建築士から見たマンションについての本音を公開します

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懐古写真館

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三越と伊勢丹が経営統合し、明日『三越伊勢丹ホールデングス』が誕生しますが   

今回は、30年くらい前に写した日本橋三越本館を記念に掲載します   

大正3年に建てられ、昭和10年に増改築された重厚感のある建物で、右隣りに写っている三井本館と昭

和初期の街並みを造っていました   

特に、三越本館の裏手である日本銀行側は、つい30年ほど前までは昭和初期の雰囲気が楽しめた場所

でした

設計は横河民輔で、三井のお抱え建築家であった彼は、三越本館の並びの三井2号館や三井三号館を設

計しています

三越は明治37年、日本で最初に「デパートメント宣言」を行い、日本初の百貨店となりました

設計者の横河民輔は、設計にあたりアメリカに渡り、アメリカのデパートメントをモデルに設計を行な

ったと言われています

日本で最初にエスカレーターを設置したり、高層の建物にするため店舗としては日本で初めてエレベータ

ーを設置するなど、当時東洋一のデパートであったようです

大学での講座で、ある設備の先生から、商業施設では日本で最初に冷房設備が付けられた建物であったと

聞いたことがあります

大正3年に建てられた最初の建物は、どのようなものであったのか・・・の資料は見あたりません

写真の建物の右側と左側のデザインの違いに気付かれたかと思いますが、多分左側が大正時代に造られた

ものと思います

関東大震災に耐えた、当時耐震性の高い建物であった

三越本館は日本の近代建築史の中で重要な建物なのです

日銀側からの写真  http://blogs.yahoo.co.jp/mk26813/48061719.html

設計者  横河 民輔

竣工年  大正3年(昭和10年に増改築)


★ネガ有り 6−3A★

日本銀行本店 

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日本銀行本店  

現在、日銀総裁が不在となっていますが、その日本銀行です   

辰野金吾がベルギー国立銀行を参考に設計し、明治29年に竣工しました   

辰野金吾の作品の中で現存する最も古い作品です  

日本銀行本店は一つの建物に見えますが、本館と別館により構成されています

本館は、下の写真の三井本館の先に写っているのが、日本銀行本館です  

本館は、辰野金吾の設計で明治29年に竣工しました

上の写真の建物が別館で、こちらは辰野金吾の愛弟子である長野宇平治が設計し、昭和13年に竣工しま

した

本館も別館も大変よく似ているため、どちらも辰野金吾の設計で明治の建物と勘違いしてしまいます

日本銀行本店は三井本館側が別館となります
 

正面側の写真  http://blogs.yahoo.co.jp/mk26813/48400135.html


★辰野金吾は、明治6年に工部省工学寮(後の工部大学校、現在の東大工学部)の第一回生として入学

 日本の近代建築の先駆者であった

 同級生には、曾禰逹蔵、片山東熊、佐立七次郎がいる

辰野金吾の作品及び長野宇平治の作品について、当ブロクでは多数掲載していますのでご覧ください





 

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慶応大学三田キャンパスにあるゴシック様式のレンガ造りの図書館旧館です 

図書館旧館は、国の重要文化財となっており、慶応大学を象徴する建物の一つとなっています

この建物は、慶応大学創立50周年の記念事業として造られ、明治45年に竣工しました

現在は、この写真を撮影した位置からは、新しい建物に遮られて、正門からは見ることは出来ません 

ゆえに、今では貴重な写真となっています 


設計者 曾禰中條建築事務所  

竣工年 明治45年

施工者 戸田組

構 造 レンガ積

所在地 港区三田2


曾禰逹蔵は、辰野金吾とともにジョサイア・コンドルに学んだ日本人建築家の第一期生である

丸の内の三菱オフィス街の基礎を築く

彼は、三菱を退社し建築設計事務所を設立したが、この建物が独立後最初の作品であったと言われていま

すが・・・

曾禰逹蔵は三菱を明治39年に定年退職し、同年に建築事務所を設立しています

この建物が独立後最初の作品であるとするにはその間長いブランクがありすぎます

彼ほどの建築家がその間作品が無いということはありえないことである


曾禰中條建築事務所の作品について、当ブログでは多数掲載していますのでご覧ください


★ネガ有り 3−34★

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旧大日本印刷ビル  

銀座7丁目のこの一帯はバブル前までは昭和初期の雰囲気が楽しめた一角でした   

大日本印刷ビルはアールデコ調の建物で、銀座の裏通りにマッチした建物でした

4階の柱面に、テラコッタタイルを市松模様に貼っています

また、窓枠周りにもテラコッタを使っていて、昭和初期の建物の雰囲気が楽しめる建物です

しかしながら、昭和初期の建物として違和感がどうしても感じてしまいます

その理由は蛇腹がこの建物に無いからかもしれません

写真を見ると、屋上に1階増築をしていますので、増築の際蛇腹を撤去したのかもしれません

竣工当時、このビルは「秀英社ビル」と呼ばれていました

大日本印刷の前身は「秀英社」で、ビルの竣工時はまだ秀英社であった

この建物の設計者ははっきりしていません、文献も資料もないまま忘れ去られてしまったようです


建物名  旧秀英社ビル

設計者  宮内初太郎

竣工年  昭和2年

施工者  宮内初太郎

構 造  鉄筋コンクリート

所在地  中央区銀座7−7−3


PS

ピニンP4さんより、この建物について貴重な情報をいただきました

この建物の設計者は、宮内初太郎であることがわかりました

竣工年は昭和2年とのことですので、私の調査結果と同じとなっています

PS

日本近代建築総覧を調べた結果、旧ビル名、設計者、竣工年及び施工者ともブランクになっています

今までわからなかったことが、ピニンP4さんによりわかりました

この建物について、もっといろいろな情報が集まることを願っています


宮内初太郎は、横浜海岸教会(設計は雪野元吉)やフェリス女学院を施工した宮内建築事務所です

宮内建築事務所の作品

横浜海岸教会  http://blogs.yahoo.co.jp/mk26813/48341165.html

フェリス女学院 http://blogs.yahoo.co.jp/mk26813/47508990.html 


★ネガ有り 7−18★ 

川越の蔵と町屋

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昔の質屋さんは袖蔵を持つものが多いが    

この質屋さんも町屋の造りで袖蔵を持つ一般的な造りの質屋さんです   


★ネガ有り 35−28★


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