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建物調査診断 コンクリートの中性化診断 ■コンクリートの中性化とは コンクリートは強アルカリ性を持つ材料で、このアルカリ性が鉄筋を錆から保護することにより鉄筋コ ンクリートは耐久性が得られます。しかしながら、コンクリートは大気中の炭酸ガス(CO2)の作用に よりアルカリ性を失って(中性化)いき、コンクリートのアルカリ性が失われると鉄筋への保護機能が なくなるため鉄筋は錆はじめ、錆がさらに進行すると腐食し強度は低下します。 ■コンクリートの中性化は水・セメント比で決まる 中性化推定式で試算すると次のようになります。 水・セメント比60%の場合 1cm迄 7年、2cm迄 29年、3cm迄 65年 50%の場合 1cm迄13年、2cm迄 53年、3cm迄120年 鉄筋のコンクリートかぶり厚は、建築基準法では3cmとなっています。水・セメント比60%のコン クリートであれば、法定耐用年数は確保できることになります。また、水・セメント比が小さい程中性 化は遅くなります。 構造図面には水・セメント比が記載されていますので確認してみてはいかがてしょうか。 ■打放しコンクリートは塗装仕上げのものより3倍中性化が早く進む 仕上材には中性化抑止の効果があります。リシンは0.8、吹付けタイルは0.3という具合です。 ■ひびわれは躯体内部まで中性化させる 巾の大きいひびわれや壁を貫通しているひびわれは、ひびわれを通して躯体内部まで中性化していきま す。 中性化深度試験を行うと驚くような数値が出るケースがあります。このようなコンクリートは中性化試 験の他に、圧縮強度試験なども同時に行いコンクリートの性能を詳しく調べることが必要です。 |

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