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DOM(ドム)一級建築士事務所です。マンションの調査診断、設計監理等コンサルをしています。マンションでのトラブルのご相談受けます

第三者監理

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NPO消費者住宅塾でただ今戸建住宅の第三者監理をしていますが、今日は目を疑うような工事がありま

した。

2階のバルコニー床の合板を留める釘の位置がずれて根太に全くささっていない。

リビングにガスカランがあるが、ガス配管のため土台を貫通させており、断面の1/3欠損。

壁のグラスウール断熱材は防湿フィルムの留め方は不適切

1階床のPS配管貫通部は大きな隙間があり断熱材の補修はなし などなど

これらは仕上材で隠れてしまい、出来上がってからは見えないため造り手はどうでもよいと考えているの

ではと、つい疑ってしまう。

これから家を建てる人、今建てている人は現場をよく確認してみて下さい。

パワービルダーの一建設は、昨年建売住宅の耐震強度不足の棟数を681棟と発表していたが、今日の新

聞では1269棟で全物件の5%と判明した。

建売や設計施工で住宅を建てる場合、チェック機能が働いていないことがはっきりわかったことと思う。

安心できる住宅を手に入れるには設計事務所に設計監理を依頼するか、第三者監理を依頼することしかあ

りません。

横浜市との協働事業として「NPO消費者のための住宅塾」では消費者向けセミナーを開いたり、耐震に詳

しい一級建築士がセミナー後に無料の相談に応じています。

イメージ 1

NPO消費者住宅塾より戸建木造住宅の第三者監理を依頼され軸組み検査を行いました。軸組み工法であ

るが耐震設計は外壁の構造用合板により行っていましたが、合板の縁から釘までの距離、すなわち縁端距

離が1cm未満(5d未満:dは釘の径)がみられました。

ビルダーの社内基準では2cmとのことなので早速ビルダーに確認してもらい、縁端距離が少ない釘は増

し打ちしてもらうことになりました。

縁端距離が少ないと地震時のせん断力に対し釘部の構造用合板がせん断破壊してしまい、耐力壁としての

強度が減少してしまいます。

ビルダーに社内検査の有無を確認したところ、社内検査はしていないとのことなので、大手ビルダーであ

っても品質チェックは専門家の第三者に依頼することをお勧めします。



設計住宅性能評価書を売買契約しても渡さない業者がいますので要注意。

業者いわく、建設住宅性能評価書は渡すつもりでいました!

先日、建売住宅を青田で契約した方よりNPO経由で第三者監理を依頼されました。契約書類を拝見して

なんと「見本」とスタンプが押された住宅性能評価書らしき物が添付されており、中身を見たら等級がマー

キングされてない、単なる解説であった。

住宅性能評価書は新築住宅の請負契約や販売契約に添付すると評価書の記載内容が契約されたものとみな

されます。

住宅性能評価を受けた住宅は紛争処理機関を利用でき、1万円の安い手数料でかつ迅速な支援がうけられ

ます。但し、建設住宅性能評価書まで交付されないと利用できません。

消費者も勉強しないと折角できた良い制度も利用されないことになってしまいます。

■なぜ監理者(管理者では無い)が必要なのか

   建築基準法では、建築主は建築士である工事監理者を定めなければならないと決められています。
   
工事監理者は建築主に代わって設計図面通りに工事が正しくおこなわれているか、現場をチェッ
   クする重要な責任があります。

■監理の実情

   マスコミなどで報道されているように欠陥住宅・手抜き工事による被害が増加しています。被害
   の増加に伴い建築トラブルによる訴訟も増加しています。
   
   住宅メーカーや工務店、建築条件付土地などで住宅を設計施工で依頼する場合や建売住宅では施
   工業者が配下の設計事務所に設計・監理をさせるため本来の工事監理の機能は働きません。

   日常的に欠陥住宅・手抜き工事が起きてしまうのは監理が有名無実化していたり名義貸し(監理
   義務違反)などにより正しく行われていないからです。

   欠陥住宅は図面通りに工事が行われていれば防止されるわけではありません。実益を無視した性
   能の劣る設計や設計者のうっかりミスも実は欠陥住宅やトラブル(設計瑕疵)の原因となってい
   るのです。

■第三者監理のメリット

   設計事務所に設計監理を依託すると建築費の10%程度の費用がかかりますが、第三者監理を活
   用することにより安い費用で欠陥や手抜き工事の無いマイホームを手に入れることができます。

   施工会社や設計者と利害関係の無い専門知識を持つ第三者(一級建築士)が建築主の代理人とし
   て設計図書(設計図面、構造計算書、仕様書、工事請負契約書など)から工事までチェックしま
   す。特に、完成して見えなくなる個所は専門家のチェックを受ければ安心です。

   検査結果や写真の入った報告書は将来中古住宅として売る場合、信頼のある取引の一助となりま
   す。

■第三者監理の内容

   第三者監理は設計図面や構造計算書をチェックし著しく性能の劣る設計や設計ミスを防止すると
   ともに、基礎や建物の骨組み、断熱材などの完成して見えなくなる部分を中心に、各工事のポイ
   ントを重点監理します。

   検査結果や写真の入った報告書を作成しますのでマイホームの大切な記録となります。
   当事務所では建て主のご要望に応じたメニューを設けています。

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