建築士から見たマンションについての本音を公開します

DOM(ドム)一級建築士事務所です。マンションの調査診断、設計監理等コンサルをしています。マンションでのトラブルのご相談受けます

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シーズンで一番寒い季節となり、我が家も窓に結露がたくさん発生しています。

結露に関して最近意外な判決がでましたので皆さんに公表します。

築20年以上の中古マンションで結露がひどいため隠れた瑕疵として裁判で争った結果、隠れた瑕疵として認める判決がでました。

ここで問題となるのは、
買主が室内でガスストーブを使用し換気を十分せず生活したため結露が発生したことが主原因であったが
裁判所は断熱性能が不足していることが結露の原因とし、断熱性能の不足を雨漏れと同じく構造上の欠陥として隠れた瑕疵と認めてしまいました。

当時のマンションの一般的な断熱に関する設計者の知識、技術水準や断熱材料、換気設備を考えると断熱性能は低いことはあきらかで、当時は生活の知恵によりできるだけ結露を生じさせない生活方法により
対処してきました。

中古のマンション売買は原則として現況有し有形てあり、瑕疵担保責任は雨漏れ、シロアリの害、構造上主要な木部の腐蝕、給排水設備の故障に限定しており、結露は瑕疵担保責任に含まれないはず。

真冬に室内でガスストーブを焚き、換気を怠れば断熱性能の有無にかかわらず結露が発生するのは自明のことであり、生活の知恵を持たない人に売ってしまった売主に同情してしまう判決である。

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