しらやま・さかぐち水辺の日記

水辺と生き物を守る農家と市民の会です。福井県越前市白山・坂口地区の里山を紹介します。

コウノトリ関係

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はじめに・・・この場をお借りして伝えさせて下さい。

今回、史上最悪最大の地震に見舞われてしまった地域の皆様へ、
なんと言っていいのか言葉もありません…。
月並みな言い方ですが心よりお見舞いを申し上げます。
大切ないのちをなくされた皆様のご冥福と、被災された皆様の一日もはやい復興を心よりお祈り申しあげます。

大きなことは出来ませんが、自分に何が出来るのかを考えながら、今あるいのちと時間を大切にして生きていくのが私たちの使命だと思います。


全国有機農業の集いin福井県越前市―第39回日本有機農業研究会全国大会・総会が3月12日〜14日の三日間に渡り開催されました。
一昨年の暮れに実行委員会が立ちあがり(構想はそれ以前からですから、)実に長い期間をかけて準備も進められていました。

「有機稲作農法について」、「食の安全安心について」のものや「種について」など計8つの分科会がありましたが、その中でも水辺とかかわりの深い「生き物との共生から有機農業を考える」というテーマの第7分科会を聴講しました。
(今は地震で大変な時かとお察ししますが)岩手県から養蜂家の藤原誠太氏「ミツバチと生物多様性について」発表されました。
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西洋ミツバチと日本ミツバチの違いや特性など、知らないことばかりでした。
人間の体には影響のない微量の農薬でもミツバチにとっては大きなダメージとなるそうで、(農薬を使用する)慣行農法の稲の花粉の中にも農薬が含まれていると、通常の5倍も多くのミツバチたちが死んでしまうのだそうです。
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『ミツバチ健康米』ミツバチが蜜を吸っても健康なのだから安全なんですネ。
最近、生き物たちが安全のバロメーターになっているお米や農産物が多く見られるようになって来ました。

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水辺の会の顧問でもある希少野生生物保護アドバイザーの長谷川巌氏は、ここ「越前市西部地域の生き物と共存する生態系保全活動の今までとこれから」について。

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コウノトリ呼び戻す農法部会会長の、恒本明勇氏の発表
始めてから2年目、まだまだ試行錯誤のこの取り組みの現状を伝えて下さいました。
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恒本さんの言葉『夢は見るもの、叶うもの』が大好きです。

有機農業と生き物は切っても切れない関係なんですね。

今まで気にすることの無かった小さな生き物達が生きていけること、そしてそれが大きなもののいのちをつなぎ、私たち人間も生かされているということ。
人間は大きな食物連鎖の中のつながりのほんの一部なんだということを学びました。
 
昨日越前市に飛来した、コウノトリえっちゃんの動画です。
 
2011年3月10日お昼ごろ、昨年4月1日から107日間越前市に滞在したコウノトリ「えっちゃん」(J0016)が越前市に帰ってきました。

今回は何日間の滞在になるか分かりませんが、また長期滞在してくれることを願います。

飛来地は昨年107日間滞在した越前市南部地域で、餌があることを覚えていたのかもしれません。

ちょっと警戒しているみたいですが、ストレッチをしたり、足に付いた泥が気になったのか、足を動かしたり愛嬌のあるところを見せてくれました。

 

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えっちゃんが帰ってきました。

昨年107日間越前市に滞在していたえっちゃんですが、その後、豊岡に帰ったり、長野県に飛んでいったり。
年末辺りからは、若狭の方にいったり、最近も若狭で確認されていました。

あちこち行ってもちゃんと越前市を覚えていてくれていたんですね。
嬉しい限りです。

折りしも、越前市西部地域(しらやま・さかぐち地区)でコウノトリ共生推進連絡協議会が明日設立されるという日に飛んでくるのが、えっちゃんたら、つぼを押さえていると思いませんか。

兵庫県外初にコウノトリの試験的放鳥が今年しらやまで予定されています。
現在、地元で静かに準備を進めているところです。

昨年は、新年度スタートした4月1日にしらやまに飛んできました。

今年もえっちゃんは、話題をあちこちに振りまいてくれそうです。

兵庫県外初のコウノトリの試験放鳥を控え、地元の方にも少しづつコウノトリへの理解を深めて頂こうと、都辺町いきいきサロンにお邪魔して、プチ出前講座に行ってまいりました。

さすがに大先輩方ばかりです。
40年前にコウノトリを見たことがある方はたくさんいらっしゃいました。
でも、その生態までは意外に知られていませんでした。

松の上に巣をかけて卵を温めているツルの絵柄の掛け軸がちょうど会場に掛かっていました。
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なんともおめでたい雰囲気の掛け軸ですが、これはあり得ない絵なのです。
ツルは松の枝に巣作りをすることはありません。
昔の人はツルをおめでたい鳥として描いていたようです。
ツルだと思われていた鳥が本当はコウノトリであることが多かったようです。

そんな話から始まり、懐かしい地元の写真を紹介しました。
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昔コウノトリが来ていた田んぼ付近の写真を見て「あっこ、いこい館の下のところやのぉ。」
昔の子ども達が、くちばしが折れて弱っているコウノトリ「コウちゃん」のためにドジョウなどの餌を集めている写真も。
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「あの帽子被ってない子は○○さんとこの子やわ。」と盛り上がっていました。

なぜ今「コウノトリ」なのか。
しらやま・さかぐちには、他所にはない物語があります。
40年前の、たった一羽のコウノトリに対する優しさや想いは、何年経っても変わることなく、確かに「今」に受け継がれています。
そして、これから先の世代を担う子ども達へと、「未来」へときっと繋がっていくことと思います。

今の、この小さな取り組みの一つ一つが、繋がって、いつかこの しらやま・さかぐちの大空をコウノトリが舞う日が必ずやって来ます。

そう信じています。


ブログランキングにご協力ありがとうございます!!
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越前市しらやま・さかぐち地区でのコウノトリの放鳥に向けてまた一歩前進です。

(詳しくはこちらをご覧下さい。 → http://www.fukuishimbun.co.jp/modules/news0/index.php?page=article&storyid=26528&storytopic=43

兵庫県以外での放鳥は初めてなので、慎重に進められているのだと思います。


ここでのコウノトリ放鳥は、まずはコウノトリをケージで飼育して、地域に慣れさせてから自然界に放すという方法がとられると思います。

コウノトリが来ることで、それぞれの立場の人がいろんな事を考えています。

地元の方からは、
「コウノトリが来たらたいへんやなー。『あれまくな、これするな。』とか言うてくるんやろぉ。」
なんて言われました。農作業を制限されるのではないかと心配されているようでした。

そりゃあ、出来れば、農薬もまかない方がいいし、自然な農法の方がいいし、コウノトリのことを静かに見守って欲しいとは思いますが、コウノトリも大切ですが農家さんの生活も大事です。無理は言えないのです。農家さんの生活がかかっていますから、「今までのやり方を変えて下さい!」とはいえないのです。

ただ、除草剤やカメムシの防除の為の薬とかを使う前に、「ちょっとだけ、ちょっとだけ」考えてみてもらえたらと思います。


しらやま・さかぐちは「コウノトリが舞う人も生き物も元気な里」を目指して、確実に前に進んでいます。


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