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写真を撮影した当時は、岩波書店の社屋として使われていました
竣工時は鉄筋コンクリート造の2階建てであったが、3階部分が増築されています
かなり前に増築された感じです
大正時代の初期の建物ですがモダニズム建築といえます
建物名称 東京商科大学研究室(通称・三井ホール)
設計者 遠藤 於莵
竣工年 大正5年
施 工 藤本 清次郎
構 造 鉄筋コンクリート
所在地 千代田区一ツ橋1−5
遠藤於莵は、明治37年に日本で最初に設計事務所を開設した建築家で、横浜に事務所を設けまし
た
日本で初めて鉄筋コンクリートによるビル、三井物産横浜ビルの設計者として有名ですが、彼の作
品で現存しているのは、この三井物産横浜ビルのみとなってしまいました
彼の作品の中で、この建物は、写真や文献はほとんど残されてなく、忘れ去られた建物となってい
ます
日本近代建築総覧では、施工者は藤本清次郎とされています
藤本清次郎は他に柳北小学校(台東区、大正15年)、小島小学校(台東区、昭和3年)、清島小
学校(台東区、昭和4年)、二長町小学校(台東区、昭和3年)、などの施工をしていますが、ど
の様な建設会社であったのかははっきりしていません
鉄筋コンクリート建築のさきがけとなった人であったにも関わらず、忘れ去られてしまったようで
す
この建物に関わる写真はネットでは公開されていませんので、この写真は遠藤於莵に関する貴
重な研究資料になるのではないかと思います
反対側から撮影した写真 http://blogs.yahoo.co.jp/mk26813/52279024.html
当ブログに掲載の遠藤於莵の作品
横浜の生糸検査所
三井物産横浜ビル
★ネガ有り 4−28★
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