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小水力発電

先日来より、「さる偉い人からの指示で、55分間原子炉への海水注入を止めた疑いがある。
この止めた事が原因で、原子力被害を更に大きくした。だからその偉い人はリーダーの資格が無い!すぐに降板せよ。」の声が聞こえる。
ところが実際は、復旧現場の所長の判断で、海水注入は止めて無かった・・・
情報も、まともには伝わってなかった(伝えられる状態では無かった?)・・・
巷の一実験屋として、非常に興味のあるところは、
この魔の55分間の海水注入中断と原子力被害拡大の因果関係を、これまで声高々に主張していた議員さんやマスコミ関係者は、本当は一体どう考えているのだろうか?
1.        中断したからこそ。被害を大きくした!
(ただ実際には、海水注入を継続していたにも関わらず、ここまで被害が大きくなっているのだから、今となれば恥ずかしい発言であるが、面子もあるので、ここは素直には自分の負けを認められない?)
2.        もし本当に中断さえしていれば、ここまでの被害は大きくならなかっただろう。
(これだと、むしろ中断を促したリーダーはむしろ偉い。政権は続行せよ!となるので、当時言っていた主張とは、矛盾する。)
3.        どちらとも言えない(本当は、最初からどちらでも良かった)
(いちゃもんをつけるのが最大の目的であったので、実際はどちらでも良かった。)
まあ、元々科学的根拠や真実はあまり重要視してなくて、政局や、野次馬・物見遊山レベルで彼らは発言していたのなら、むしろ原発事故以前に、頭がメルトダウンしているのでは?と懸念する。
あれから暫く経ち復旧現場からは、海水注入は止めてないことが分かると今度は、正確な情報を取れない危機管理体制が問題だ!に、論点を変えてきているが、最初の発言の是非を問題にしないことの方が、むしろ危機だと実験屋としては思うが、如何ものだろう。
Mも可搬型水車を用いた小水力発電の実験を行っているが、100Wの電気を起こすのでも結構しんどい。
イメージ 1横幅60cm深さ60cmの農業用用水路に水車を掛けて実験しているが、100W裸電球の負荷をかけると、水車(発電機)の回転スピ−ドは一気に落ちてしまう。
そういう意味で、原発の100kW級の発電能力とは凄まじいばかりだ。
人力発電機(自転車等で漕いで発電機を廻す)も、100Wの負荷を装着すると、坂道で自転車を漕いでいるような感じになり結構しんどい。
 
 
 対費用効果や安全対策、事故が起きたときの保険・補償費用?を考えると、ある意味、今の電気料金は安過ぎる?と考える。
ガソリン同様料金が上がれば、節約(節電)も考えるし、太陽電池パネルや小水力利用等も考えるだろう。
 ひるがえって、現場で活躍するエンジニアを育てる立場とすれば、やはりきちんと日頃から実験を行い、きちんと科学的根拠に基づいた判断力、洞察力を養うかが、いかに大切であるかを、今回は改めて知る機会となった。
そのためには、日々愚直なまでに実験を行い考える「今が大切」である。
合掌

 

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