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学士会館
少し古い写真ですが
ここが東京大学発祥の地で、いわば大学発祥の地となります
設計は高橋貞太郎と佐野利器の共同作品です
佐野利器は高橋貞太郎の恩師です
学士会館を造るにあたり、大正14年にコンペが行われ、高橋貞次郎の設計案が1等当選となり、昭和3
年に竣工しました
戦前までは、旧帝大出身の卒業生であった人たちが会員となっている組織でしたが、現在はレストラン
、結婚式場など、誰でも利用できます
学士会館は、終戦後進駐軍が接収した歴史をもっています
設計者 高橋 貞太郎 佐野 利器
竣工年 昭和3年
施工者 戸田組
構 造 鉄骨鉄筋コンクリート
所在地 千代田区神田錦町3
★日本の大学のルーツ
学士会館のある所は、東京大学発祥の地と先に書きましたが、この一帯、神田錦町は明治に入って学校が
いくつも建設された所です
安政3年(1856年)九段下で海外事情の調査や教育が行われたようです
この調所が、のちに神田一ツ橋に移り「洋書調所」となり、「開成学校」となり、開成学校からは東京大
学、東京外国語大学、商法学校(一橋大学)が発足しました
学習院大学(華族学校)もこの近くで発足しました
岩波書店の創始者である岩波茂雄が教鞭をとった、神田高等女学校もこの地区でした
明治の前半はこの地区が学問の中心地であったようです
★日本の野球のルーツ
明治4年に開成学校に招聘されたアメリカ人牧師・ホーレス・ウィルソン氏は、英語を教えつつ、日本に
初めて野球を伝えました
ホーレス・ウィルソン氏の野球殿堂入りを記念して建立された牌があります
設計者の高橋貞次郎の作品として、日本生命館(現・日本橋高島屋)、上高地ホテル、川奈ホテルなど優
れた作品を残しています
学士会館の設計図面は残されています
★ネガ有り 3−35 他1枚(4−31)★
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