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  昨年の暮れにかけて 夫の年老いた長兄夫婦が相次いで亡くなりました。
冥福を祈るとともに
 
            それについて 不思議な感慨を持ちました。
  
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     最初に兄嫁である義姉が亡くなったんですが、
  それから
  2週間目に 突然長兄が急に血圧が下がり、脈も触れなくなったため
救急車で病院に運び込まれました。
 
  早くも兄嫁の義姉が迎えに来たと、甥や姪、親戚の者たちが一様に思いました。
 親戚の者が駆けつけ、点滴治療など功を奏してか、奇跡的に蘇り、
それまであまりものをたべていなかったせいか低栄養状態だったのが
持ち直してきたのです。
 
 しかし、80代半ばを過ぎ、高齢で臓器不全もあって、予断を許さない状態には違いなく
いつどうなってもおかしくない状態ですと、医者からは言われました。
苦しむだけの延命治療はしないという家族の意向も確認されました。
 
 それでも、病院に運ばれて少しでも状態が持ち直すと、医者というもの、病院というものは
捨ててはおけないらしく、次々と新しい治療や点滴を 確認書を取って続けました。
 徐々に 腹水や、肺がんの存在も発覚し、胸水も溜まって
 何度も危篤状態に陥り、夜中とか甥や姪、我々が駆けつけると
看護婦さんが みんなが来てくれたよ、と大きな声をかけたり、
姪が
「父さん、わたしだよ!」と呼びかけると しばらくすると
脈が触れだしたり、ほとんど測れないぐらい下がっていた血圧があがってきたりするので
生命力を感じたり、寿命というものがあるんだなとおもったりしました。
 
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  長兄と 私の夫は 親子ほど年が違っていて、年老いた両親に代わって
夫は小学校の時から親代わりで、経済的にもバックアップを受けて育ちました。
           
 
 
   長兄夫婦は とても仲が良くて…というか兄嫁が夫である長兄をとても頼りにしていて
  二人が休みの日は揃ってドライブに出かけたりで、旅行したりしてました。
 
  長兄は 学者でよく本を読み、 退官してからも
 時には昼夜逆転で 割とマイペースな生活をしておりましたが、
 義姉は どこに行くのも長兄と行きたい気持ちがあり、
年老いた兄が あまり出かけるのを喜ばなくなってからも 
一人で出歩くのが好きではありませんでした。
          
 
 近年、足がもろくなり、車椅子に頼るようになっていた兄は
ほとんど昼間も寝たり起きたりしていました。
 お兄さんは置いといて、お姉さんは 好きなところに出かけたり、気分転換を
した方がいいのでは、と周囲が声かけても
私は 主人をほっておいて、自分ひとり遊びに行ったりするような女じゃありません。」
というほど一途な女性でした。 
 
         
   義姉は 数年前から 物忘れがひどくなり、同じことを何度も聞いたり、不安がって あちこちに電話しまくったり
 夜間徘徊も出始めて あれこれ、認知症の症状も進んで、常時見守り介護が必要となりました。
 昨年施設入所に至りましたが、 入所して三か月もたたない間に転倒して 大腿骨骨折となり
緊急手術をしたのですが、そのあと検査で脳腫瘍のようなものが見つかり、そのせいでの転倒
だったのか今となってはわからないようですが、入院して一か月もたたないうちに
意識不明となり10日ほどで、帰らぬ人となりました。 
 
       
 お葬式で、あんなにお兄さんが大好きというか 長兄なしでは夜も明けないぐらいの
こだわりの人だったから きっと一人で旅立つということはなくて
連れに来るんじゃないかと親戚の者も冗談ともつかない口調で話し合っていました。
 
 そうして 先に書いた通り、2週間目に 突然、長兄が倒れた時はびっくりしました。
義姉がこんなに早く…!?と。
 
  しかし、その後も 何度も持ち直して、 義姉が迎えに来ても?
長兄の生命力や、現世への執着心みたいなものが強くあるのでは、と甥や姪は
言っておりました。 
 長兄の方は 意識はあって、夫が駆けつけて名乗ると深く何度もうなずいていました。
 次第に衰弱していくのが見えるのですが、それがいつなのかということはわかりませんでした。
 
 時に意識低下をおこし、うわ言のようなものを言ったり、呼吸が荒くなって酸素吸入を
しながら肩で息をして苦しそうなとき腕を上げて虚空をつかむというか振り払うようなしぐさを
何度かしていると 姪が 今 かあさんが、父さんの腕を引っ張っているかもしれない、とか
 半分冗談ともつかず 今この病室に母さんがいると思う、と言ったりしました。
  そのように姪が言っても おかしくないほど 長兄の状態は一進一退でした。
 
    80を半ばを過ぎた老夫婦でそれなりに、一線から退いてより、
甥姪の負担も長く続いておりましたので、子どもたちも事態を割と冷静にとらえてはいました。
 
 そして、臓器不全も進み、腹水や胸水も溜まっているのでいつどうなっても
おかしくないと状態となり、夜中に危篤と呼ばれ、病院に駆け付けたのも
一度だけではありませんでした。
 死に目には付き添いたいという姪も、一進一退を繰り返しているうちに
死期が近づいているものの、皆が都合がつかない夜、明け方に
姪が一時間だけ 仕事を休む段取りをしに病院を離れたすきというか
誰もいない間に長兄は息を引き取りました。
 姪が死に目に会えなくてごめんね、と涙を流しましたが、
その亡くなった朝は 義姉の四十九日の前日でした。
 
 皆がいないほんの一時間の間に、義姉はギリギリ、兄を連れていったんだなと
つくづく感じました。
 甥も 母の執念のようなものを感じると言っておりましたし、
姪も 「母はきっと父を連れて行くと思っていた」と言いました。
「母は亡くなってから 私の夢に全然出てこない、きっと 父を連れて行こうと必死で
ヒマがなかったんだと思うわ、」と。
 
 お兄さんは 可愛がっていた娘(姪)が傍にいる間はまだまだ死にたくないという
執着心があったのかどうか、持ち直し、持ち直し、 倒れてから一か月経過しておりました。
  なので 夜中に皆が集まった時にでも 甥と姪は私の夫に
「 今日じゃないような気がするので 仕事もあるし、叔父さまは帰ってください」、と
死の2、3日前にも言ったりするほどでした。
       
  四十九日までは 中宥?と言って亡くなった人の魂は  
 あの世とこの世を彷徨っていると聞いたことがあります。
お姉さんは きっとお兄さんを連れて行きたかったのかなと思います。
 
 姪が 
まだ、この世で 仕事がいっぱい残っている人は道ずれにしないで
連れて行って良いと思ったひとをつれていくらしいし、父は 母と一緒に
言ってよかったと思うといいました。
        
 一口に80代と言っても元気かくしゃくとしている人もいれば、
寝たり起きたり病気がちで 俗世間から遠く離れていた人なので
親族一同、仲の良い夫婦が一緒に旅立って良かったんじゃないかと
言い合いました。
 
  体が弱っていたとはいえ、特に今年中は どうにかなるとも思えなかった
兄夫婦がたった49日の間に相次いで亡くなったのは 
 何かこの世で生きている人間の目には見えない不思議な力を強く感じました。
       
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   よく仲の良かった夫婦が相次いで亡くなるとかいう話は聞きますが
  多分兄夫婦は仲がいいので 
 義姉が長兄を迎えに来るんじゃないかと 私自身も思っていましたが
 
    いざ本当にそうなってみると 不思議な気持ちでいっぱいです。
 
 
       お世話になった義兄夫婦の冥福を心から祈りたいと思います。 
 
 
 
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閉じる コメント(5)

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ホントに不思議なことですね。

『縁(えにし)』という言葉は元々は生きているもののためにある言葉だそうですが、『より深い縁』がそこにはあるのでしゅね。縁は因があっての縁…、そして選ぶことのできる縁が夫婦…。
人生とは縁の連続とも言いますが、よっぽど深い『因縁』がそこにあるのでしょうね。モチロン仏教で言う『因縁』です…

なんか、しみじみ考えさせられますね。

2014/1/6(月) 午後 0:30 SAM

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『縁(えにし)』という言葉は元々は生きているもののためにある言葉だそうで…そうなんですか、
多分兄夫婦もこの世で「深い縁」で結ばれていたのかと思います。
「選ぶことのできる縁が夫婦」、えっ、そうなの!?と思いましたが、確かに目に見えない糸の導かれて、とか言いますが 実は
選ぶのは昨今は当事者同士ですものね?

ちなみに SAMさんは奥様にお迎えに来てほしいですか?
…私は…来ないと思います。
現世での因縁はそれはそれで持ちつ持たれつだけど、来世は
お互い違う人とまた別の人生を歩めばお互い それはそれで
幸せではないかとも思えるし。
すぐに生まれ変わるかどうかはわかりませんが。

2014/1/6(月) 午後 5:27 水鳥

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> hos*i*k2ehc*さん
初めまして。久しぶりにブログを開いてびっくりしました。
身に余るお褒めのコメント、恐縮です…ですが私は人様の相談にのれるような器ではありませんし、お目にかかったことのない方にメールを差し上げたこともかってないように思います。
もしブログを立ち上げられましたら是非 教えてください。、
訪問させていただき、コメントさせてくださいね。
あなたのメールアドレスは 不特定多数のウェッブサイトでは心配なので 念のために削除させていただきますね。

2015/2/21(土) 午前 10:03 水鳥

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思わず初コメしちゃいました(*^^*)
最近読んだブログで1番気にかかってしまったので、思わずコメントしちゃいました(*´艸`*)
バイナリーって知ってますか?私のブログに結構詳しく書いてます♪
私のブログも「こうした方が良いんじゃない?」って事があればレクチャーお願いします★

2015/3/28(土) 午後 6:01 [ ゆうママ ]

水鳥さん、お元気ですか?
SAMさんの次に返しているコメントは恐らく次のコメント同様なりすましというものじゃないかと思います…が、それに真摯に対応している水鳥さんが愛おしく思いました(笑)
ふと思い立ってブログを訪れたら、なんとも興味深い記事で読み入ってしまいした。
不思議なできごとですね…。今更ながらですが、ご冥福お祈り致します。

2015/5/14(木) 午前 1:24 +。・゚まちゃん。*;。


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