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おじいちゃんの三回忌で、 母の故郷、長野・諏訪に行ってきました。 2年前、おじいちゃんが亡くなる直前に久しぶりに訪れてから、 葬儀、一周忌、そして今回と、また、諏訪が近くなった気がします。 結果的に地元の学校を卒業していない私には、“田舎”と呼べる場所がないから。 小さい頃にはよく遊びに行っていた諏訪は、 郷愁に近い、懐かしい感情が湧きあがる土地です。 その日の夕方。 「今ちょうど、ニッコウキスゲがきれいだよ」と教えてもらったので、 関東から参加した我が家3人と母の妹と従弟で、 霧が峰の車山まで行ってきました。 奇しくも3連休の中日。 諏訪方面から登っていく道はすごく空いていたのに、 山頂近くは、大・大・大渋滞! 蓼科に滞在している観光客たちかしら? しかも、肝心のニッコウキスゲは、道中ちょこんちょこんと点在してるだけで、 「こんなもんかな〜」と半分諦めていた、矢先。 湿原のような景色が目の前に飛び込んできたかと思ったら、 野原と空の間のゆるいカーブが、とてもとても鮮やかな黄色でした! 繁殖地近くの駐車場がすごく混んでて、渋滞も、ここのせいだった。 この、一面黄色を見せられたら、ね。 並んでも停めたくなるよね。 で、ひとしきり、散策です。 帰りしな、かわいいコテージ風の喫茶店で、ひとやすみ。 半世紀の歴史がある、宿泊も出来るお店だそうです。 牛乳が、めちゃくちゃ美味しくて。 吹き抜ける風が、とても気持ちよくて。 このお店。 名前が「ころぼっくる・ひゅって」 お店の名前の由来は、あとに載せるとして。 コロボックル。 私にも、とても懐かしい響き。 小さな頃、ヤマハ音楽教室で習って大好きだった歌。 「ソックス・コロボックル」を思い出しました。 実は。 今でも、歌えます。 歌詞、書いてみますね。 …思わず口ずさんだら、 お父さんも「オレも思い出してた」って。 よく、一緒に歌ったもんね。 まさか、今でも全部歌えるとは、自分でも思わなかったけど。 数年前、局でラジオ番組を担当していた時、 ふいにこの歌が懐かしくなって、番組でかけようと思って、 CDを随分探したけど、見つからなかった。 あまり有名な歌ではないのかな。 誰か、この歌を知ってる人がいたら、 もし、音源情報があったら、是非教えてください。 コロボックルという意味は、アイヌ語で「蕗の葉の下の人」、
つまり、蕗の葉の下に入るほど小さな人(妖精)ということです。 山小屋の名前をつける時、どんな名前にしたらよいかずいぶん迷ったものです。 ある日、何気なく手にした雑誌の中に、コロボックルという字が目に入りました。 何のことかわからないまま、山小屋の名前はこれだ!と決めました。 アイヌ語であることはすぐにわかりましたが、意味は知りませんでした。 詩人の石川啄木の親友であり、 アイヌ研究で高名な金田一京助さんにうかがって、理解できました。 蕗のことをアイヌ語で「コロコニ」と言います。 コロボックルの6文字の中には蕗、葉、下といった意味が含まれているのです。 不思議な偶然が起きました。 大昔、コロボックル・ヒュッテのある車山肩のあたりを 「コロボックル」と呼んでいたという風の便りがありました。 踊り場湿原のある池のくるみと霧ヶ峰最高峰の車山の中間。 沢渡の奥のあたり一帯をコロボックルと言ったなどという話が、 どこからともなく伝わってきました。実に神秘的な出来事です。 車山の肩あたりにコロボックルがいたなどということはないのですが、 黒曜石の一大産地が霧ヶ峰北麓にありますから、 この黒曜石とコロボックルは関係があるかもしれません。・・・ これを読んで、 私が知っているコロボックルとおそらく同じキャラクター(特に大きさ)だとは思うけど、 直接的な関連はないのかなぁと思い、お店の人には何も聞かずに帰ってきちゃった。 混雑していて、大変そうだったし。 今思えば、惜しかったかな。 おじいちゃんの魂、そして、 信州の大草原に咲くニッコウキスゲと、幼い記憶の中のコロボックル、に出逢った旅。 現実とファンタジーの間に、自然界の、ある種の凄みが存在します。 が。 私の記憶として取り込まれた瞬間から、それらは、すべて同じ次元のモノになる。 すべて、アタマの中で、ひとつの物語になる。 梅雨が明けたばかりのこの夏、最初の1ページ。 |

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空気が澄んでいるからかなぁ〜
自然の色彩が。。もちろん影を含めて
濃いですね♪
2008/7/26(土) 午前 10:54 [ kenkou197153 ]
霧ガ峰は、やはり霧が晴れる瞬間が一番似合いますね。
2008/8/16(土) 午後 0:41