。自然の造形美は素晴らしい。
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縁結び玄さんにもお参り。
これからもいいご縁がたくさん有りますように…。
コウノトリが自然豊かなしらやま・さかぐちを選んでくれますように…。

豊岡の皆様大変お世話になりました。
ありがとうございました!!

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