重陽の節句を祝う

民の命を使って、国の平和が守られる、そんな道理は無いと思います

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思想は、具体的な状況の後に生まれるものではないでしょうか、

  ・ ・ ・ ・ 人々の 長年の 繰り返し の行為が後に民族の思想となる、私は、そう考えます。 

巻向遺跡の大量の桃は、中国の神仙思想と関わりがあるのではないか、という、発掘のニュースをみて、私は、少し訝しい思いをもちました。

その文では、巻向に遺跡を残した人々は、その神仙思想に基いた行為をしていた、言い換えれば、中国の当時の文明人と同じようなことを儀式としていた、と云っていると思います。

文字のない時代 (3世紀) に、その地の住民の殆どが、遠い国の思想を踏まえた儀式を粛々と遂行する、などということがあるでしょうか ?、

ちょっと考えても、その想像には無理を感じる、ミもフタも無い発想 と云うか、日本の古代のイメージを萎縮させてしまうようでさえある と、私には思われます。


日本人が書いた、日本の書 ( ー 神話)、『古事記』 に、桃が出てくる箇所があります。

黄泉の国から逃げてきた 伊邪邦岐の命 が、黄泉比良坂の坂本の地で 桃を三つ とって 後を追ってきた黄泉の国の軍勢に向かって撃つと、そこで漸く皆退散した、

と いう話しのところです。

黄泉の国 というのは、地下にある あの世 のことです。 あの世からの軍勢と云えば、さしづめ 死神のことでしょうか。

現実的に 死神 といって思い浮かぶのは、疫病 です。 疫病は沢山の人間を死に至らしめます。

伊邪邦岐の命 は、奴等 (死神) を退治してくれた 桃 に向かって言います。

 “これから ずっと、生き生き暮らす人間に禍が起きた時には 助けてよ” と。


このような話しから、日本人は、桃 には霊力がある と、いってきました。 (桃から生まれた桃太郎は鬼退治をします)。

巻向遺跡の大量の桃は、中国の神仙思想ではなく、この 『古事記』 にある話しと、関連があるのではないでしょうか。

穴に埋まっていた、という処に、地下 (黄泉の国) に向かって撃った という記述を彷彿とするものがあります。


ところで、疫病の万延を畏れて、大量に用意した のではないか と、考えた時、この 桃 は、当時に於いて、梅 によく似た性質の果樹だったのではないでしょうか。

梅 には、抗菌、消毒作用があります。


 ・ ・ ・ 梅の種と桃の種はよく似ています。(桃と発表されたものが、実は梅なのではないか と云うつもりは毛頭ありません)。







閉じる コメント(4)

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なるほど!

納得かつ面白いです。

2012/8/19(日) 午後 6:15 [ ニキタマの万葉集 ]

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親魂に逢う蔵書さん、コメント有難う御座います。
古墳発掘のニュースで、なかなか、古事記の記述に照らした見解が出てくることがありませんから、いつも、残念に思っています。

古代史の考察でも、中国、韓国贔屓な処があって、それも、私は面白くないと常々、思っています。

2012/8/19(日) 午後 11:17 五節句

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その点でも、今後気をつけることにします。
納得です。

2012/8/20(月) 午前 4:08 [ ニキタマの万葉集 ]

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親魂に逢う蔵書さん、いつも、有難う御座います。

2012/8/21(火) 午後 5:31 五節句

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