重陽の節句を祝う

民の命を使って、国の平和が守られる、そんな道理は無いと思います

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人の心、

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    青海原 ふりさけ見れば 春日なる  三笠の山に 出し月かも

国の違いや、上中下の違いがあっても、喜びや悲しみを覚える人の心は皆、同じ ー ー と、紀貫之は、この 阿倍仲麻呂 の歌を解釈しました。

それは、故郷で見る月と同じ月を異国の地で見て、望郷の念にかられる、・・・そういう歌だと思い込んでいた私には、とても意外な、驚きの解釈でした。


現代でも、世間には、様々な格差があります。 が、差別について、私達は訴えることが許されていて、生きて行く上で、けして、悲観的な事柄では無いと、思います。

紀貫之の考えを知って、一つ 思ったことは、彼が生きた社会には、人の差別、ということがあって、それを受け入れて生きて行かなければならないことが あった、のだなぁ、・・・・ということでした。


この絵を描いた、葛飾北斎は、幕末を知らない、封建社会に生きていた人です。 封建社会こそは、人の違いについて、何の文句も言うことの出来ない社会、です。

さすがに、そういう時代に居た人は、阿倍仲麻呂 の歌に、人の違い、ということを想うことはなかったようで、

波に映る月であれば、海を渡って、すぐにでも、故郷に帰ることが出来るのに 〜 〜 〜 、と、絵に表しているように見える、

つまり、葛飾北斎は、阿倍仲麻呂 の歌は、望郷の歌 と、解釈していたのだと思います。


ところで、聖徳太子の十七条の憲法にも、人の違いを憂いてはいけない、と、いうような、差別意識を否定する項目があります。

古代、日本が国となった時は、この国の人は、全ての民が平等に暮らす、という願いを持っていたのだと、思います。


私も、差別のある社会は、人を幸福にはしないと思います。


江戸時代は平和な時代ではありましたが、人の幸福、ということには、無頓着、だったのです。











・・・・・・・

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