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旧東京証券取引所
この界隈で昭和初期を代表する建物でしたが取り壊されました
それと同時にこの界隈の昭和初期の街なみも失われた
設計者 田中 正蔵(横河工務所)
竣工年 昭和2年
施工者 清水組(現・清水建設)・竹中工務店
構 造 鉄骨鉄筋コンクリート
所在地 中央区日本橋兜町1
旧東京証券取引所界隈 http://blogs.yahoo.co.jp/mk26813/47233323.html
http://blogs.yahoo.co.jp/mk26813/47191291.html
田中正蔵は、横河工務所の構造技術者であったようです
ウィキペディアでは、横河民輔を検索すると、東京証券取引所の設計についてかかれています
変形した敷地であるため、横河民輔のスケッチを実現させるため構造に苦労したことが書かれてい
ます
この建物の設計者は、横河民輔とするのか、田中正蔵とするのかについて、あえて田中正蔵として
います
円柱の台座の上に彫刻がありますが、彫刻家である斉藤素厳の作品です
この像は、「商業・農業・工業・交通」の像で、各2体・合計8体を設置
これらの作品は、彼の代表作と言われています
正面右側の像は男性で「工業」、左側の像は男性で「商業」です
「商業」像の左側の像は、女性で「農業」だとおもいます
そして、左側の一番奥の像は女性で「交通」だとおもいます
まさに、東京証券取引所と言う建物を象徴する作品であった
見たところ、これらの像はブロンズ像ではなく石造のように見えますが、実際は型をとって制作し
た彫刻ですから、私はコンクリートを流し込んで制作された彫刻ではないかと思います
そして、この作品は記念切手になっていることはご存知でしょうか
1978年に、東京証券取引所開設100年の記念切手にこれらの作品が描かれています
まさに、東京証券取引所の象徴であった
彼は、「構造社」を立ち上げ、彫刻と建築の融合を試みた先駆者の一人で、日本の近代彫刻におけ
る重要な彫刻家です
「交通」と「農業」のブロンズ像が小平市の斉藤素厳・彫刻の小径に展示されています
東京証券取引所にあった8体の像は、建物解体後の行方がネットではわかりません
こんなに有名な作品ですから、どこかに保管されているはずであると考えたい
建築と彫刻、そして装飾・・・建築が総合芸術として考えらて造られた時代の最後の建物であった
のではないかと思います
旧東京証券取引所市場館の建物が、同敷地内にありました
こちらの建物も昭和2年に竣工しています、設計は横河民輔です
旧東京証券取引所市場館 http://blogs.yahoo.co.jp/mk26813/47928692.html
日本近代建築総覧では、施工者は横河工務所となっていますが、清水組・竹中工務店のようです
★ネガ有り 上9−18B 下9−17B★
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