高校教員です

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時評

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品位?

紀宮さまの結婚に伴い、国から支給される一時金の額を決める皇室経済会議が宮内庁で開かれたそうだ。一時金は限度額の1億5250万円,全会一致で決めたそうだ。

1億5250万円か…

都庁関係者によると、婚約者の黒田さんの年収は約700万円だそうだ。

700万円か…

一時金は、皇族が民間人になった後も元皇族としての品位を保持するために役立ててもらうという趣旨で支給されるそうだ。

品位はお金がないと保たれないものなのかなぁ
僕は,お金がないと保てない品位なんていらないな

母のことば

関脇琴欧州が快進撃を続けた大相撲秋場所であったが,優勝決定戦で朝青龍に敗れて優勝を逸した。NHKのニュースでブルガリアの両親のインダビューガ放映されていた。母親のことばが印象的だった。
大相撲で大活躍した息子への一言である。

「元気いてくれればそれでいい」

電波時計

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電波時計

ながく自分の腕時計をもたなかった(妻の婦人用腕時計を借用していた)が,昨日,ネット販売でカシオのソーラー電波腕時計を14000円で購入した。電波でソーラーでこの値段は安いと思う。届いて見ると思ったより少し重がったが,毎日,定時に5回電波を受信して正確な時刻を表示するというすぐれものである。

あれっ?…狂わないと時計ってそんなに何度も時刻合わせする必要があったかな?

少し疑問を持ちながらも,久しぶりのマイウォッチは嬉しいものである。
マイウォッチというと,寺山修司の映画での次のようなシーンを思い出す。

その夜、ぼくは家に帰ると母親に腕時計をねだった…
母…「時間はね、こうやって、大きな時計に入れて柱に掛けとくのが一番いいんだよ。みんなで同じ時間を持つことができるから、幸せなんだよ。腕時計なんかに入れて時間を外に持ち出そうなんて、とんでもない考えなんだからね」

売りにゆく柱時計がふいに鳴る横抱きにして枯野ゆくとき(寺山修司『田園に死す』)

今,僕の腕時計は電波によって全体の時刻と1秒も狂わないものになってしまった。人は,腕時計で自分の時間を外に持ち出しているうちに,知らない間に自分の時間が世界中の時間に溶けてしまって,自分の時間をなくしてしまったのだ。

狂わない電波時計を腕にする新たな時代の自我の崩壊(mizuta)

 バグダードで聖地巡礼に向かっていたイスラム教シーア派信徒がテロ情報を聞いてパニックを起こし、チグリス川に転落するなどして,1000人近くの人が死亡するという報道があった。事件の詳細は明らかではないが,シーア派の人々がパニックを起こす状況があったことは事実である。

 私はこのパニックを,イラクだけの問題として捉えてはならないと思う。全世界の人々の心の底に根づいてしまっている隠れた心の闇が,今回のバグダードの事件として象徴的に現れたと捉えるべきである。

 この事件は世界中の人々の深層心理に潜む「危機への恐怖」が生み出したものなのだ。「危機への恐怖」は,特に「飢餓への恐怖」が薄らいが豊かな国において顕著に見られるのではないだろうか。我が身を守ることは大切であるが,我が身を守るために他者をないがしろにすることが,実は我が身を大きな危険にさらしていることに気づかなければならないと思う。

愛?地球博

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これまであまり関心がなかったのだが,休みがとれたので「愛・地球博」に行ってきた。

ペットボトル
 弁当の持ち込みに関してはゴタゴタした後に解禁になったことは知っていたが,恥ずかしながらペットボトル持ち込み禁止は知らなかった。早朝コンビニで購入して,半分ほど飲んだお茶のペットボトルを入口で取られた。「なんでや?環境に配慮して?…」と思っていると,園内で販売していた。一つでよいところを二つ消費することになったのだから環境じゃないようだ。どうもテロ対策らしい。園内のごみ箱はペットボトルの山ではないか。これらはすべて発電に利用されるらしいが…何か「違う」ような気がした。

行列
 中に入ると,入場口検査のものものしさとがいっぺんに吹き飛ぶ様相,比較的空いている日だということだったがやっぱり夏休み,大混雑である。日本企業のパビリオンは軒並み2時間以上の行列,一瞬並んだがすぐにリタイヤ,「万博」なのでやっぱり万国のパビリオンへ行きましょう。

スペイン館
 建物のデザインが印象的なスペイン館に並んだ。並ぶこと40分,中にはいると「NHKの取材中」ということで,1から5の展示室をとばして6からお願いしますといわれ,6の部屋へ。セルバンテスのドン・キホーテをテーマにした展示室である。何がどうということはない。次はスポーツの部屋,写真とかカップやトロフィーがあるだけ。次は「人間の塔の祭」の映像を見る部屋,真ん中にゴムボートのような座りにくいソファーがあり,そこに座って観る。空調が涼しい部屋で快感!汗が引くまでボーと,以前テレビで観たことのある「人間の塔」をはらはらとしながら観る。そのあとも別に何ということもない展示室が1・2続き,そして出口へ。良かったのは涼しい空調だけでした。外観は良かったのに…

イタリア館
 気を取り直して向かいのイタリア館へ。約20分待ちの列をどんどん進んで中に入ると,広いスペースに美しい映像とさまざまな展示物が並ぶ。そして,メイン展示物である「踊るサテュロス」の部屋へ。前4世紀頃ギリシアの作品だそうだ。「踊るサテュロス」はもちろんすばらしいが,360度,周囲をめぐりながらサテュロスの影がまわりの壁に映し出される展示の仕方もすばらしい。古代の地中海に想いをめぐらせることができた。最後の大きな部屋は,イタリアの各州の特色を見事にコンパクトにまとめた展示室となっていて満足できるものであった。出口にはショップがあり2,100円の野球帽を買い,帽子をかぶって外へ。

昼飯は…
 一杯1,000円の割高の味噌カツ丼

アジア・アフリカのパビリオンたち
 アフリカ,アジアの各国のパビリオンを一国ずつ丁寧に見て回った。各国のお国柄と貧富の差を感じた。お金持ちのカタール館なんて,入口で無愛想なおばさんが切手シートを一人ずつに3〜5枚ずつくらい適当にばらまいていた。一方,ただひたすらにモノを売り続けているだけのような貧しい国もたくさんあった。万博は「いい金儲け」なのだろう。

イラン館
 チャイハネ(喫茶店)で熱いチャイ(200円)を注文。これはおいしかった。疲れたからだが癒された。

案内ロボット嬢 アクトロイド
 出口近くの案内所に,人間そっくりの案内ロボット嬢がいた。アクトロイドというらしい。名前も気持ち悪いが,このお嬢さん,本当に気持ち悪い。この気持ち悪さこそが,近代科学の本質なのであるということが実感できる代物だ。近代科学の本質を感じさせてくれるすぐれた企画である。

ひとにぎりの天才と…
 1日中,人混み(人ゴミ?)の炎天下と薄暗いパビリオンを出たり入ったりして疲れ果てた。夕方,夏の終わりを感じさせる心地良い風を感じながら出口へと向かった。人波の中を歩きながら,中学生時代に大阪万博(1970年)に行ったときのことがそのまま思い出された。35年間,科学技術は大きく進歩し社会は大きく変わったのであるが,万博に来場する人波の様相は全くといってよいほど変わっていないではないか。ひょっとすると,最初のロンドン万博(1851年)以来,一部の天才たちの努力よる技術の進歩や一部のエリートによって動いてきた世の中の変化とは裏腹に,民衆(人ゴミ)のあり方はほとんど変わっていないのかも知れない。ひとにぎりのスターと大多数の観衆としての凡人たち。悲しい気持ちで帰途についた。

「愛?地球博」

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